WEB総合検査案内 掲載内容は、2025 年 4 月 1 日時点の情報です。
項目 コード |
検査項目 | 採取量(mL)
遠心 提出量(mL) |
容器 | 安定性 保存 方法 |
検査方法 | 基準値 (単位) |
実施料 診療報酬区分 判断料区分 |
所要日数 |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|
04900 |
STDマイコプラズマ同定STD mycoplasma detection |
単独検体
または
|
指定容器 55
指定容器 57 |
冷蔵
冷蔵 |
PCR法/インベーダー法 | M.genitalium 検出せず |
3~4日 |
項目 コード |
検査項目 |
---|---|
04900 |
STDマイコプラズマ同定STD mycoplasma detection |
採取量(mL) 遠心 提出量(mL) |
容器 | 安定性 保存 方法 |
検査方法 |
---|---|---|---|
単独検体
または
|
指定容器 55
指定容器 57 |
冷蔵
冷蔵 |
PCR法/インベーダー法 |
基準値 (単位) |
実施料 診療報酬区分 判断料区分 |
所要 日数 |
---|---|---|
M.genitalium 検出せず |
3~4日 |
備考
項目
- チャート参照:STDマイコプラズマ同定検査の留意点
検体
- 必ず遺伝子検査の専用検体としてご提出ください(同一検体で病原体核酸検査以外の項目との重複依頼は避けてください)。
- 咽頭材料は参考値報告になります。
容器
- 専用容器は、あらかじめご依頼ください。
チャート

容器
参考文献
日本性感染症学会: 日本性感染症学会誌 17, (1), 65, 2006.
検査項目解説
臨床的意義
本検査は非淋菌性尿道炎を引き起こすといわれているマイコプラズマおよびウレアプラズマに属する各菌種を同定する。
男子の尿道炎は淋菌性尿道炎(GU:gonococcalurethritis)と非淋菌性尿道炎(NGU:non-gonococcalurethritis)に分類される。NGUは症状が軽く放置されてしまう場合もあるが、放置していると男性不妊にもつながり女性が感染すると女性不妊の原因にもなる。また、中には重度の排尿時痛、頻尿、多量の膿性分泌物を伴うこともある。
NGUのなかでChlamydia trachomatis が検出されるのは約3割といわれている。NGUの原因菌としてマイコプラズマやウレアプラズマに属する菌が起炎菌として明らかになってきている。これらの菌に感染すると7~28日間の潜伏期後に症候性の尿道炎を発症するが病原菌を特定することで効果的な治療に期待できる。
本検査はNGUを引き起こすといわれているマイコプラズマに属するM.genitaliumu とM.hominis およびウレアプラズマに属するU.parvum とU.urealyticum を同定する検査である。
【陽性を示す疾患】
性行為感染症
関連疾患
A64.1:性行為感染症 → A50-A64:性行為感染症
※ ICD10第2階層コードでグルーピングした検査項目の一覧ページを表示します.