WEB総合検査案内 掲載内容は、2025 年 4 月 1 日時点の情報です。

項目
コード
検査項目 採取量(mL)

遠心

提出量(mL)
容器 安定性
保存
方法
検査方法 基準値
(単位)
実施料
診療報酬区分
判断料区分
所要日数

09911

曜日指定

EBウイルス(EBV) DNA同定Epstein-Barr virus

5F201-1440-019-851

5F201-1440-041-851

5F201-1440-050-851

単独検体開栓厳禁

EDTA加血液
5

または

 

髄液
0.4

または

 

ぬぐい液

 

14

 

指定容器 

55

 

指定容器 

55

 

冷蔵

 

 

-20℃以下

 

 

-20℃以下

PCR法

検出せず

5~7日

項目
コード
検査項目

09911

曜日指定

EBウイルス(EBV) DNA同定Epstein-Barr virus

5F201-1440-019-851

5F201-1440-041-851

5F201-1440-050-851

採取量(mL)

遠心

提出量(mL)
容器 安定性
保存
方法
検査方法

単独検体開栓厳禁

EDTA加血液
5

または

 

髄液
0.4

または

 

ぬぐい液

 

14

 

指定容器 

55

 

指定容器 

55

 

冷蔵

 

 

-20℃以下

 

 

-20℃以下

PCR法
基準値
(単位)
実施料
診療報酬区分
判断料区分
所要
日数

検出せず

5~7日

備考

項目

  • 受付曜日:材料がEDTA加血液の場合は月~金曜日(休日とその前日は受付不可)

検体

  • 必ず遺伝子検査の専用検体としてご提出ください(同一検体で病原体核酸検査以外の項目との重複依頼は避けてください)。
  • 採血後、速やかに検体をご提出ください(原則として採血後24時間以内の検体を用います)。
  • ぬぐい液は、滅菌プラスチック軸の綿棒で拭い、綿棒を指定容器(容器番号55)に入れてご提出ください。
  • コンタミネーション防止などのため、検体採取後は容器を開栓しないでください。

容器

容器番号14:内分泌学用容器

  • 採取量: 5.5mL
  • 添加剤: EDTA-2Na
  • 保管方法:常温
  • 有効期間:容器および箱表示
  • 主な検査項目: レニン,サイクリックAMP,遺伝子検査,その他

容器番号55:感染症遺伝子増幅検査用容器

  • 容量: 15mL
  • 添加剤: -
  • 保管方法:常温
  • 主な検査項目: 結核菌群同定,MAC同定-DNA

参考文献

宮下俊之: 小児科診療 54, 710, 1991.

検査項目解説

臨床的意義

EBウイルスのDNAを同定、定量する検査。

 エプスタイン・バール・ウイルス(Epstein-Barr virus、EBV)は、ヘルペスウイルスの一種であり学名はHuman herpesvirus 4(HHV-4)である。直線の2本鎖DNA持つが潜伏細胞の核内では環状ゲノムを形成する。

 唾液を介して感染が起き世界中で95%の人が感染しているといわれ一度感染するとウイルスは体内に潜伏状態となる。潜伏感染状態ではウイルスに非構造蛋白が発現しウイルス粒子は産生されない。RBV感染は不顕性感染の場合が多く,感染に気付かないことが多い。成人以降の初感染は伝染性単核球症を引き起こし、発熱、咽頭やリンパ節の腫脹などの症状が現れる。この症状は数ヵ月間続く場合もあるが自然治癒に至る。

 臓器移植後などの免疫不全状態ではウイルスの再活性化が起きリンパ球増殖性疾患の原因となるため早期の鑑別が必要となる。

 リアルタイムPCR法を用いることにより定量的な評価が可能である。

【陽性を示す疾患】

EBウイルス感染症

関連疾患

B33.8.1:EBウイルス感染症 B25-B34:その他のウイルス性疾患
※ ICD10第2階層コードでグルーピングした検査項目の一覧ページを表示します.

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