WEB総合検査案内 掲載内容は、2025 年 4 月 1 日時点の情報です。

項目
コード
検査項目 採取量(mL)

遠心

提出量(mL)
容器 安定性
保存
方法
検査方法 基準値 実施料
診療報酬区分
判断料区分
所要日数

45775

曜日指定専用依頼書

ArcherMET(CDx)遺伝子変異解析 〈血液〉MET (MET proto-oncogene, receotor tyrosine kinase)

8C063-9957-019-966

 

 

保存液加血液
10

指定容器 

 

95

 

7日

冷蔵

次世代シークエンス法

検出せず

5000

D006-27 3

遺染

8~14日

項目
コード
検査項目

45775

曜日指定専用依頼書

ArcherMET(CDx)遺伝子変異解析 〈血液〉MET (MET proto-oncogene, receotor tyrosine kinase)

8C063-9957-019-966

採取量(mL)

遠心

提出量(mL)
容器 安定性
保存
方法
検査方法

 

 

保存液加血液
10

指定容器 

 

95

 

7日

冷蔵

次世代シークエンス法
基準値
(単位)
実施料
診療報酬区分
判断料区分
所要
日数

検出せず

5000

D006-27 3

遺染

8~14日

備考

項目

  • チャート参照:コンパニオン診断薬として用いられる検査項目と対象医薬品
  • 受付曜日:月~金曜日(休日とその前日は受付不可)
  • 本検査は川崎ラボラトリーで行います。

依頼

  • 『ArcherMET(CDx)遺伝子変異解析検査依頼書』をご利用ください。なお、本検査ご依頼の際は、ArcherMET核酸抽出(項目コード:45776)を併せてご依頼ください。

検体

  • 専用採血管をご利用ください(営業担当者までお申し付けください)。
  • 採血管にヘパリンが混入しないようにご配慮をお願いします。
  • 検体は2~30℃で7日間まで安定ですが、採血後は速やかにご提出ください。

「遺伝子関連検査」分野共通の特記事項

  • [お願い]「遺伝子解析検査のご依頼について」(チャート参照)をご確認ください。
    [ご参考]「主な腫瘍関連遺伝子記号と別称」(チャート参照)、 「弊社の倫理指針」(チャート参照)を掲載しています。

診療報酬

  • 保険名称:悪性腫瘍遺伝子検査(血液・血漿)/METex14遺伝子検査
  • 実施料:5000
  • 診療報酬区分:D006-27 3
  • 判断料区分:遺伝子関連・染色体検査

医学的な理由により、肺癌の組織を検体として、「ArcherMET(CDx)遺伝子変異解析」を行うことが困難な場合に算定でき、当該検査と本検査を併せて実施した場合には、算定できません。

肺癌の組織を検体とした検査が実施困難である医学的な理由を診療録および診療報酬明細書に記載する必要があります。

チャート

コンパニオン診断薬として用いられる検査項目と対象医薬品

容器

容器番号95:ArcherMET専用採血管

  • 採取量: 10mL
  • 添加剤: DNA安定化剤
  • 保管方法:常温
  • 有効期間:容器表示
  • 主な検査項目: ArcherMET(CDx)遺伝子変異解析

検査項目解説

臨床的意義

テポチニブ(テプミトコ(R)錠)による非小細胞肺癌(NSCLC)治療の適否を判定するための検査。

 ArcherMET(CDx)遺伝子変異解析はテポチニブ(商品名:テプミトコ(R)錠)による非小細胞肺癌(NSCLC)治療の適否を判定するための検査である。

 NSCLCは小細胞肺癌(SCLC)を除く全てのタイプの上皮性肺癌の総称であり、半数以上を腺癌、残りを扁平上皮癌と大細胞肺癌が占める。肺癌は男女とも増加傾向にあり、中年以降に発症することが多く、男性の発症者数は女性の3~4倍とされている。

 肝細胞増殖因子(HGF)受容体(MET)は受容体型チロシンキナーゼであり、通常HGF刺激を下流にシグナル伝達し細胞を増殖させるが、MET遺伝子エクソン14にスキッピング変異が存在する場合、刺激なしにシグナル伝達が起こる。この変異はNSCLC患者の数%に認められ、新規のドライバー遺伝子変異として注目されている。

 テポチニブは2020年3月に世界に先駆け日本で新規承認されたMET阻害薬である。過剰発現したMETによる下流へのシグナル伝達を阻害することにより、腫瘍細胞増殖抑制作用を示すが、投与を開始するためには予めMET遺伝子のエクソン14のスキッピング変異の有無を調べる必要がある。

 本検査は2020年6月に保険適用されたArcherMET コンパニオン診断システムを用い当該遺伝子の変異を調べるもので、テポチニブの適応判定の補助検査となる。

【陽性を示す疾患】

非小細胞肺癌

関連疾患

C34.9.26:非小細胞肺癌 C30-C39:呼吸器腫瘍
※ ICD10第2階層コードでグルーピングした検査項目の一覧ページを表示します.

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