WEB総合検査案内 掲載内容は、2025 年 4 月 1 日時点の情報です。

項目
コード
検査項目 採取量(mL)

遠心

提出量(mL)
容器 安定性
保存
方法
検査方法 基準値
(単位)
実施料
診療報酬区分
判断料区分
所要日数

04859

曜日指定

単純ヘルペスウイルス(HSV) DNA同定herpes simplex virus

5F190-1440-019-851

5F190-1440-041-851

5F190-1440-085-851

単独検体開栓厳禁

EDTA加血液
5

または

 

髄液
0.4

または

 

ぬぐい液

 

14

 

指定容器 

55

 

指定容器 

55

 

冷蔵

 

 

-20℃以下

 

 

-20℃以下

PCR法

検出せず

5~7日

項目
コード
検査項目

04859

曜日指定

単純ヘルペスウイルス(HSV) DNA同定herpes simplex virus

5F190-1440-019-851

5F190-1440-041-851

5F190-1440-085-851

採取量(mL)

遠心

提出量(mL)
容器 安定性
保存
方法
検査方法

単独検体開栓厳禁

EDTA加血液
5

または

 

髄液
0.4

または

 

ぬぐい液

 

14

 

指定容器 

55

 

指定容器 

55

 

冷蔵

 

 

-20℃以下

 

 

-20℃以下

PCR法
基準値
(単位)
実施料
診療報酬区分
判断料区分
所要
日数

検出せず

5~7日

備考

項目

  • 受付曜日:材料がEDTA加血液の場合は月~金曜日(休日とその前日は受付不可)

検体

  • 必ず遺伝子検査の専用検体としてご提出ください(同一検体で病原体核酸検査以外の項目との重複依頼は避けてください)。
  • 採血後、速やかに検体をご提出ください(原則として採血後24時間以内の検体を用います)。
  • ぬぐい液は、滅菌プラスチック軸の綿棒で拭い、綿棒を指定容器(容器番号55)に入れてご提出ください。
  • コンタミネーション防止などのため、検体採取後は容器を開栓しないでください。

容器

容器番号14:内分泌学用容器

  • 採取量: 5.5mL
  • 添加剤: EDTA-2Na
  • 保管方法:常温
  • 有効期間:容器および箱表示
  • 主な検査項目: レニン,サイクリックAMP,遺伝子検査,その他

容器番号55:感染症遺伝子増幅検査用容器

  • 容量: 15mL
  • 添加剤: -
  • 保管方法:常温
  • 主な検査項目: 結核菌群同定,MAC同定-DNA

参考文献

Rowley, A. H. et al.: Lancet 355, 440, 1990.

検査項目解説

臨床的意義

単純ヘルペスウイルスのDNAを同定する検査。1型と2型の定性検査が可能である。

 単純ヘルペスウイルス(HSV)は直径約200nmの球状の粒子でヌクレオカプシド、テクメント、エンベロープから成り直鎖状の2本鎖を持つウイルスである。

 血清型の違いから1型および2型の二つの型を持ち接触感染が知られている。初回の感染後に局所で増殖したウイルスは知覚神経末梢に移行する。移行したウイルスは神経節に潜伏し反復的に症状を引き起こすことがHSV感染の特徴的である。初感染の多くは、症状が認められず不顕性感染と考えられており、一般的に再活性後は1型ウイルスでは口唇ヘルペス、2型ウイルスでは性器ヘルペスとしてともに赤みのある水泡が出現し痛みを伴う。ただし、乳幼児の1型ウイルスの初感染に最も多くみられる症状としてヘルペス性歯肉口内炎がある。神経節に潜伏したウイルスの活性化を起こす誘因としては紫外線照射、月経、ストレス、免疫抑制、発熱性疾患などがあげられる。

 免疫抑制剤や抗がん剤を使用されている場合やHIV感染者など免疫力が低下している場合は再発の頻度も上がり重症化する。

 アシロクロビル、バラシクロビル、ファムシクロビルといった抗ウイルス剤を用いることで治療が可能である。同定検査として1型と2型の定性検査が可能である。

【高値を示す疾患】

ヘルペスウイルス感染症単純ヘルペス

関連疾患

B00.9.1:ヘルペスウイルス感染症 B00-B09:皮膚粘膜系のウイルス感染症
B00.9.3:単純ヘルペス B00-B09:皮膚粘膜系のウイルス感染症
※ ICD10第2階層コードでグルーピングした検査項目の一覧ページを表示します.

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