WEB総合検査案内 掲載内容は、2025 年 4 月 1 日時点の情報です。

項目
コード
検査項目 採取量(mL)

遠心

提出量(mL)
容器 安定性
保存
方法
検査方法 基準値
(単位)
実施料
診療報酬区分
判断料区分
所要日数

05190

クラミジア・トラコーマチス核酸同定 《TaqManPCR法》Chlamydia trachomatis genetic detection

5E021-0000-001-862

5E021-0000-085-862

 

 

初尿
4.5

または

 

 

ぬぐい液

指定容器 

 

86

 

指定容器 

 

85

 

1年

冷蔵

 

 

1年

冷蔵

ロシュ・リアルタイムPCR法

検出せず

193

D023 2

微生

2~3日

項目
コード
検査項目

05190

クラミジア・トラコーマチス核酸同定 《TaqManPCR法》Chlamydia trachomatis genetic detection

5E021-0000-001-862

5E021-0000-085-862

採取量(mL)

遠心

提出量(mL)
容器 安定性
保存
方法
検査方法

 

 

初尿
4.5

または

 

 

ぬぐい液

指定容器 

 

86

 

指定容器 

 

85

 

1年

冷蔵

 

 

1年

冷蔵

ロシュ・リアルタイムPCR法
基準値
(単位)
実施料
診療報酬区分
判断料区分
所要
日数

検出せず

193

D023 2

微生

2~3日

備考

項目

  • チャート参照:クラミジア・トラコーマチス核酸同定/淋菌核酸同定検査の留意点《TaqManPCR法》

検体2

  • 咽頭材料も検査可。

容器

  • 専用容器は、あらかじめご依頼ください。

参考

  • 総合検査依頼書のマークチェックで依頼可能な項目です。

診療報酬

  • 保険名称:微生物核酸同定・定量検査/クラミジア・トラコマチス核酸検出
  • 実施料:193
  • 診療報酬区分:D023 2
  • 判断料区分:微生物学的検査

「クラミジア・トラコマチス核酸検出」と「クラミジア・トラコマチス抗原定性」を併用した場合は、主な項目の実施料のみ算定できます。

泌尿器・生殖器または咽頭からの検体により実施した場合に限り算定できます。

チャート

クラミジア・トラコーマチス核酸同定/淋菌核酸同定検査の留意点《TaqManPCR法》

容器

容器番号86:クラミジア・淋菌(TaqManPCR)用(尿・うがい液用)

  • 採取量: 4.5mL
  • 添加剤: 塩酸グアニジン
  • 保管方法:常温
  • 有効期間:容器および箱表示
  • 主な検査項目: クラミジア核酸同定, 淋菌核酸同定《TaqManPCR法》

容器番号85:クラミジア・淋菌(TaqManPCR)用(ぬぐい液用)

  • 採取量: -
  • 添加剤: 塩酸グアニジン
  • 保管方法:常温
  • 有効期間:容器および箱表示
  • 主な検査項目: クラミジア核酸同定, 淋菌核酸同定《TaqManPCR法》

参考文献

熊本悦明, 他: 医学と薬学 66, (6), 1007, 2011.

検査項目解説

臨床的意義

STDを起こすクラミジア・トラコーマチスに特異的な遺伝子をPCR法で増幅。特異性や感度に優れている。

 クラミジア・トラコマチス(Chlamydia trachomatis)感染症は性行為感染症(STD)の代表的なもので、尿路感染症や不妊症の原因となる病原体である。

 診断には患部拭い液などを用いたIDEIA(発色増感法)のほかに血清中の抗体価を測定する検査、および本法のような遺伝子学的検査が実用に供されている。

 本検査はPCR(polymerase chain reaction)を用いてクラミジア・トラコマチスに特異的な遺伝子を増幅し同定するものであるため、以前行われていた液相ハイブリダイゼーション法と比較し高感度といわれる。しかし、遺伝子学的検査では死菌でも検出されることがあるため治癒判定の指標としては不十分な点もある。

 クラミジアは無細胞培地では培養できないため、培養同定を行なうためには生物培地が必要であり、煩雑で高コストのため研究室レベル以外ではほとんど培養されない。

【陽性を示す疾患】

クラミジア感染症

関連疾患

A74.9.1:クラミジア感染症 A70-A74:クラミジア感染症
※ ICD10第2階層コードでグルーピングした検査項目の一覧ページを表示します.

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