WEB総合検査案内 掲載内容は、2025 年 4 月 1 日時点の情報です。
項目 コード |
検査項目 | 採取量(mL)
遠心 提出量(mL) |
容器 | 安定性 保存 方法 |
検査方法 | 基準値 (単位) |
実施料 診療報酬区分 判断料区分 |
所要日数 |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|
03860 |
遊離テストステロンfree testosterone4F070-0000-023-005 |
遠心
|
01 ↓
02 |
2カ月 凍 |
RIA(チューブ固相法) | pg/mL |
包括159 D008 29 生Ⅱ |
2~5日 |
項目 コード |
検査項目 |
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03860 |
遊離テストステロンfree testosterone4F070-0000-023-005 |
採取量(mL) 遠心 提出量(mL) |
容器 | 安定性 保存 方法 |
検査方法 |
---|---|---|---|
遠心
|
01 ↓
02 |
2カ月 凍 |
RIA(チューブ固相法) |
基準値 (単位) |
実施料 診療報酬区分 判断料区分 |
所要 日数 |
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pg/mL |
包括159 D008 29 生Ⅱ |
2~5日 |
備考
依頼
- 性別、年齢を必ず明記してください。
検体
- 午前中(9~12時)に採血してください。
基準
- チャート参照:「遊離テストステロン」基準値
診療報酬
- 保険名称:内分泌学的検査/遊離テストステロン
- 実施料:包括159
- 診療報酬区分:D008 29
- 判断料区分:生化学的検査(Ⅱ)
チャート

容器
参考文献
Van Uytfanghe, K. et al.: Clin. Biochem. 38, 253, 2005.
検査項目解説
臨床的意義
最も活性の強い男性ホルモン。大部分は生物活性のない蛋白結合型として血中に存在するが、本検査は活性を持つ遊離型のみを定量。
テストステロンは最も活性の強い男性ホルモンであり、その大部分(97%以上)が性ホルモン結合蛋白(SHBG)と結合している。また、親和性は弱くアルブミンとも結合しているが、いずれにしてもタンパク結合型には活性はない。
従来のテストステロンはタンパク結合型と遊離型をあわせて測定するため、肝疾患、甲状腺疾患や肥満など結合タンパクの増減に影響される問題があった。遊離テストステロンはこれを解決するものであり、結合タンパクとの動態をみる上では両者のコンビネーション測定にも意義がある。
総テストステロンと比較して、遊離テストステロン値の老齢男子における低下は顕著であるが、これは結合タンパクの影響と考えられている。
【高値を示す疾患】
男性化副腎腫瘍,多毛症
関連疾患
E25.9.3:男性化副腎腫瘍 → E20-E35:その他の内分泌疾患
L68.9.1:多毛症 → L60-L75:皮膚付属器の疾患
※ ICD10第2階層コードでグルーピングした検査項目の一覧ページを表示します.