WEB総合検査案内 掲載内容は、2025 年 4 月 1 日時点の情報です。
『呼吸器腫瘍』に関連する検査項目
項目 コード |
検査項目 | 採取量(mL)
遠心 提出量(mL) |
容器 | 安定性 保存 方法 |
検査方法 | 基準値 (単位) |
実施料 診療報酬区分 判断料区分 |
所要日数 |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|
01803 |
癌胎児性抗原 (CEA)carcinoembryonic antigen5D010 消化管の悪性腫瘍を中心に、もっとも汎用的に用いられる血中腫瘍マーカー。 |
遠心
|
01 |
12週 冷蔵 |
CLIA | ng/mL 5.0 以下 |
包括99 D009 2 生Ⅱ |
2~3日 |
03825 |
塩基性フェトプロテイン (BFP)basic fetoprotein5D025 各種癌において比較的一定の陽性率を示す癌マーカー。術後の再発の指標としても有用。 |
溶血不可
遠心
|
03 ↓
02 |
4週 冷蔵 |
EIA | ng/mL 75 未満 |
包括150 D009 16 生Ⅱ |
3~6日 |
26551 |
組織ポリペプチド抗原 (TPA)tissue polypeptide antigen5D320 臓器特異性は低く、さまざまな癌において高値となる。癌の増殖活性を反映するため、治療経過の把握に有用な指標。 |
遠心
|
01 |
12週 冷蔵 |
CLIA | U/L 75 未満 |
包括110 D009 5 生Ⅱ |
2~3日 |
01500 |
シアリルLeX-i抗原 (SLX)sialyl Lewis X-i antigen5D175 肺腺癌を始めとする腺癌に有用な糖鎖性血中腫瘍マーカー。膵癌の鑑別においてはLewis血液型の影響を受けないとされる。 |
溶血不可
遠心
|
01 ↓
02 |
12週 凍 |
IRMA(ビーズ固相法) | U/mL 38.0 以下 |
包括144 D009 14 生Ⅱ |
2~4日 |
03497 |
NCC-ST-439NCC-ST-4395D200 膵癌、消化器系癌や肺腺癌、乳癌に有効な血中腫瘍マーカー。CA19-9などより癌特異性が高いとされている。 |
遠心
|
01 |
2週 冷蔵 |
EIA | U/mL M 4.5 未満 |
包括115 D009 6 生Ⅱ |
3~4日 |
01181 |
神経特異エノラーゼ (NSE)neuron-specific enolase5D410 肺小細胞癌、神経芽細胞腫、神経内分泌系腫瘍の診断と経過観察に有用な血中腫瘍マーカー。 |
溶血不可
遠心
|
01 |
5日 冷蔵 |
ECLIA | ng/mL 16.3 以下 |
包括142 D009 12 生Ⅱ |
2~3日 |
07359 |
ガストリン放出ペプチド前駆体 (Pro GRP)pro-gastrin releasing peptide5D550 肺小細胞癌に特異性の高い血中の腫瘍マーカー。 |
遠心
|
14 ↓
02 |
10日 冷蔵 |
CLIA | pg/mL 81.0 未満 |
包括175 D009 21 生Ⅱ |
2~3日 |
01152 |
SCC抗原squamous cell carcinoma-related antigen5D300 子宮頚部、肺、食道、頭頚部、尿路・性器、皮膚などの各扁平上皮癌で高値となる血清腫瘍マーカー。 |
遠心
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01 |
12週 冷蔵 |
CLIA | ng/mL 1.5 以下 |
包括104 D009 4 生Ⅱ |
2~3日 |
05120 |
シフラ (サイトケラチン19フラグメント)cytokeratin 19 fragment5D325 肺の扁平上皮癌および腺癌の診断、経過観察に有用な血中腫瘍マーカー。 |
遠心
|
01 |
冷蔵 |
CLIA | ng/mL 3.5 以下 |
包括158 D009 17 生Ⅱ |
2~3日 |
00949 |
CA125CA1255D100 主に卵巣癌に有効な血中腫瘍マーカー。子宮内膜症と子宮筋腫の鑑別にも用いられる。 |
遠心
|
01 |
12週 冷蔵 |
CLIA | U/mL 35.0 以下 |
包括140 D009 11 生Ⅱ |
2~3日 |
45545 |
EGFR遺伝子変異解析コバスv2EGFR (epidermal growth factor receptor)8C051 EGFR遺伝子変異を検出し治療に有用な薬剤の選別を行う検査。 |
|
30 |
常温 |
リアルタイムPCR法 | 検出せず |
包括2500 D004-2 1 遺染 |
5~7日 |
45592 |
EGFR遺伝子変異解析コバスv2 〈血漿〉EGFR (epidermal growth factor receptor)8C051 EGFR遺伝子変異を検出し治療に有用な薬剤の選別を行う検査。 |
遠心
|
17 ↓ 27 |
凍-20℃以下 |
リアルタイムPCR法 | 検出せず |
2100 D006-12 遺染 |
5~7日 |
45602 |
