WEB総合検査案内 掲載内容は、2025 年 4 月 1 日時点の情報です。
項目 コード |
検査項目 | 採取量(mL)
遠心 提出量(mL) |
容器 | 安定性 保存 方法 |
検査方法 | 基準値 (単位) |
実施料 診療報酬区分 判断料区分 |
所要日数 |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|
45858 |
TCF3(E2A)-HLF mRNA定量解析TCF3 (transcription factor 3)8C395-9962-019-875 8C395-9962-046-875 |
開栓厳禁
または
|
89
指定容器 22 |
冷蔵
冷蔵 |
リアルタイムRT-PCR法 | コピー/μg RNA 検出せず |
2100 D006-2 遺染 |
4~7日 |
項目 コード |
検査項目 |
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45858 |
TCF3(E2A)-HLF mRNA定量解析TCF3 (transcription factor 3)8C395-9962-019-875 8C395-9962-046-875 |
採取量(mL) 遠心 提出量(mL) |
容器 | 安定性 保存 方法 |
検査方法 |
---|---|---|---|
開栓厳禁
または
|
89
指定容器 22 |
冷蔵
冷蔵 |
リアルタイムRT-PCR法 |
基準値 (単位) |
実施料 診療報酬区分 判断料区分 |
所要 日数 |
---|---|---|
コピー/μg RNA 検出せず |
2100 D006-2 遺染 |
4~7日 |
備考
項目
- 受付曜日:月~金曜日(休日とその前日は受付不可)
依頼
- 『遺伝子検査依頼書』をご利用ください。
検体
- コンタミネーション防止などのため、検体採取後は容器を開栓しないでください。
報告
- 換算値に加えてGAPDH(内部標準)実測値と標的遺伝子実測値もご報告します。
「遺伝子関連検査」分野共通の特記事項
「白血病関連遺伝子」中分類共通の特記事項
- [ご参考]「造血器腫瘍の疾患別関連項目(FISH法,PCR法,他)と染色体異常」(チャート参照)を掲載しています。
診療報酬
- 保険名称:造血器腫瘍遺伝子検査
- 実施料:2100
- 診療報酬区分:D006-2
- 判断料区分:遺伝子関連・染色体検査
造血器腫瘍遺伝子検査は検体検査管理加算(Ⅱ)、(Ⅲ)または(Ⅳ)を届け出た医療機関において行われた場合に算定が可能です。外注検査での算定(D006-2)は各自治体により判断が異なっており、算定の可否については審査機関などにご確認ください。
容器
検査項目解説
臨床的意義
白血病関連融合遺伝子mRNA定量。
小児リンパ球性白血病(Acute Lymphoblastic Leukemia:ALL)の中でPh1陽性やMLL(Mixed Lineage Leukemia)遺伝子+のALLは治療抵抗性であり予後不良とされており、また、(17;19)転座型は小児ALLの約0.5%に生じるといわれる稀な疾患だが、特に予後不良と考えられている。(17;19)転座型は19番染色体上のE2A 遺伝子と17番染色体のHLF 遺伝子が融合してE2A-HLF が形成される。
E2A は転写活性化因子でリンパ球系の発生・分化に関わり必須とされているが、反面、HLF は血球系にはほとんど発現していない。E2A-HLF遺伝子はE2A のプロモーター制御により、(17;19)転座型ALLにおいて恒常的に発現し、転写活性化因子としてALLに関わる標的遺伝子の発現を誘導していると考えられている。
【高値を示す疾患】
小児急性リンパ性白血病
関連疾患
C91.0.19:小児急性リンパ性白血病 → C81-C96:リンパ組織・造血器腫瘍
※ ICD10第2階層コードでグルーピングした検査項目の一覧ページを表示します.