WEB総合検査案内 掲載内容は、2025 年 4 月 1 日時点の情報です。
項目 コード |
検査項目 | 採取量(mL)
遠心 提出量(mL) |
容器 | 安定性 保存 方法 |
検査方法 | 基準値 (単位) |
実施料 診療報酬区分 判断料区分 |
所要日数 |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|
06945 |
ALPアイソザイムalkaline phosphatase isoenzymes3B080-0000-023-233 |
遠心
|
01 |
1週 冷蔵 |
アガロースゲル電気泳動法 | % |
48 D007 14 生Ⅰ |
2~3日 |
項目 コード |
検査項目 |
---|---|
06945 |
ALPアイソザイムalkaline phosphatase isoenzymes3B080-0000-023-233 |
採取量(mL) 遠心 提出量(mL) |
容器 | 安定性 保存 方法 |
検査方法 |
---|---|---|---|
遠心
|
01 |
1週 冷蔵 |
アガロースゲル電気泳動法 |
基準値 (単位) |
実施料 診療報酬区分 判断料区分 |
所要 日数 |
---|---|---|
% |
48 D007 14 生Ⅰ |
2~3日 |
備考
基準
- チャート参照:「アイソザイム」基準値/活性値換算基準値(参考基準値)
参考
- 総合検査依頼書のマークチェックで依頼可能な項目です。
診療報酬
- 保険名称:血液化学検査/ALPアイソザイム
- 実施料:48
- 診療報酬区分:D007 14
- 判断料区分:生化学的検査(Ⅰ)
チャート

参考文献
井出純子, 他: 日臨検自動化会誌 28, 364, 2003.
検査項目解説
臨床的意義
ALP総活性が異常高値の場合、由来臓器の推定に用いられる検査。健常成人では2型、小児は3型が主体。
アルカリフォスファターゼ(ALP)は生体の細胞膜に広く分布し、アルカリ側のpHでさまざまなリン酸化合物を分解する酵素である。糖タンパクであるALP分子には、糖鎖構造の違いから数種類の異なる臓器に由来するアイソザイムが存在する。
ALPが高値になる主な原因は、
1. 肝胆道系疾患
2. 骨代謝系疾患
3. 血液型がB型、O型の患者に多く出現する小腸性ALP
4. 妊娠時やまれに悪性腫瘍で出現する胎盤性ALP
などである。成長期では骨の新生が盛んなためALPが成人の2~3倍の高値を示すことがある。
【高値を示す疾患】
- [2型]
- 肝疾患,胆管炎
- [3型]
- 骨の密度・構造の疾患
- [4型]
- 妊娠
- [5型]
- 肝硬変症
関連疾患
K70-K77:肝疾患 → K70-K77:肝疾患
K83.0:胆管炎 → K80-K87:胆嚢・胆管・膵の疾患
M80-M85:骨の密度・構造の疾患 → M80-M85:骨の密度・構造の疾患
Z33.1:妊娠 → Z30-Z39:妊娠による影響
K74.6.13:肝硬変症 → K70-K77:肝疾患
※ ICD10第2階層コードでグルーピングした検査項目の一覧ページを表示します.