ROS1融合遺伝子解析ROS1 (ROS proto-oncogene 1, receptor tyrosine kinase)8C055 クリゾチニブ投与適応を診断するための検査。 |
または
または
または
|
30
指定容器 43
指定容器 55
指定容器 55 |
常温
冷蔵
凍-70℃以下
凍-70℃以下 |
リアルタイムRT-PCR法 | 検出せず |
包括2500 D004-2 1 遺染 |
4~7日 |
45773 |
ArcherMET(CDx)遺伝子変異解析 〈組織〉MET (MET proto-oncogene, receotor tyrosine kinase)8C063 テポチニブ(テプミトコ(R)錠)による非小細胞肺癌(NSCLC)治療の適否を判定するための検査。 |
|
30 |
常温 |
次世代シークエンス法 | 検出せず |
包括5000 D004-2 1 遺染 |
9~12日 |
45775 |
ArcherMET(CDx)遺伝子変異解析 〈血液〉MET (MET proto-oncogene, receotor tyrosine kinase)8C063 テポチニブ(テプミトコ(R)錠)による非小細胞肺癌(NSCLC)治療の適否を判定するための検査。 |
|
指定容器
95 |
7日 冷蔵 |
次世代シークエンス法 | 検出せず |
5000 D006-27 3 遺染 |
8~14日 |
12840 |
肺癌KRAS G12C変異解析 (ソトラシブ)8C222 非小細胞肺癌患者へのKRAS G12C阻害剤適応を判定するための補助検査。 |
|
30 |
常温 |
リアルタイムPCR法 | 検出せず |
包括2500 D004-2 1 遺染 |
4~10日 |
12670 |
肺癌マルチ遺伝子PCRパネル8D100 分子標的薬の非小細胞肺癌患者への適応を判定するための補助検査。 |
または
|
30
27 |
常温
凍-70℃以下 |
リアルタイムPCR法 | 検出せず |
10000 D006-24 遺染 |
4~5日 |
12560 |
肺癌マルチCDx遺伝子解析Oncomine Dx target test multi CDx system8D002 肺癌BRAF V600E変異解析に加え、EGFRエクソン19欠失変異およびエクソン21L858R変異、ALK融合遺伝子、ROS1融合遺伝子の検出が可能となった。 |
または
|
30
27 |
常温
凍-70℃以下 |
次世代シークエンス法 | 検出せず |
包括6000+8000 D004-2 1 遺染 |
10~14日 |
45089 |
肺がんALK 《FISH法》[血液疾患染色体検査・その他]t(2p23) : ALK8B323 非小細胞肺癌にみられるALK遺伝子の転座をFISH法により検出する検査である。 |
|
30 |
常温 |
FISH法 | 6520 N005-2 病理 |
5~12日 |
|
50106 |
PD-L1(28-8) 《IHC法》 食道癌5D598 非小細胞肺癌患者に対して、デュルバルマブ(商品名:イミフィンジ(R)))の適応を判定するための補助検査である。 |
|
20 |
常温 |
免疫組織化学染色 | 2700 N005-3 病理 |
6~8日 |
|
50095 |
PD-L1(SP142) 《IHC法》 肺癌PD-L1 protein (clone SP142)5D599 非小細胞肺癌患者に対して、アテゾリズマブ(商品名:テセントリクR)の適応を判定するための補助検査である。 |
|
20 |
常温 |
免疫組織化学染色 | 2700 N005-3 病理 |
6~10日 |
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50097 |
PD-L1(SP263) 《IHC法》 肺癌5D605 非小細胞肺癌患者に対して、デュルバルマブ(商品名:イミフィンジ(R)))の適応を判定するための補助検査である。 |
|
20 |
常温 |
免疫組織化学染色 | 2700 N005-3 病理 |
6~10日 |
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50085 |
ALK融合タンパク 《高感度IHC法》ALK fusion protein5D594 非小細胞肺癌患者に対して、分子標的薬選択を行うための補助検査である。 |
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20 |
常温 |
高感度免疫染色法 | 2700 N002 6 病理 |
5~8日 |
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27043 |
可溶性PD-L1 (sPD-L1)soluble programmed cell death ligand-1PD-L1は腫瘍細胞に発現しており、PD-1にPD-L1が結合するとT細胞の活性および免疫機能が抑制される。 |
遠心
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01 ↓
02 |
3カ月 凍-20℃以下 |
EIA | pg/mL 60.8 以下 |