WEB総合検査案内 掲載内容は、2025 年 4 月 1 日時点の情報です。
項目 コード |
検査項目 | 採取量(mL)
遠心 提出量(mL) |
容器 | 安定性 保存 方法 |
検査方法 | 基準値 (単位) |
実施料 診療報酬区分 判断料区分 |
所要日数 |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|
07504 |
サイトメガロウイルス(CMV) DNA定量〈リンパ球〉cytomegalovirus5F194-1441-019-862 |
単独検体開栓厳禁
|
14 |
冷蔵 |
リアルタイムPCR法 | コピー/μg 10未満 |
3~5日 |
項目 コード |
検査項目 |
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07504 |
サイトメガロウイルス(CMV) DNA定量〈リンパ球〉cytomegalovirus5F194-1441-019-862 |
採取量(mL) 遠心 提出量(mL) |
容器 | 安定性 保存 方法 |
検査方法 |
---|---|---|---|
単独検体開栓厳禁
|
14 |
冷蔵 |
リアルタイムPCR法 |
基準値 (単位) |
実施料 診療報酬区分 判断料区分 |
所要 日数 |
---|---|---|
コピー/μg 10未満 |
3~5日 |
備考
項目
- 受付曜日:材料がEDTA加血液の場合は月~金曜日(休日とその前日は受付不可)
検体
- 必ず遺伝子検査の専用検体としてご提出ください(同一検体で病原体核酸検査以外の項目との重複依頼は避けてください)。
- 採血後、速やかに検体をご提出ください(原則として採血後24時間以内の検体を用います)。
- コンタミネーション防止などのため、検体採取後は容器を開栓しないでください。
報告
- DNAが規定量回収できない場合は、換算値にて結果をご報告する場合があります。
- 検体中の1μg DNA当たりのウイルスコピー数として表示。
- リアルタイムPCR法による検査において定量値をべき乗表示する場合、報告書上の記載は例示のとおりです。(例) 5.0×102 コピー → 50×10*1 コピー
参考文献
Heid, C. A. et al.: Genome Res. 6, 986, 1996.
検査項目解説
臨床的意義
免疫不全患者で問題となるサイトメガロウイルス感染症の早期診断および治療の効果判定に用いる検査。
腎移植や骨髄移植などの臓器移植患者やAIDSなどの免疫不全症では、免疫機能が低下しサイトメガロウイルス(CMV)感染症がしばしば重篤になることがある。すなわち本感染症は間質性肺炎や骨髄機能不全を来し、急速に進行することが多く、致命的になることもあるため早期診断、早期治療が重要である。
アンチジェネミア法はCMV感染初期から検出される同ウイルスの構造タンパクであるpp65に対するモノクローナル抗体を用い、CMV抗原陽性細胞を染色して証明するものである。
CMV感染症は抗体価などで診断されていたが、判断が難しい例も多く早期診断ではアンチジェネミア法が優っている。また、PCR法では定量性に乏しいが、アンチジェネミア法では陽性細胞数が報告されることから、定量値が得られるという利点がある。
【陽性を示す疾患】
サイトメガロウイルス感染症
関連疾患
B25.9.1:サイトメガロウイルス感染症 → B25-B34:その他のウイルス性疾患
※ ICD10第2階層コードでグルーピングした検査項目の一覧ページを表示します.