WEB総合検査案内 掲載内容は、2025 年 4 月 1 日時点の情報です。

項目
コード
検査項目 採取量(mL)

遠心

提出量(mL)
容器 安定性
保存
方法
検査方法 基準値
(単位)
実施料
診療報酬区分
判断料区分
所要日数

01816

抗DNA抗体anti-native DNA antibody

5G020-0000-023-002

血液
1

遠心

 

血清
0.3

 

 

 

01

 

 

12週

冷蔵

RIA(硫安塩析法)

IU/mL

6 以下

163

D014 17

免疫

2~3日

項目
コード
検査項目

01816

抗DNA抗体anti-native DNA antibody

5G020-0000-023-002

採取量(mL)

遠心

提出量(mL)
容器 安定性
保存
方法
検査方法
血液
1

遠心

 

血清
0.3

 

 

 

01

 

 

12週

冷蔵

RIA(硫安塩析法)
基準値
(単位)
実施料
診療報酬区分
判断料区分
所要
日数

IU/mL

6 以下

163

D014 17

免疫

2~3日

備考

参考

  • 総合検査依頼書のマークチェックで依頼可能な項目です。

診療報酬

  • 保険名称:自己抗体検査/抗DNA抗体定量
  • 実施料:163
  • 診療報酬区分:D014 17
  • 判断料区分:免疫学的検査

実施料は、「抗DNA抗体(定量)」として一連の算定となります。

容器

容器番号01:汎用容器(分離剤入り)

  • 容量: 6mL・8.5mL
  • 添加剤: 凝固促進剤
  • 保管方法:常温
  • 有効期間:容器および箱表示
  • 主な検査項目: -

参考文献

宮脇晶二, 他: 日臨免疫会誌 17, 164, 1994.

検査項目解説

臨床的意義

DNAに対する自己抗体で、SLEなどの膠原病の診断に用いられる2本鎖DNA抗体に特異的な検査。

 抗DNA抗体には、2本鎖DNAに反応するものと、1本鎖DNAのみと反応するものの2種類がある。検査法には主に1本鎖DNA抗体を検出するPHA法と、2本鎖DNAに特異的なRIA法があるが、PHA法はすでに検査が中止となっている。

 抗DNA抗体を測定する目的は膠原病の診断にあるが、RIA法で検出されるIgG型抗2本鎖DNA抗体は活動期の全身性エリテマトーデス(SLE)に特異的に出現するため、SLEの診断に有用であり、よく用いられている。

 一般に抗DNA抗体の力価は活動性に関連があり、急性活動期に陽性率、抗体価とも上昇し、非活動期には低下する。

 ステロイド剤や免疫抑制剤の投与により陰性化することがあるので注意を要する。

【高値を示す疾患】

関節リウマチ全身性エリテマトーデスシェーグレン症候群混合性結合組織病

関連疾患

M06.9.2:関節リウマチ M05-M14:炎症性多発性関節疾患
M32.9.3:全身性エリテマトーデス M30-M36:全身性結合組織疾患
M35.0.1:シェーグレン症候群 M30-M36:全身性結合組織疾患
M35.1.3:混合性結合組織病 M30-M36:全身性結合組織疾患
※ ICD10第2階層コードでグルーピングした検査項目の一覧ページを表示します.

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