WEB総合検査案内 掲載内容は、2025 年 4 月 1 日時点の情報です。

項目
コード
検査項目 採取量(mL)

遠心

提出量(mL)
容器 安定性
保存
方法
検査方法 基準値
(単位)
実施料
診療報酬区分
判断料区分
所要日数

06874

曜日指定倫理対象遺伝学依頼書

MELAS 3243塩基点突然変異解析MELAS mitochondria DNA bp3243

8C804-9951-019-894

8C804-9951-070-894

開栓厳禁

EDTA加血液
3

または

組織
30mg(3mm角)

 

13

 

27

 

冷蔵

 

-70℃以下

PCR-RFLP法

検出せず

8000

D006-4 3

遺染

10~14日

項目
コード
検査項目

06874

曜日指定倫理対象遺伝学依頼書

MELAS 3243塩基点突然変異解析MELAS mitochondria DNA bp3243

8C804-9951-019-894

8C804-9951-070-894

採取量(mL)

遠心

提出量(mL)
容器 安定性
保存
方法
検査方法

開栓厳禁

EDTA加血液
3

または

組織
30mg(3mm角)

 

13

 

27

 

冷蔵

 

-70℃以下

PCR-RFLP法
基準値
(単位)
実施料
診療報酬区分
判断料区分
所要
日数

検出せず

8000

D006-4 3

遺染

10~14日

備考

項目

  • 受付曜日:月~金曜日(休日とその前日は受付不可)
  • 検査に当たり、被検者へ十分な説明を行ってください。被検者ご自身の承諾が文書で得られた場合にのみ、検査を受託します。依頼書の被検者名はプライバシー保護のため、匿名化をお願いします。また、検査前後の被検者への十分なカウンセリングを併せてお願いします。

依頼

  • 『遺伝学的検査依頼書【遺伝子検査】』をご利用ください。

検体

  • コンタミネーション防止などのため、検体採取後は容器を開栓しないでください。

「遺伝子関連検査」分野共通の特記事項

  • [お願い]「遺伝子解析検査のご依頼について」(チャート参照)をご確認ください。
    [ご参考]「主な腫瘍関連遺伝子記号と別称」(チャート参照)、 「弊社の倫理指針」(チャート参照)を掲載しています。

診療報酬

  • 保険名称:遺伝学的検査/処理が極めて複雑なもの
  • 実施料:8000
  • 診療報酬区分:D006-4 3
  • 判断料区分:遺伝子関連・染色体検査

臨床症状や他の検査等では診断がつかない場合に、厚生労働大臣が定める施設基準に適合しているものとして地方厚生(支)局長に届け出た保険医療機関において検査が行われる場合に算定できます。

臨床症状や他の検査等では当該疾患の診断がつかないことおよびその医学的な必要性を診療報酬明細書の摘要欄に記載する必要があります。

検査の実施に当たっては、個人情報保護委員会・厚生労働省「医療・介護関係事業者における個人情報の適切な取扱いのためのガイダンス」(平成29年4月)および関係学会による「医療における遺伝学的検査・診断に関するガイドライン」(平成23年2月)を遵守することが必要です。

容器

容器番号13:血液学容器

  • 採取量: 2mL・3mL・4mL
  • 添加剤: EDTA-2K
  • 保管方法:常温
  • 有効期間:容器および箱表示
  • 主な検査項目: 末梢血液一般検査,血液像,血液型,直接クームス試験,遺伝子検査,その他

容器番号27:滅菌スピッツ管

  • 容量: 10mL
  • 添加剤: -
  • 保管方法:常温
  • 主な検査項目: 尿細菌検査

検査項目解説

臨床的意義

脳卒中様症状を伴うミトコンドリア病(MELAS)の病因であるmtDNAの3243塩基点突然変異を検出する検査

 脳卒中様症状を伴うミトコンドリア病(Mitochondrial myopathy,encephalopathy,lactic acido-sis,stroke-like episode:MELAS)とは、急激な意識障害や痙攣、運動麻痺等の脳卒中に似た症状を示すミトコンドリア病の一種の疾患である。その他、心臓や肝臓等に症状が生じることもあり、症状の種類や程度は個体差がある。本邦におけるミトコンドリア病の中で、MELASは最も多い病型である。発症年齢は2~10歳が多く、初発症状の年齢によって小児型と成人型に分類される。また、特に18歳未満で発症する小児型で予後が悪い疾患である。

 MELASの病因は、ミトコンドリアDNA (Mitochondrial DNA:mtDNA)の点変異である。なかでもtRNALeu(UUA/UUG)をコードするMT-TL1遺伝子のA3243G変異は、MELASの約80%でみられる点変異である。

 この変異が起こることによって、MELASにて生じた変異であるtRNALEU(UUR)では、転写後タウリン修飾が欠損し、UUAコドンは読めるがUUGコドンは読めないという特異的な翻訳障害が生じ、タンパク質合成障害をきたすと考えられている。

 本検査は、PCR-RFLP法を用いて、mtDNAの3243塩基点突然変異を検出する検査である。

【陽性を示す疾患】

MELAS症候群

関連疾患

E88.8.2:MELAS症候群 E70-E90:代謝疾患
※ ICD10第2階層コードでグルーピングした検査項目の一覧ページを表示します.

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