検査項目解説 掲載内容は、2023 年 5 月 1 日時点の情報です。

増殖因子・サイトカイン

項目コード 検査項目 分類 実施料
判断科区分
所要日数

05448
4Z305

血管内皮増殖因子 (VEGF)

血管内皮細胞に特異的に作用して、増殖や新生にあずかり、癌細胞に血流を与える因子。固形腫瘍患者で増加。

研究検査
増殖因子・サイトカイン

02216
5J050

インターフェロン-γ (IFN-γ)

抗ウイルス活性をもつ蛋白。炎症における生体反応の指標。B、C型肝炎の治療薬としてもよく使われている。

研究検査
増殖因子・サイトカイン

3~17日

27657
5J011

腫瘍壊死因子-α (TNF-α)

腫瘍壊死作用をもつサイトカイン。炎症反応のメディエーターの一つ。

研究検査
増殖因子・サイトカイン

05252
5J062

インターロイキン-1β (IL-1β)

代表的なサイトカイン。多くの免疫担当細胞に多彩な生理活性を及ぼす。

研究検査
増殖因子・サイトカイン

02502
5J070

インターロイキン-2 (IL-2)

抗原刺激によりT細胞から分泌されるサイトカイン。さまざまな自己免疫疾患や骨髄増殖性疾患で上昇する。

研究検査
増殖因子・サイトカイン

05255
5J130

インターロイキン-6 (IL-6)

B細胞の分化誘導因子として発見。多発性骨髄腫の悪性細胞増殖因子で、さまざまな炎症性疾患や自己免疫疾患に関与。

研究検査
増殖因子・サイトカイン

04165
5J140

インターロイキン-8 (IL-8)

炎症性サイトカインなどの刺激により産生される白血球遊走因子。非感染性の炎症性疾患とも関連。

研究検査
増殖因子・サイトカイン

27109
5J150

インターロイキン-10 (IL-10)

Th2細胞で産生される抗炎症性のサイトカイン。Th1細胞のサイトカイン産生を抑制する働きを持つ。

研究検査
増殖因子・サイトカイン

02751
5J160

インターロイキン-12 (IL-12)

マクロファージや多核白血球、樹状細胞などで産生され、NK細胞活性を増強させるサイトカイン。

研究検査
増殖因子・サイトカイン

07422
5J201

顆粒球コロニー刺激因子 (G-CSF)

顆粒球産生促進作用があり、好中球機能を高める働きをもつ糖蛋白。骨髄移植時の治療には薬剤として投与される。

研究検査
増殖因子・サイトカイン

05449
5J230

MCP-1

単球の活性化因子として発見された蛋白。単球以外へもさまざまな作用をもち、炎症の際、リンパ球の組織浸潤を促す。

研究検査
増殖因子・サイトカイン

「研究検査」分野共通の特記事項

  • [ご注意]「研究検査」として掲げる各項目は研究用のため、定常的には検査を実施していません。詳細は、別冊の『研究検査ガイド』をご参照いただくか、または営業担当者にあらかじめお問い合わせください。

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