WEB総合検査案内 掲載内容は、2025 年 4 月 1 日時点の情報です。
項目 コード |
検査項目 | 採取量(mL)
遠心 提出量(mL) |
容器 | 安定性 保存 方法 |
検査方法 | 基準値 (単位) |
実施料 診療報酬区分 判断料区分 |
所要日数 |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|
26733 |
抗ガラクトース欠損IgG抗体 (CA・RF)anti-galactosyl IgG antibody5G166-0000-023-053 |
遠心
|
01 ↓
02 |
4週 凍 |
ECLIA | AU/mL 6.0 未満 |
114 D014 7 免疫 |
3~5日 |
項目 コード |
検査項目 |
---|---|
26733 |
抗ガラクトース欠損IgG抗体 (CA・RF)anti-galactosyl IgG antibody5G166-0000-023-053 |
採取量(mL) 遠心 提出量(mL) |
容器 | 安定性 保存 方法 |
検査方法 |
---|---|---|---|
遠心
|
01 ↓
02 |
4週 凍 |
ECLIA |
基準値 (単位) |
実施料 診療報酬区分 判断料区分 |
所要 日数 |
---|---|---|
AU/mL 6.0 未満 |
114 D014 7 免疫 |
3~5日 |
備考
- 本検査は「*37」へ再委託をいたします.
診療報酬
- 保険名称:自己抗体検査/抗ガラクトース欠損IgG抗体定量
- 実施料:114
- 診療報酬区分:D014 7
- 判断料区分:免疫学的検査
「リウマトイド因子定量」、「IgG型リウマチ因子」、「免疫複合体」、「CA・RF」および「MMP-3」のうち3項目以上を併せて実施した場合には、主たる2項目のみ算定ができます。
「リウマトイド因子定量」と同時に測定した場合は、主たるもののみ算定ができます。
「抗CCP抗体」と「IgG型リウマチ因子」、「免疫複合体」、「CA・RF」および「MMP-3」のうち2項目以上を併せて実施した場合は、主たるもののみ算定ができます。
容器
参考文献
山田雄二, 他: 基礎と臨床 31, 81, 1997.
検査項目解説
臨床的意義
関節リウマチにおいて増加。従来のリウマチ因子よりも活動性を鋭敏に反映し、高い陽性率を示すといわれる。
抗ガラクトース欠損IgG抗体は、関節リウマチ(RA)患者血中のIgG糖鎖の構造解析の成果をもとに確立されたリウマチ因子を検出する検査である。
RA患者由来のIgG糖鎖は、健常者のIgGに比べてガラクトースが顕著に欠損しており、こうした構造異常がRAの発症やリウマチ因子の産生に関与する可能性が示唆されている。
すなわち、ガラクトース欠損IgGはRA患者血中に出現するリウマチ因子のより良いreactantと考えられる。これに加えて、(自己抗体としての)免疫グロブリンに共通の糖鎖部分を認識するビオチン化レクチンの結合を介したアビジン-ビオチン系酵素免疫測定法を採用することにより、IgMだけでなくすべてのグロブリンクラスのリウマチ因子検出が可能になっている。
抗ガラクトース欠損IgG抗体は、従来法に比べて高い陽性率ならびにRA活動性との良好な相関を示し、
1. 早期RA、あるいは従来法にて陰性のセロネガティブRA患者の診断
2. RA患者の疾患活動性の評価
に有用な指標として期待されている。
【高値を示す疾患】
関節リウマチ
関連疾患
M06.9.2:関節リウマチ → M05-M14:炎症性多発性関節疾患
※ ICD10第2階層コードでグルーピングした検査項目の一覧ページを表示します.