WEB総合検査案内 掲載内容は、2025 年 4 月 1 日時点の情報です。

項目
コード
検査項目 採取量(mL)

遠心

提出量(mL)
容器 安定性
保存
方法
検査方法 基準値
(単位)
実施料
診療報酬区分
判断料区分
所要日数

05342

曜日指定

水痘・帯状ヘルペスウイルス(VZV) DNA同定varicella-zoster virus

5F193-1440-019-851

5F193-1440-041-851

5F193-1440-050-851

単独検体開栓厳禁

EDTA加血液
5

または

 

髄液
0.4

または

 

ぬぐい液

 

14

 

指定容器 

55

 

指定容器 

55

 

冷蔵

 

 

-20℃以下

 

 

-20℃以下

PCR法

検出せず

5~7日

項目
コード
検査項目

05342

曜日指定

水痘・帯状ヘルペスウイルス(VZV) DNA同定varicella-zoster virus

5F193-1440-019-851

5F193-1440-041-851

5F193-1440-050-851

採取量(mL)

遠心

提出量(mL)
容器 安定性
保存
方法
検査方法

単独検体開栓厳禁

EDTA加血液
5

または

 

髄液
0.4

または

 

ぬぐい液

 

14

 

指定容器 

55

 

指定容器 

55

 

冷蔵

 

 

-20℃以下

 

 

-20℃以下

PCR法
基準値
(単位)
実施料
診療報酬区分
判断料区分
所要
日数

検出せず

5~7日

備考

項目

  • 受付曜日:材料がEDTA加血液の場合は月~金曜日(休日とその前日は受付不可)

検体

  • 必ず遺伝子検査の専用検体としてご提出ください(同一検体で病原体核酸検査以外の項目との重複依頼は避けてください)。
  • 採血後、速やかに検体をご提出ください(原則として採血後24時間以内の検体を用います)。
  • ぬぐい液は、滅菌プラスチック軸の綿棒で拭い、綿棒を指定容器(容器番号55)に入れてご提出ください。
  • コンタミネーション防止などのため、検体採取後は容器を開栓しないでください。

容器

容器番号14:内分泌学用容器

  • 採取量: 5.5mL
  • 添加剤: EDTA-2Na
  • 保管方法:常温
  • 有効期間:容器および箱表示
  • 主な検査項目: レニン,サイクリックAMP,遺伝子検査,その他

容器番号55:感染症遺伝子増幅検査用容器

  • 容量: 15mL
  • 添加剤: -
  • 保管方法:常温
  • 主な検査項目: 結核菌群同定,MAC同定-DNA

参考文献

Koropchak, C. M. et al.: J. Infect. Dis. 163, 1016, 1991.

検査項目解説

臨床的意義

水痘いわゆる水ぼうそうの原因ウイルスとして知られているヘルペスウイルスのDNAを同定する検査。

 水痘・帯状ヘルペスウイルス(VZV)はヘルペスウイルスでアルファヘルペス群に所属し、粒子の形態は単純ヘルペスウイルスと異なり、ヌクレオカプシド中にコアのない粒子が多い。粒子には32種類以上のポリペプチドが存在する。

 VZVは水痘いわゆる水ぼうそうの原因ウイルスとして知られている。初感染後のVSVは神経を通り神経節に潜伏感染し休眠状態となりウイルスは増殖しない。その後、免疫力の低下に伴い帯状疱疹を発症する。

 小児の初発症状は一般的には全身性の一過性の発疹である。短時間で水泡を形成するが急性期には数日間に次々に発疹が現れる。成人では発疹の前に発熱がみられる場合がある。帯状疱疹は神経に損傷を引き起こすとともに、頭頚部や体幹部に沿って帯状の水泡を形成する。妊娠初期の感染は胎児に影響を与え低体重出生、四肢の形成不全、脳症などが現れることもある。また、50歳以上で帯状疱疹を発症した人のうち約2割は三か月以上の痛みが継続し、帯状疱疹後神経痛(PHN)と呼ばれる。

 抗ウイルス薬としてシクロビル, バラシクロビル、ファムシクロビルなどが用いられる。

【高値を示す疾患】

ヘルペスウイルス感染症

関連疾患

B00.9.1:ヘルペスウイルス感染症 B00-B09:皮膚粘膜系のウイルス感染症
※ ICD10第2階層コードでグルーピングした検査項目の一覧ページを表示します.

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