WEB総合検査案内 掲載内容は、2025 年 4 月 1 日時点の情報です。
項目 コード |
検査項目 | 採取量(mL)
遠心 提出量(mL) |
容器 | 安定性 保存 方法 |
検査方法 | 基準値 (単位) |
実施料 診療報酬区分 判断料区分 |
所要日数 |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|
49013 |
READ:悪性リンパ腫解析/7AAD |
|
指定容器 22 |
冷蔵 |
フローサイトメトリー法 | 1940 D005 15 血液 |
項目 コード |
検査項目 |
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49013 |
READ:悪性リンパ腫解析/7AAD |
採取量(mL) 遠心 提出量(mL) |
容器 | 安定性 保存 方法 |
検査方法 |
---|---|---|---|
|
指定容器 22 |
冷蔵 |
フローサイトメトリー法 |
基準値 (単位) |
実施料 診療報酬区分 判断料区分 |
所要 日数 |
---|---|---|
1940 D005 15 血液 |
備考
項目
- 受付曜日:月~金曜日(休日とその前日は受付不可)
- チャート参照:READsystem(R)ver.5悪性リンパ腫総合解析
- READsystemにおける検体処理と提出方法の詳細は、営業担当者にご確認ください。
依頼
- 『専用依頼書』をご利用ください。
「細胞性免疫検査」分野共通の特記事項
- [お願い]細胞性免疫検査をご依頼の際は、専用依頼書をご使用ください。また、注意事項がありますので、「細胞性免疫検査のご依頼について」(チャート参照)をご確認ください。
「細胞形態検査」中分類共通の特記事項
- 土曜日受付可能な項目も日曜日、月曜日が連休となる場合は受託できません。
診療報酬
- 保険名称:血液形態・機能検査/造血器腫瘍細胞抗原検査(一連につき)
- 実施料:1940
- 診療報酬区分:D005 15
- 判断料区分:血液学的検査
検査に当たって用いたモノクローナル抗体の種類、回数にかかわらず、一連として所定点数を算定します。
チャート

容器
検査項目解説
臨床的意義
悪性リンパ腫の診断システムREADsystem ver.5専用のフローサイトメトリー検査である。
悪性リンパ腫の診断には臨床上、病変と考えられる部分の生検が行われ、臨床情報、HE標本による病理組織学的観察、免疫学的表現型検索、染色体分析、遺伝子解析、ウイルス学的解析結果などを検討した上で、総合的に判断することが必要とされている。一般的に、悪性リンパ腫の診断は難しいとされているが、READsystem ver.5は、これらの検査を同時に行い、病理および関連検査に精通した病理医が総合診断を行うもので、的確かつ迅速な診断が可能とされる。
本検査では、反応性病変では生じ得ない異常な細胞群をフローパネルの読図から見出す事が基本であり、これら細胞群を見出し易くするため抗体の選択や二次元展開図における配置を工夫している。基本パネルには、κ・λ・CD2/3/4/5/7/8/9/10/13/20/22/30/45・TCRαβ/γδ抗体を用いている。
セカンドセットとして、以下4つのパネルを自動追加する場合がある。
1) CD5陽性のB細胞性腫瘍が疑われる場合⇒FMC7, CD23
2) 骨髄球系・単球系腫瘍が疑われる場合⇒CD34, CD33, myeloperoxidase(細胞質内)
3) CD4+CD8+群の存在や汎T抗原の複数欠失⇒CD1a, CD34, CD25,HLA-DR, TdT(核), cytoplasmicCD3
4) NKないしT細胞系腫瘍が疑われる場合⇒CD161, CD52, p-glycoprotein, TdT(核), cytoplasmicCD3
なお、検査報告書は、PDFファイルにて、READ WEB systemにアップロードされる。
【高値を示す疾患】
悪性リンパ腫
関連疾患
C85.9.2:悪性リンパ腫 → C81-C96:リンパ組織・造血器腫瘍
※ ICD10第2階層コードでグルーピングした検査項目の一覧ページを表示します.