WEB総合検査案内 掲載内容は、2025 年 4 月 1 日時点の情報です。

『挿間性・発作性疾患』に関連する検査項目

項目
コード
検査項目 採取量(mL)

遠心

提出量(mL)
容器 安定性
保存
方法
検査方法 基準値
(単位)
実施料
診療報酬区分
判断料区分
所要日数

01584

FAX

フェノバルビタールphenobarbital

3L175

催眠・鎮静、抗てんかん作用をもつバルビタール系薬剤。肝機能低下で血中半減期が大幅に延長。

血液
2

遠心

 

血清
0.4

03

 

02

 

 

4週

冷蔵

EIA

μg/mL

10~40
投与直前(トラフ)

管理料[470]

B001 2イ

2~3日

01587

FAX

プリミドンprimidone

3L190

抗けいれん作用を有するてんかんの治療薬。血中半減期には個人差が大きいため、血中濃度測定が有用。

血液
1

遠心

 

血清
0.3

03

 

02

 

 

4週

冷蔵

EMIT

μg/mL

5~12
投与直前(トラフ)

管理料[470]

B001 2イ

2~3日

01585

FAX

フェニトインphenytoin

3L185

ヒダントイン系の代表的な抗てんかん剤。血中濃度測定で歯肉増殖などの副作用を予防。

血液
2

遠心

 

血清
0.4

03

 

02

 

 

4週

冷蔵

EIA

μg/mL

成人・小児 10~20
新生児 8~15
経口 投与直前(トラフ)
静注 投与直前(トラフ)

管理料[470]

B001 2イ

2~3日

01586

カルバマゼピンcarbamazepine

3L115

てんかん、躁うつ病、統合失調症の治療薬。血中半減期は個人差、薬剤間の銘柄差が大きく、併用薬剤によって代謝が遅延する。

血液
2

遠心

 

血清
0.4

03

 

02

 

 

4週

冷蔵

EIA

μg/mL

4~12
他の抗てんかん薬併用時は4~8
投与直前(トラフ)

管理料[470]

B001 2イ

2~3日

01588

FAX

バルプロ酸sodium valproate

3L195

最もよく用いられる抗てんかん剤の一つ。他の薬剤との併用に注意が必要。

血液
2

遠心

 

血清
0.4

03

 

02

 

 

4週

冷蔵

EIA

μg/mL

50~100
投与直前(トラフ)

管理料[470]

B001 2イ

2~3日

04323

FAX

エトスクシミドethosuximide

3L135

スクシミド系抗てんかん剤。代謝速度には個人差が大きく、TDMで適正血中濃度を維持。

血液
2

遠心

 

血清
0.4

03

 

02

 

 

4週

冷蔵

EIA

μg/mL

40~100
投与直前(トラフ)

管理料[470]

B001 2イ

2~3日

01590

トリメタジオンtrimethadion

3L205

小発作などに用いられる抗てんかん剤の血中濃度測定。

血液
2

遠心

 

血清
0.5

03

 

02

 

 

30日

LC-MS/MS

μg/mL

300~500
投与直前(トラフ)

管理料[470]

B001 2イ

4~10日

01594

クロナゼパムclonazepam

3L125

ベンゾジアゼピン系の抗てんかん剤。副作用に呼吸抑制、筋緊張低下、情動不安などが知られている。

血液
2

遠心

 

血清
0.5

03

 

02

 

 

2週

冷蔵

LC-MS/MS

ng/mL

10~70
投与直前(トラフ)

管理料[470]

B001 2イ

3~4日

01591

ニトラゼパムnitrazepam

3L165

ベンゾジアゼピン系の催眠剤、抗てんかん薬。血中濃度測定で中毒を予防。

血液
2

遠心

 

血清
0.5

03

 

02

 

 

3週

冷蔵

LC-MS/MS

ng/mL

20~100
投与直前(トラフ)

管理料[470]

B001 2イ

3~4日

03816

ジアゼパムdiazepam

3L130

代表的なマイナートランキライザー。中毒の予防とともに服薬コンプライアンスの診断に血中濃度を測定。

血液
2

遠心

 

血清
0.5

03

 

02

 

 

4週

冷蔵

LC-MS/MS

ng/mL

有効治療濃度 200~500
中毒域 1,000 以上
投与直前(トラフ)

管理料[470]

B001 2イ

3~5日

03840

ゾニサミドzonisamide

3L210

主として肝で代謝されるベンゾイソキサゾール系抗てんかん剤。肝障害時の投与量調節や服薬コンプライアンスを知る目的で血中濃度を測定。

血液
1

遠心

 

血清
0.3

03

 

