WEB総合検査案内 掲載内容は、2025 年 4 月 1 日時点の情報です。

項目
コード
検査項目 採取量(mL)

遠心

提出量(mL)
容器 安定性
保存
方法
検査方法 基準値
(単位)
実施料
診療報酬区分
判断料区分
所要日数

00776

蛋白定量[髄液検査]protein, quantitative [cerebrospinal fluid]

1C010-0000-041-271

髄液
1

27

冷蔵

ピロガロールレッド法

mg/dL

10~40

包括11

D007 1

生Ⅰ

2~3日

項目
コード
検査項目

00776

蛋白定量[髄液検査]protein, quantitative [cerebrospinal fluid]

1C010-0000-041-271

採取量(mL)

遠心

提出量(mL)
容器 安定性
保存
方法
検査方法
髄液
1

27

冷蔵

ピロガロールレッド法
基準値
(単位)
実施料
診療報酬区分
判断料区分
所要
日数

mg/dL

10~40

包括11

D007 1

生Ⅰ

2~3日

備考

「髄液検査」中分類共通の特記事項

  • 「髄液検査」を「微生物学検査(髄膜炎菌)」と併せてご依頼の場合、検体は常温にてご提出ください。

診療報酬

  • 保険名称:血液化学検査/総蛋白
  • 実施料:包括11
  • 診療報酬区分:D007 1
  • 判断料区分:生化学的検査(Ⅰ)

容器

容器番号27:滅菌スピッツ管

  • 容量: 10mL
  • 添加剤: -
  • 保管方法:常温
  • 主な検査項目: 尿細菌検査

検査項目解説

臨床的意義

感染症を始めとするさまざまな中枢神経系疾患で上昇。髄液漏で低下。

 正常脳脊髄液の総蛋白量は、10~40mg/dLで、血清中の蛋白量の1/200以下と微量である。主成分は、アルブミンで、その他にIgGや、ごく微量のトランスフェリン、プレアルブミン、α1アシドグリコプロテイン(α1酸性糖蛋白)などを含有している。

 髄液中のタンパク濃度は炎症性疾患で増加し、腫瘍では不定であるが一般に蛋白量は少ない。特に迅速な対処が必要な化膿性髄膜炎で多核白血球とともに著しい増加をみる事が多い

 したがって、感染症を中心とした疾患の診断や経過観察に髄液中の蛋白定量は有用である。

 なお、血清蛋白量は7~8g/dLと高値のため、穿刺の際血液が混じると高値になり検査の意味が損なわれる。

【高値を示す疾患】

髄膜炎脳出血

【低値を示す疾患】

甲状腺機能亢進症

関連疾患

G03.9.5:髄膜炎 G00-G09:中枢神経系の炎症性疾患
I61.9.3:脳出血 I60-I69:脳血管疾患
E05.9.5:甲状腺機能亢進症 E00-E07:甲状腺疾患
※ ICD10第2階層コードでグルーピングした検査項目の一覧ページを表示します.

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