WEB総合検査案内 掲載内容は、2025 年 4 月 1 日時点の情報です。
項目 コード |
検査項目 | 採取量(mL)
遠心 提出量(mL) |
容器 | 安定性 保存 方法 |
検査方法 | 基準値 (単位) |
実施料 診療報酬区分 判断料区分 |
所要日数 |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|
04585 |
クロチアゼパム |
遠心
|
03 ↓
02 |
4週 凍 |
LC-MS/MS | ng/mL |
4~6日 |
項目 コード |
検査項目 |
---|---|
04585 |
クロチアゼパム |
採取量(mL) 遠心 提出量(mL) |
容器 | 安定性 保存 方法 |
検査方法 |
---|---|---|---|
遠心
|
03 ↓
02 |
4週 凍 |
LC-MS/MS |
基準値 (単位) |
実施料 診療報酬区分 判断料区分 |
所要 日数 |
---|---|---|
ng/mL |
4~6日 |
備考
参考
- 主な商品名:リーゼ
「薬毒物検査」分野共通の特記事項
- [ご注意]血中薬物検査をご依頼の際は、分離剤入り採血管は使用しないでください(測定値が分離剤の影響を受ける場合があります)。
容器
検査項目解説
臨床的意義
心身症、自律神経失調症に用いられるベンゾジアゼピン系の心身安定剤。
1.作用
クロチアゼパム(C16H15ClN2OS)はベンゾジアゼピン系の心身安定剤で、心身症における不安、緊張、睡眠障害や、自律神経失調症のめまい、肩こりの改善、麻酔前投薬などに用いられる。
・薬理作用:視床下部および大脳辺縁系、特に扁桃核に存在するベンゾジアゼピンレセブターに作用して、不安、緊張状態を改善する。
・半減期:成人男性34人への5mg 経口投与時の動態は下記のとおり(単位は時間)。
Tmax=0.78±0.31, Cmax=153.2± 40.2, T1/2=6.29± 2.27
・相互作用:比較的安全な薬であるが、フェノチアジン誘導体やバルビツール酸誘導体系の中枢神経抑制剤やアルコールとの併用は相加的な作用増強を示すことがある。また、MAO阻害剤との併用はクロチアゼパムの肝での代謝を抑制するため使用に注意する。
2.禁忌
急性狭隅角緑内障の患者、重症筋無力症患者には投与しない。
3.採血時期
【主に用いられる疾患】
睡眠障害
【副作用】
振戦,痙攣,傾眠,めまい,頭痛
関連疾患
G47.9.1:睡眠障害 → G40-G47:挿間性・発作性疾患
R25.1.8:振戦 → R25-R29:神経系・筋骨格系の症状
R25.2.15:痙攣 → R25-R29:神経系・筋骨格系の症状
R40.0:傾眠 → R40-R46:認識・知覚・情緒状態・行動の症状
R42.1:めまい → R40-R46:認識・知覚・情緒状態・行動の症状
R51.16:頭痛 → R50-R69:全身症状・徴候
※ ICD10第2階層コードでグルーピングした検査項目の一覧ページを表示します.