検査項目解説 掲載内容は、2023 年 5 月 1 日時点の情報です。
白血病関連遺伝子
項目コード | 検査項目 | 分類 | 実施料 判断科区分 |
所要日数 |
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45425 |
Major BCR-ABL1 IS慢性骨髄性白血病(CML)の診断補助と、治療効果判定の指標。キメラ遺伝子BCR-ABL mRNAを定量し、腫瘍細胞の比率を推定する検査。 |
遺伝子関連検査 白血病関連遺伝子 |
2520 遺染 |
3~6日 |
12544 |
minor BCR-ABL1/ABL1比急性リンパ性白血病(ALL)の早期診断に有用な検査。minor BCR-ABL1mRNA/ABL1mRNA比を報告する。 |
遺伝子関連検査 白血病関連遺伝子 |
2520 遺染 |
4~7日 |
07778 |
WT1 mRNA定量 〈血液〉急性骨髄性白血病や骨髄異形成症候群において高い発現量を示すWT1遺伝子を定量する検査 |
遺伝子関連検査 白血病関連遺伝子 |
2520 遺染 |
3~5日 |
07985 |
WT1 mRNA定量 〈骨髄液〉急性骨髄性白血病や骨髄異形成症候群において高い発現量を示すWT1遺伝子を定量する検査 |
遺伝子関連検査 白血病関連遺伝子 |
2520 遺染 |
3~5日 |
45612 |
白血病キメラ遺伝子スクリーニング造血器腫瘍の病型診断や治療方針の決定、予後予測の有力な指標となる。 |
遺伝子関連検査 白血病関連遺伝子 |
3~5日 |
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45826 |
白血病キメラ遺伝子スクリーニング/定量解析各種造血器腫瘍において出現頻度の高い28種のキメラ遺伝子の有無を一括判定する検査。 |
遺伝子関連検査 白血病関連遺伝子 |
3~5日 |
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45834 |
PML-RARA mRNA定量解析急性前骨髄球性白血病(APL)は、PML-RARA融合遺伝子t(15;17)が形成される急性骨髄性白血病(AML)の一種であり、PML-RARAmRNA定量解析はAPLの確定診断に用いられる。 |
遺伝子関連検査 白血病関連遺伝子 |
2100 遺染 |
4~7日 |
45838 |
RUNX1(AML1)-RUNX1T1(ETO) mRNA定量解析RUNX1-RUNX1T1融合遺伝子は、染色体転座t(8;21)(q22;q22)によって形成される遺伝子であり、急性骨髄性白血病(AML)のなかで5~10%を占める変異である。 |
遺伝子関連検査 白血病関連遺伝子 |
2100 遺染 |
4~7日 |
45842 |
CBFB-MYH11 mRNA定量解析CBFB-MYH11融合遺伝子は、染色体逆位inv(16)(p13.1q22)または転座t(16;16)(p13.1;q22)によって形成される遺伝子であり、急性骨髄性白血病(AML)のなかで3~8%を占める変異である。 |
遺伝子関連検査 白血病関連遺伝子 |
2100 遺染 |
4~7日 |
45846 |
RUNX1(AML1)-MECOM(EVI1) mRNA定量解析RUNX1-MECOM融合遺伝子は、染色体転座t(3;21)(q26;q22)によって形成される遺伝子であり、慢性骨髄性白血病(CML)の急性転化時や、骨髄異形成症候群(MDS)の急性白血病への移行時に出現する。 |
遺伝子関連検査 白血病関連遺伝子 |
2100 遺染 |
4~7日 |
45850 |
STIL(SIL)-TAL1 mRNA定量解析白血病関連融合遺伝子のmRNA定量。 |
遺伝子関連検査 白血病関連遺伝子 |
2100 遺染 |
4~7日 |
45854 |
DEK-NUP214(CAN) mRNA定量解析DEK-NUP214(CAN)融合遺伝子は、染色体転座t(6;9)(p23;q34.1)によって形成される遺伝子であり、急性骨髄性白血病(AML)にみられる変異である。 |
遺伝子関連検査 白血病関連遺伝子 |
2100 遺染 |
