WEB総合検査案内 掲載内容は、2025 年 4 月 1 日時点の情報です。
『妊娠による影響』に関連する検査項目
項目 コード |
検査項目 | 採取量(mL)
遠心 提出量(mL) |
容器 | 安定性 保存 方法 |
検査方法 | 基準値 (単位) |
実施料 診療報酬区分 判断料区分 |
所要日数 |
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06945 |
ALPアイソザイムalkaline phosphatase isoenzymes3B080 ALP総活性が異常高値の場合、由来臓器の推定に用いられる検査。健常成人では2型、小児は3型が主体。 |
遠心
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01 |
1週 冷蔵 |
アガロースゲル電気泳動法 | % |
48 D007 14 生Ⅰ |
2~3日 |
00032 |
クレアチニン (CRE)creatinine3C015 筋肉内でクレアチンから産生される非蛋白性の窒素化合物。食事など外的因子の影響を受けない腎機能の優れた指標。 |
遠心
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01 |
1週 冷蔵 |
酵素法 | mg/dL M 0.61~1.04 |
包括11 D007 1 生Ⅰ |
1~2日 |
02143 |
ビタミンB6vitamin B6, fractionation3G036 アミノ酸代謝の補酵素として働く水溶性ビタミン。欠乏すると脂漏性皮膚炎をきたす。 |
遠心
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01 ↓ 65 |
冷蔵 |
HPLC | ng/mL |
5~7日 |
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00869 |
1α,25-(OH)2ビタミンD[ビタミン]1,25-dihydroxy vitamin D33G070 最も生物活性が強いビタミンD。血中カルシウム濃度を上げる働きをもつ。 |
遠心
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01 ↓ 02 |
凍 |
RIA(二抗体法) | pg/mL 20~60 |
388 D007 62 生Ⅰ |
3~6日 |
01572 |
ビタミンE (トコフェロール)vitamin E3G080 抗酸化作用と生体膜安定化作用をもつ脂溶性ビタミン。 |
遠心
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01 ↓ 65 |
凍 |
蛍光法 | mg/dL 0.75~1.41 |
3~9日 |
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27558 |
ソマトメジン-C (IGF-Ⅰ)somatomedinC4A015 GHの働きにより産生される物質。測定意義はGHとほぼ同様であるが、血中濃度が生理的変動に左右されにくく安定している。 |
遠心
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01 ↓
02 |
4週 凍 |
ECLIA | ng/mL |
包括212 D008 42 生Ⅱ |
2~3日 |
00869 |
1α,25-(OH)2ビタミンD[副甲状腺]1,25-dihydroxy vitamin D33G070 最も生物活性が強いビタミンD。血中カルシウム濃度を上げる働きをもつ。 |
遠心
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01 ↓ 02 |
凍 |
RIA(二抗体法) | pg/mL 20~60 |
388 D007 62 生Ⅰ |
3~6日 |
01063 |
プレグナンジオール (P2)pregnanediol4F055 プロジェステロンの尿中代謝物。黄体期におけるプロジェステロン産生能をあらわし、妊娠中は胎盤機能を反映する。 |
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25 |
4週 冷蔵 |
GC-MS/MS | mg/day M 0.12~0.93 |
包括213 D008 43 生Ⅱ |
5~7日 |
01064 |
プレグナントリオール (P3)pregnanetriol4F060 17α-OHPの尿中代謝物。先天性副腎皮質過形成にともない高値となる。 |
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25 |
4週 冷蔵 |
GC-MS/MS | mg/day M 0.25~1.48 |
包括232 D008 48 生Ⅱ |
5~7日 |
01061 |
プロジェステロン (P4)progesterone4F045 卵巣と胎盤から分泌され、黄体機能や妊娠に深く関わる性ホルモン。月経の周期異常、不妊症の診断に有用。 |
遠心
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01 |
12週 冷蔵 |
CLIA | ng/mL |
包括147 D008 24 生Ⅱ |
2~3日 |
25750 |
エストラジオール (E2)estradiol4F025 代表的な女性ホルモン検査。子宮内膜、子宮筋に対する生物学的活性が最も強いエストロゲンである。 |
遠心
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01 |
12週 冷蔵 |
CLIA | pg/mL |
包括172 D008 36 生Ⅱ |
2~3日 |
01066 |
ヒト絨毛性ゴナドトロピン (HCG) 〈血清〉chorionic gonadotropin4F080 胎盤絨毛細胞から分泌される性腺刺激ホルモン。妊娠の診断や絨毛性疾患の管理などに用いられる。 |
遠心
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01 |
12週 冷蔵 |
FEIA | mIU/mL |
包括134 D008 21 生Ⅱ |
2~3日 |
01067 |
ヒト絨毛性ゴナドトロピン (HCG) 〈尿〉chorionic gonadotropin4F080 胎盤絨毛細胞から分泌される性腺刺激ホルモン。妊娠の診断や絨毛性疾患の管理などに用いられる。 |
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25 |
12週 冷蔵 |
FEIA | mIU/mL |
包括134 D008 21 生Ⅱ |