02

 

 

4週

冷蔵

ラテックス凝集法

μg/mL

10~30
投与直前(トラフ)

管理料[470]

B001 2イ

2~3日

03655

ガバペンチンgabapentin

3L215

独自の薬理作用をもつGABA誘導体の一種。てんかんの部分発作に用いられ、体内で代謝を受けないため、腎不全で血中濃度測定が推奨される。

血液
1

遠心

 

血清
0.3

03

 

02

 

 

4週

冷蔵

LC-MS/MS

μg/mL

管理料[470]

B001 2イ

3~5日

03918

クロバザムclobazam

3L145

他剤で効果が十分に認められない場合に併用される抗てんかん薬。一部の薬剤と相互作用があるので注意する。

血液
2

遠心

 

血清
0.5

03

 

02

 

 

3週

冷蔵

LC-MS/MS

ng/mL

クロバザム 30~300
デスメチルクロバザム 300~3,000
投与直前(トラフ)

管理料[470]

B001 2イ

3~4日

25396

レベチラセタムlevetiracetam

3L230

他剤で十分効果が得られないとき、併用される抗てんかん薬。神経終末のシナプス小胞蛋白質2A(SV2A)との結合で、発作抑制作用を発揮。

血液
1

遠心

 

血清
0.3

03

 

02

 

 

4週

冷蔵

LC-MS

μg/mL

12~46
投与直前(トラフ)

管理料[470]

B001 2イ

3~4日

25415

ラモトリギンlamotrigine

3L220

小児にも投与可能な比較的新しい抗てんかん剤。併用薬の影響を受け、腎不全で蓄積するため血中濃度測定が行われる。

血液
1

遠心

 

血清
0.3

03

 

02

 

 

4週

冷蔵

LC-MS/MS

μg/mL

2.5~15
投与直前(トラフ)

管理料[470]

B001 2イ

3~4日

25416

トピラマートtopiramate

3L225

主に成人の全般性強直間代発作に対する単剤・併用療法に用いられる抗てんかん剤。

血液
1

遠心

 

血清
0.3

03

 

02

 

 

4週

冷蔵

LC-MS/MS

μg/mL

5~20
投与直前(トラフ)

管理料[470]

B001 2イ

3~4日

25722

スチリペントールstiripentol

3L235

難治性てんかんDravet症候群の発作に対し、クロバザム、バルプロ酸と併用される薬。種々の薬剤と相互作用があるためTDMを行う。

血液
1

遠心

 

EDTA血漿
0.3

14

 

02

 

 

4週

冷蔵

LC-MS/MS

μg/mL

管理料[470]

B001 2イ

3~5日

25904

ルフィナミドrufinamide

3L240

てんかんの一種Lennox-Gastaut症候群に併用薬として使われる薬。薬剤により相互作用が異なるためTDMが有用。

血液
1

遠心

 

血清
0.3

03

 

02

 

 

4週

冷蔵

LC-MS/MS

μg/mL

管理料[470]

B001 2イ

3~5日

26652

ペランパネルperampanel

3L245

抗てんかん薬。選択的AMPA型グルタミン酸受容体(AMPA受容体)拮抗剤であり、既存の抗てんかん薬とは異なる作用機序を持つ。

血液
1

遠心

 

EDTA血漿
0.3

14

 

02

 

 

4週

冷蔵

LC-MS/MS

ng/mL

管理料[470]

B001 2イ

3~4日

26735

ラコサミドlacosamide

3L248

抗てんかん薬。電位依存性ナトリウムチャネルの緩徐な不活性化を選択的に促進することにより過興奮状態にある神経細胞膜を安定化させ、抗けいれん作用を発揮。既存の抗てんかん薬とは異なる作用機序を持つ。

血液
1

遠心

 

EDTA血漿
0.3

14

 

02

 

 

4週

冷蔵

LC-MS/MS

μg/mL

管理料[470]

B001 2イ

3~4日

12391

ビガバトリンvigabatrin

ビガバトリンはウエスト症候群に特化した抗てんかん薬。

血液
1

遠心

 

血清
0.3

03

 

02

 

 

4週

冷蔵

LC-MS/MS

μg/mL

2~36
投与直前(トラフ)

管理料[470]

B001 2イ

3~5日

04585

クロチアゼパム

心身症、自律神経失調症に用いられるベンゾジアゼピン系の心身安定剤。

血液
3

遠心

 

血清
1

03

 

02

 

 

4週

LC-MS/MS

ng/mL

4~6日

04586

フルニトラゼパム

ベンゾジアゼピン系の催眠鎮静・抗不安剤。安全性が高く、麻酔前投薬にも用いられる。

血液
3

遠心

 

