WEB総合検査案内 掲載内容は、2025 年 4 月 1 日時点の情報です。
項目 コード |
検査項目 | 採取量(mL)
遠心 提出量(mL) |
容器 | 安定性 保存 方法 |
検査方法 | 基準値 (単位) |
実施料 診療報酬区分 判断料区分 |
所要日数 |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|
00152 |
CRP 《定性》C-reactive protein5C070-1351-023-062 |
遠心
|
01 |
1週 冷蔵 |
LA(ラテックス凝集比濁法) | (-) |
16 D015 1 免疫 |
1~2日 |
項目 コード |
検査項目 |
---|---|
00152 |
CRP 《定性》C-reactive protein5C070-1351-023-062 |
採取量(mL) 遠心 提出量(mL) |
容器 | 安定性 保存 方法 |
検査方法 |
---|---|---|---|
遠心
|
01 |
1週 冷蔵 |
LA(ラテックス凝集比濁法) |
基準値 (単位) |
実施料 診療報酬区分 判断料区分 |
所要 日数 |
---|---|---|
(-) |
16 D015 1 免疫 |
1~2日 |
備考
診療報酬
- 保険名称:血漿蛋白免疫学的検査/C反応性蛋白(CRP)定性
- 実施料:16
- 診療報酬区分:D015 1
- 判断料区分:免疫学的検査
「アミロイドA」を「CRP定性」または「CRP定量」と併せて測定した場合は、主たるもののみ算定できます。
チャート

参考文献
大谷英樹: 日本臨牀 53, (増刊1), 233, 1995.
検査項目解説
臨床的意義
代表的な急性相反応物質。炎症性疾患や体内組織の崩壊がある場合に血中で増加し、炎症マーカーとして用いられる。
CRPは肺炎球菌のC多糖体と沈降反応を起こすことにより発見された血清タンパクで、急性相反応物質と呼ばれる炎症性疾患で上昇する一群のタンパクの一種である。
分子量は約105,000でIgMのように5つのサブユニットが環状に結合した構造をとる。血液その他の体液中に広く分布し、血流を通じて炎症の場に達し、壊死に陥った細胞膜のリン脂質と結合して、補体の活性化、リンパ球機能の活性化、貪食細胞機能促進など生物学的変化を起こし、それらを通じて炎症により生じた体内の病的産物を除去する作用を持つ。
CRPは、急性炎症あるいは組織崩壊性病変で増加する代表的な炎症マーカーであり、炎症性病巣の存在や病変の程度を鋭敏に反映する。このため感染症、膠原病など炎症性疾患の活動性や重症度、経過観察および予後判定の指標として用いられる。
CRPには性、年齢、食事、運動、採血時間などによる影響はほとんどみられない。新生児では、きわめて低い値(数μg/dL程度)で存在している。新生児感染症では早期より上昇を示す。
【高値を示す疾患】
感染症,リウマチ熱,急性心筋梗塞,関節リウマチ,外傷,熱傷
関連疾患
B99-B99:感染症 → B99-B99:感染症
I00-I02:リウマチ熱 → I00-I02:リウマチ熱
I21.9.5:急性心筋梗塞 → I20-I25:虚血性心疾患
M06.9.2:関節リウマチ → M05-M14:炎症性多発性関節疾患
T14.9.1:外傷 → T08-T14:その他の損傷
T20-T32:熱傷 → T20-T32:熱傷
※ ICD10第2階層コードでグルーピングした検査項目の一覧ページを表示します.