WEB総合検査案内 掲載内容は、2025 年 4 月 1 日時点の情報です。
項目 コード |
検査項目 | 採取量(mL)
遠心 提出量(mL) |
容器 | 安定性 保存 方法 |
検査方法 | 基準値 (単位) |
実施料 診療報酬区分 判断料区分 |
所要日数 |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|
27646 |
NCCオンコパネルシステムOncoGuide NCC oncopanel system8D001-9957-070-966 8D001-9957-019-966 |
複数検体
および
|
30
13 |
常温
冷蔵 |
次世代シークエンス法 | 44000 D006-19 遺染 |
15~25日 |
項目 コード |
検査項目 |
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27646 |
NCCオンコパネルシステムOncoGuide NCC oncopanel system8D001-9957-070-966 8D001-9957-019-966 |
採取量(mL) 遠心 提出量(mL) |
容器 | 安定性 保存 方法 |
検査方法 |
---|---|---|---|
複数検体
および
|
30
13 |
常温
冷蔵 |
次世代シークエンス法 |
基準値 (単位) |
実施料 診療報酬区分 判断料区分 |
所要 日数 |
---|---|---|
44000 D006-19 遺染 |
15~25日 |
備考
診療報酬
- 保険名称:がんゲノムプロファイリング検査
- 実施料:44000
- 診療報酬区分:D006-19
- 判断料区分:遺伝子関連・染色体検査
標準治療がない固形がん患者または局所進行もしくは転移が認められ標準治療が終了となった固形がん患者(終了が見込まれる者を含む。)の固形腫瘍の腫瘍細胞を検体とし、包括的なゲノムプロファイルの取得を行う場合に、検体提出時に患者1人につき1回に限り算定できます。また、関連学会の化学療法に関するガイドライン等に基づき、全身状態及び臓器機能等から、当該検査施行後に化学療法の適応となる可能性が高いと主治医が判断した者に対して実施する場合に限り算定ができます。
NCCオンコパネルシステムを行い、得られた包括的なゲノムプロファイルの結果について、当該検査結果を医学的に解釈するための多職種(がん薬物療法に関する専門的な知識および技能を有する医師、遺伝医学に関する専門的な知識および技能を有する医師、遺伝カウンセリング技術を有する者等)による検討会(エキスパートパネル)での検討を経た上で患者に提供し、治療方針等について文書を用いて患者に説明した場合に患者1人につき1回に限り、がんゲノムプロファイリング評価提供料として12000点が算定できます。
チャート

容器
参考文献
Kato, M. et al.: Genome Med. 10, 44, 2018.
Tanabe, Y. et al.: Molecular Cancer 15, 73, 2016.
検査項目解説
臨床的意義
日本人のがんで多く変異が見られる114の遺伝子変異を次世代シーケンサーを用いて調べる。
NCCオンコパネルシステムは、2019年6月1日付けで保険適用を受けたOncoGuide. NCCオンコパネルシステムを用いて、日本人のがんで多く変異が見られる114の遺伝子変異を次世代シーケンサーを用いて1回の検査で調べることが可能である。
当該検査ではNRG1遺伝子やRHOA遺伝子など日本のがん患者で変異が見られる遺伝子も測定対象となっており、小児がんを含む固形がんに起きている遺伝子の変異を網羅的に調べることで、診断や抗がん剤の選定など治療方針決定に有用な情報を得ることが可能となる。
本検査は、がんゲノム医療中核拠点病院、がんゲノム医療連携病院およびそれに準ずる医療機関として指定を受けている保険医療機関で実施することができる。
【陽性を示す疾患】
悪性腫瘍
関連疾患
C80.9.7:悪性腫瘍 → C76-C80:その他の部位不明腫瘍
※ ICD10第2階層コードでグルーピングした検査項目の一覧ページを表示します.