2~3日 |
01840 |
αフェトプロテイン (AFP)alpha-fetoprotein5D015 肝細胞癌で上昇する、本来は胎児肝細胞由来の血清腫瘍マーカー。肝炎や肝硬変でも軽度~中等度に上昇をみる。 |
遠心
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01 |
12週 冷蔵 |
CLIA | ng/mL 10.0 以下 |
包括101 D009 3 生Ⅱ |
2~3日 |
12834 |
遊離HCG-β (HCG-βサブユニット)chorionic gonadotropin beta-subunit4F090 ヒト絨毛性ゴナドトロピンに特異的な構造部分を定量。胞状奇胎や絨毛癌、睾丸腫瘍で高値になる。 |
遠心
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01 |
14日 冷蔵 |
CLIA | ng/mL 0.28 未満 |
包括132 D008 19 生Ⅱ |
2~3日 |
01859 |
フェリチンferritin5C095 鉄の貯蔵および血清鉄濃度の維持を行う蛋白。鉄の貯蔵状態を反映し、各種血液疾患の病態把握に有用。 |
遠心
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01 |
12週 冷蔵 |
CLIA | ng/mL M 9.0~275 |
105 D007 25 生Ⅰ |
2~3日 |
00240 |
α1アンチトリプシン (α1AT)alpha1-antitrypsin5C020 代表的な急性相反応物質の一つ。欠損症で若年性肺気腫を引き起こす蛋白質。 |
遠心
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01 |
冷蔵 |
ネフェロメトリー法 | mg/dL 94~150 |
80 D006 11 血液 |
2~5日 |
00247 |
セルロプラスミン (Cp)ceruloplasmin5C045 血清銅を運搬する肝由来の血漿蛋白。Wilson病で低下する一方、急性相反応蛋白として炎症で増加する。 |
遠心
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01 |
冷蔵 |
ネフェロメトリー法 | mg/dL 21~37 |
90 D015 9 免疫 |
2~3日 |
00248 |
トランスフェリン (Tf)transferrin5C060 主に肝臓で産生され、鉄を運搬する血漿蛋白。鉄代謝や造血機能を反映する。 |
遠心
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01 |
1週 冷蔵 |
TIA | mg/dL 190~320 |
60 D015 7 免疫 |
1~2日 |
07365 |
NK細胞活性natural killer cell5I900 ナチュラルキラー(NK)細胞の活性を定量。悪性腫瘍や自己免疫性疾患などで免疫活性の指標となる。 |
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指定容器 21 |
常温 |
51Cr遊離法 | % |
3~4日 |
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00573 |
プラスミノーゲン活性 (PLG)plasminogen2B260 線維素を溶解するプラスミンの前駆物質。肝臓で合成され、重症の肝疾患、DIC等で低値を示す。 |
遠心
|
15 ↓
02 |
2週 凍 |
合成基質法 | % 71~128 |
100 D006 13 血液 |
2~3日 |
06857 |
トータルPAI-1 (t-PAI-1)plasminogen activator inhibitor 12B310 プラスミノーゲンアクチベーターと結合して線溶系を抑制する糖蛋白。血管内皮を傷害する血栓症、DICで上昇。 |
遠心
|
15 ↓
02 |
2週 凍 |
ラテックス凝集法 | ng/mL 50 以下 |
包括240 D006 33 血液 |
2~5日 |
01656 |
第Ⅴ因子活性 (F5)coagulation factor 52B370 内因系と外因系凝固反応にかかわる凝固因子で、プロトロンビンをCaの存在下で活性化する蛋白。DIC、重症肝疾患で低値となる。 |
遠心
|
15 ↓
02 |
2週 凍 |
PT法 | % 70~152 |
包括223 D006 30 血液 |
2~5日 |
01676 |
第Ⅶ因子活性 (F7)coagulation factor 72B380 外因系の凝固過程において組織トロンボプラスチン、第Ⅹ因子を活性化する糖蛋白。ビタミンK依存性のため、ビタミンK欠乏症で低値に。 |
遠心
|
15 ↓
02 |
2週 凍 |
PT法 | % 63~143 |
包括223 D006 30 血液 |
2~5日 |
00597 |
第Ⅷ因子活性 (F8)coagulation factor 82B390 vWFと結合して存在する内因系凝固蛋白。先天的欠乏で血友病Aを発来。 |
遠心
|
15 ↓
02 |
2週 凍 |
APTT法 | % 62~145 |
包括223 D006 30 血液 |
2~5日 |
00598 |
第Ⅸ因子活性 (F9)coagulation factor 92B400 内因系の凝固機序に関与するビタミンK依存の凝固因子。代表的な欠乏症として血友病Bが知られている。 |
遠心
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15 ↓
02 |
2週 凍 |
APTT法 | % 74~149 |
包括223 D006 30 血液 |
2~5日 |
01677 |
第Ⅹ因子活性 (F10)coagulation factor 102B410 内因系・外因系両方の凝固反応にかかわるビタミンK依存性の凝固因子。出血傾向および血栓傾向を知るための指標。 |
遠心
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15 ↓
02 |
2週 凍 |
PT法 | % 71~128 |
包括223 D006 30 血液 |
2~5日 |
01679 |
第ⅩⅡ因子活性 (F12)coagulation factor 122B430 凝固系機序の最も初期の段階に関連する凝固因子。PT正常、APTT異常で出血傾向がない場合、第ⅩⅡ因子欠乏を疑う。 |
遠心
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15 ↓
02 |
2週 凍 |
APTT法 | % 46~156 |
包括223 D006 30 血液 |
2~5日 |