血清
1

03

 

02

 

 

4週

LC-MS/MS

ng/mL

4~6日

04606

ミダゾラムmidazolam

3L486

ベンゾジアゼピン系の催眠鎮静導入剤。麻酔前投薬や全身麻酔の導入及び維持などに用いられる。

血液
3

遠心

 

血清
1

03

 

02

 

 

4週

LC-MS/MS

ng/mL

4~6日

04607

エスタゾラム

不眠症の治療や、麻酔前投薬に用いられるベンゾジアゼピン系向精神薬。リトナビルとの併用で血中濃度が上昇。

血液
3

遠心

 

血清
1

03

 

02

 

 

4週

LC-MS/MS

ng/mL

4~6日

04687

アルプラゾラム

心身症に広く用いられるベンゾジアゼピン系のマイナートランキライザー。

血液
3

遠心

 

血清
1

03

 

02

 

 

4週

LC-MS/MS

ng/mL

4~6日

04688

ブロチゾラム

チエノトリアゾロジアゼピン系の睡眠導入剤。催眠、抗不安、抗痙攣作用が強い。

血液
3

遠心

 

血清
1

03

 

02

 

 

4週

LC-MS/MS

ng/mL

4~6日

26781

トリアゾラムtriazolam

3L487

催眠鎮静作用のある超短時間作用型のベンゾジアゼピン系薬剤。

血液
1

遠心

 

血清
0.3

03

 

02

 

 

4週

LC-MS/MS

ng/mL

4~6日

26779

ニメタゼパムnimetazepam

中時間作用型の催眠鎮静作用のあるベンゾジアゼピン系薬剤。2015年8月在庫品の出荷をもって販売中止している

血液
1

遠心

 

血清
0.3

03

 

02

 

 

4週

LC-MS/MS

ng/mL

4~6日

26807

バルビツール酸スクリーニング 〈血清〉barbiturate

3L466

抗てんかん剤や麻酔剤として用いられている。本検査はバルビタール酸系薬物を誘導体別に測定する。

血液
1

遠心

 

血清
0.3

03

 

02

 

 

3週

LC-MS/MS

μg/mL

(基準値)
検出せず

6~11日

26812

バルビツール酸スクリーニング 〈尿〉barbiturate

3L466

抗てんかん剤や麻酔剤として用いられている。本検査はバルビタール酸系薬物を誘導体別に測定する。

 

尿
1

 

25

3週

LC-MS/MS

μg/mL

(基準値)
検出せず

6~11日

26889

ゾルピデム

非ベンゾジアゼピン系構造を持ち、半減期が短い短期作用型の精神・神経系用薬。

血液
1

遠心

 

血清
0.3

03

 

02

 

 

4週

LC-MS/MS

ng/mL

4~6日

26890

ゾピクロン

睡眠障害の改善や麻酔前投与に使用される非ベンゾジアゼピン系薬剤。

血液
1

遠心

 

血清
0.3

03

 

02

 

 

4週

LC-MS/MS

ng/mL

4~6日

00971

セロトニン (5-HT) 〈血液〉serotonin

4E065

消化管の機能調節や血小板凝集促進作用を持つインドールアミン。カルチノイド症候群の診断に用いられる。

単独検体

EDTA加血液
0.6

 

14

 

LC-MS/MS

ng/mL

52.8~200

3~9日

00971

セロトニン (5-HT) 〈血漿〉serotonin

4E065

消化管の機能調節や血小板凝集促進作用を持つインドールアミン。カルチノイド症候群の診断に用いられる。

EDTA加血液
2

冷遠

多血小板血漿(PRP)
0.6

14

02

 

 

LC-MS/MS

ng/mL

623 以下

3~9日

26988

5-ハイドロキシインドール酢酸 (5-HIAA) 〈尿〉5-hydroxyindole acetic acid

4E070

セロトニンの代謝物を測る中枢神経ホルモン検査。偏頭痛やカルチノイド症候群の診断に用いられる。

 

酸性蓄尿
1

 

25

4週

冷蔵

LC-MS/MS

mg/day

0.6~4.1

95

D008 5

生Ⅱ

3~4日

26991

5-ハイドロキシインドール酢酸 (5-HIAA) 〈クレアチニン補正〉5-hydroxyindole acetic acid

4E070

セロトニンの代謝物を測る中枢神経ホルモン検査。偏頭痛やカルチノイド症候群の診断に用いられる。

尿
1

25

冷蔵

LC-MS/MS

μg/mg・Cr

0.4~3.5

95

D008 5

生Ⅱ

3~4日

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