4~7日 |
45858 |
TCF3(E2A)-HLF mRNA定量解析白血病関連融合遺伝子mRNA定量。 |
遺伝子関連検査 白血病関連遺伝子 |
2100 遺染 |
4~7日 |
45862 |
TCF3(E2A)-PBX1 mRNA定量解析TCF3-PBX1融合遺伝子は、t(1;19)により形成され、急性リンパ性白血病(ALL)の約5~8%でみられる変異である。TCF-PBX1mRNA定量解析は、治療後のモニタリング等に有用と考えられている。 |
遺伝子関連検査 白血病関連遺伝子 |
2100 遺染 |
4~7日 |
45866 |
ETV6(TEL)-RUNX1(AML1) mRNA定量解析ETV6-RUNX1融合遺伝子は、染色体転座t(12;21)(p13;q22)によって形成される遺伝子であり、小児急性白血病で最も高頻度にみられる変異である。 |
遺伝子関連検査 白血病関連遺伝子 |
2100 遺染 |
4~7日 |
45870 |
KMT2A(MLL)-MLLT11(AF1q) mRNA定量解析白血病関連融合遺伝子mRNA定量。 |
遺伝子関連検査 白血病関連遺伝子 |
2100 遺染 |
4~7日 |
45874 |
KMT2A(MLL)-AFF1(AF4) mRNA定量解析 |
遺伝子関連検査 白血病関連遺伝子 |
2100 遺染 |
4~7日 |
45878 |
KMT2A(MLL)-AFDN(AF6) mRNA定量解析 |
遺伝子関連検査 白血病関連遺伝子 |
2100 遺染 |
4~7日 |
45882 |
KMT2A(MLL)-MLLT3(AF9) mRNA定量解析 |
遺伝子関連検査 白血病関連遺伝子 |
2100 遺染 |
4~7日 |
45886 |
KMT2A(MLL)-MLLT1(ENL) mRNA定量解析 |
遺伝子関連検査 白血病関連遺伝子 |
2100 遺染 |
4~7日 |
45890 |
NUP98-HOXA9 mRNA定量解析 |
遺伝子関連検査 白血病関連遺伝子 |
2100 遺染 |
4~7日 |
45894 |
Major BCR-ABL1 mRNA定量解析BCR-ABL1融合遺伝子は、染色体転座t(9;22)(q34.1;q11.2)によって形成される遺伝子であり、急性骨髄性白血病(AML)、急性リンパ性白血病(ALL)、慢性骨髄性白血病(CML)にみられる変異である。 |
遺伝子関連検査 白血病関連遺伝子 |
2100 遺染 |
4~7日 |
45898 |
minor BCR-ABL1 mRNA定量解析 |
遺伝子関連検査 白血病関連遺伝子 |
2100 遺染 |
4~7日 |
45902 |
micro BCR-ABL1 mRNA定量解析 |
遺伝子関連検査 白血病関連遺伝子 |
2100 遺染 |
4~7日 |
12223 |
KIT変異解析(AML)CBF-AMLの病態との関連が明確なexon17領域のpathogenic変異に絞ってその有無を判定するものであり、より詳細かつ的確な予後層別化に有効と思われる。 |
遺伝子関連検査 白血病関連遺伝子 |
2100 遺染 |
9~15日 |
45634 |
NPM1遺伝子変異解析急性骨髄性白血病(AML)において遺伝子変異の確認が推奨されるが、本検査は、NPM1遺伝子における主要な3変異(タイプA、B、D)の有無を個別に判定する。 |
遺伝子関連検査 白血病関連遺伝子 |
2100 遺染 |
4~10日 |
45564 |
FLT3-ITD変異解析FLT3(FMS-like tyrosine kinase 3)は主に幼若造血細胞表面に発現する受容体型チロシンキナーゼの一種で、血液細胞の分化・増殖および造血幹細胞の自己複製に重要な役割を果たしている。 |
遺伝子関連検査 白血病関連遺伝子 |
2100 遺染 |
4~10日 |
45829 |
AML FLT3変異解析(FLT3阻害剤) (ギルテリチニブ、リューコストラット)急性骨髄性白血病(AML)治療薬のギルテリチニブの適否を判断するための検査。AML患者におけるFLT3-ITDおよびTKDD835/I836変異の有無を検出する。 |
遺伝子関連検査 白血病関連遺伝子 |
4200 遺染 |
4~10日 |