WEB総合検査案内 掲載内容は、2025 年 4 月 1 日時点の情報です。

項目
コード
検査項目 採取量(mL)

遠心

提出量(mL)
容器 安定性
保存
方法
検査方法 基準値
(単位)
実施料
診療報酬区分
判断料区分
所要日数

27625

曜日指定

フローサイトクロスマッチ検査lymphocyte cross-matching

5K210-0000-098-662

5K210-0000-098-662

単独検体複数検体

レシピエント

および

ドナー

 

 

 

冷蔵

 

冷蔵

フローサイトメトリー法

4~7日

項目
コード
検査項目

27625

曜日指定

フローサイトクロスマッチ検査lymphocyte cross-matching

5K210-0000-098-662

5K210-0000-098-662

採取量(mL)

遠心

提出量(mL)
容器 安定性
保存
方法
検査方法

単独検体複数検体

レシピエント

および

ドナー

 

 

 

冷蔵

 

冷蔵

フローサイトメトリー法
基準値
(単位)
実施料
診療報酬区分
判断料区分
所要
日数

4~7日

備考

項目

  • 受付曜日:月~金曜日(休日とその前日は受付不可)

検体

  • 必ず専用検体としてご提出ください。
  • 複数検体でご提出ください。

検体1

  • ※レシピエントの提出材料は全血2mL/冷蔵(容器番号03)

検体2

  • ※ドナーの提出材料はEDTA加血液7mL/冷蔵(容器番号89)もしくはヘパリン加血液9mL/冷蔵(容器番号10)

「細胞性免疫検査」分野共通の特記事項

  • [お願い]細胞性免疫検査をご依頼の際は、専用依頼書をご使用ください。また、注意事項がありますので、「細胞性免疫検査のご依頼について」(チャート参照)をご確認ください。
  • 本検査は「*39」へ再委託をいたします.

検査項目解説

臨床的意義

臓器移植、造血細胞移植、輸血、妊娠などの非自己タンパクによる刺激に関して、拒絶因子の抗HLA抗体の早期発見のために行う。

[抗HLAスクリーニング検査]
 臓器移植、造血細胞移植、輸血、妊娠などの非自己タンパクによる抗体産生刺激を受けた場合、レシピエント血中において移植拒絶因子と目される抗HLA抗体を持つ可能性がある。本検査では、拒絶因子の抗HLA抗体の早期発見を図る。移植前に本検査を通して拒絶因子が検出された場合は、脱感作療法を行い抗体を抑えてから移植を行う必要がある。移植後にもその拒絶因子の動きを本検査を通してモニタリングすることで、拒絶回避に向けた治療方法の検討に用いることができる。また、HLAミスマッチ移植の場合は術後に拒絶因子である抗HLA抗体が産生されることもあり、これらを予防・管理するためにも本検査は有用とされている。

[抗HLA抗体シングル同定]
 移植前および移植後の患者に抗HLA抗体が検出された場合、その抗HLA抗体の抗原の種類を同定することで、それがドナー特異的であるかどうか判別できる。ドナー特異的抗体であった場合、移植片が拒絶される可能性が高くなるため、同定検査はできるだけ早急に行われることが望まれる。本検査を用いて抗HLA抗体がドナー特異的抗体(DSA)であるかを確認することができる。(リプロセル社ホームページより改編)

[フローサイトクロスマッチ検査]
 ドナーリンパ球とレシピエント血清を反応させ、これに抗ヒトIgG抗体を蛍光染色させることで、フローサイトメトリーを用いてドナー特異抗体(抗リンパ球抗体)を陽性反応として検出する。臓器移植において、レシピエントがドナー特異抗体をもっていると、Antibody mediated rejectionにより免疫療法によるコントロールが困難とされている。移植前に、レシピエント中のドナー特異的抗体の有無を解析することで、このようなリスクを回避することにつながると考えられている。(リプロセル社ホームページより改編)

【陽性を示す疾患】

移植臓器及び組織の不全及び拒絶反応

関連疾患

T86:移植臓器及び組織の不全及び拒絶反応 T80-T88:移植関連の疾患
※ ICD10第2階層コードでグルーピングした検査項目の一覧ページを表示します.

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