WEB総合検査案内 掲載内容は、2025 年 4 月 1 日時点の情報です。

項目
コード
検査項目 採取量(mL)

遠心

提出量(mL)
容器 安定性
保存
方法
検査方法 基準値
(単位)
実施料
診療報酬区分
判断料区分
所要日数

25972

ヒ素 (As) 〈尿〉arsenic

3K135-0000-001-274

随時尿
5

冷蔵

還元気化原子吸光法

μg/L

20~29日

項目
コード
検査項目

25972

ヒ素 (As) 〈尿〉arsenic

3K135-0000-001-274

採取量(mL)

遠心

提出量(mL)
容器 安定性
保存
方法
検査方法
随時尿
5

冷蔵

還元気化原子吸光法
基準値
(単位)
実施料
診療報酬区分
判断料区分
所要
日数

μg/L

20~29日

備考

項目

  • 48時間以内にシーフードを食べないようにご注意ください。

容器

  • ※チャート参照:ヒ素、タリウムの尿提出容器

基準

  • 産業衛生関連検査としてご依頼の場合の基準値は、チャート参照:産業衛生関連検査一覧
  • 本検査は「*33」へ再委託をいたします.

チャート

ヒ素,タリウムの尿提出容器
産業衛生関連検査一覧

検査項目解説

臨床的意義

ヒ素の直近の暴露状況を調べる検査

 ヒ素(As)は窒素族元素の一つであり土壌や水中といった自然界にも広く存在している。そのため飲料水や様々な食品にも微量のヒ素が含まれ、生体中にも含まれているが生命維持に必須な元素とも考えられている。

 生体に取り込まれたヒ素の大部分は速やかに尿中に排出されるため海産物やコメには極微量のヒ素化合物が含まれているといわれているが健康影響は認められていない。

 多くの有機ヒ素化合物が存在するがメチルアルシン酸、ジメチルアルシン酸、ギフェニルアルシン酸などは除草剤や医薬品にも使用される。

 ヒ素はリポ酸を補酵素とするピルビン酸脱水磯酵素やαケトグルタル酸脱水素酵素の代謝酵素を阻害するため毒性が極めて強くヒ素およびヒ素化合物は毒物として指定されている。この毒性は化学形態により大きく異なることが知られている。

 高濃度のヒ素を摂取した場合、急性中毒症状としては口渇。発熱、腹痛、嘔吐、下痢、筋肉痛など多岐にわたり多臓器不全を起こすこともある。

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