WEB総合検査案内 掲載内容は、2025 年 4 月 1 日時点の情報です。

『甲状腺・内分泌腺腫瘍』に関連する検査項目

項目
コード
検査項目 採取量(mL)

遠心

提出量(mL)
容器 安定性
保存
方法
検査方法 基準値
(単位)
実施料
診療報酬区分
判断料区分
所要日数

26311

カルシトニン (CT)calcitonin

4C035

甲状腺から分泌されるペプチドで、血中カルシウム濃度を低下させる作用がある。甲状腺髄様癌にて高値。

血液
1

遠心

 

血清
0.3

01

 

02

 

 

24カ月

ECLIA

pg/mL

M 5.15 以下
F 3.91 以下
(空腹時)

包括133

D008 20

生Ⅱ

2~3日

26948

メタネフリン2分画metanephrines, fractionation

4E040

アドレナリン、ノルアドレナリンがバニリルマンデル酸(VMA)になる前の中間代謝物。褐色細胞腫・神経芽細胞腫で上昇。

 

酸性蓄尿
2

 

25

4週

冷蔵

LC-MS/MS

mg/day

MN1日量 0.05~0.20
NMN1日量 0.10~0.28
MN総1日量 0.15~0.41

包括220

D008 45

生Ⅱ

3~4日

26973

バニリルマンデル酸 (VMA) 〈尿〉vanillylmandelic acid

4E060

カテコールアミンの最終代謝産物。カテコールアミン産生腫瘍(褐色細胞腫、神経芽細胞腫)の診断と経過観察に用いられる。

 

酸性蓄尿
1

 

25

4週

冷蔵

LC-MS/MS

mg/day

1.4~4.9

90

D008 4

生Ⅱ

3~4日

26976

バニリルマンデル酸 (VMA) 〈クレアチニン補正〉vanillylmandelic acid

4E060

カテコールアミンの最終代謝産物。カテコールアミン産生腫瘍(褐色細胞腫、神経芽細胞腫)の診断と経過観察に用いられる。

尿
1

25

冷蔵

LC-MS/MS

μg/mg・Cr

1.2~4.9

90

D008 4

生Ⅱ

3~4日

26981

ホモバニリン酸 (HVA) 〈尿〉homovanillic acid

4E055

ドーパミンの最終代謝産物。カテコールアミンの分泌状態を反映して高値を示す。

 

酸性蓄尿
1

 

25

4週

冷蔵

LC-MS/MS

mg/day

1.6~5.5

69

D008 3

生Ⅱ

3~4日

26984

ホモバニリン酸 (HVA) 〈クレアチニン補正〉homovanillic acid

4E055

ドーパミンの最終代謝産物。カテコールアミンの分泌状態を反映して高値を示す。

尿
1

25

冷蔵

LC-MS/MS

μg/mg・Cr

1.6~5.5

69

D008 3

生Ⅱ

3~4日

00969

ドーパミン・総dopamine

4E050

ノルアドレナリンの前駆物質。通常は遊離型のみが測定されるが、本項目は抱合型も含む総ドーパミンを定量。

血液
5

冷遠

EDTA血漿
2

14

02

 

 

HPLC

ng/mL

0.5~6.2

6~11日

01038

17-ケトステロイド分画 (17-KS分画) 3分画17-ketosteroids, 3 fractionation

4D016

ステロイドを3,7および10分画に分け、副腎皮質機能異常を各分画の値により明確に評価が可能。

 

蓄尿
5

 

25

4週

冷蔵

GC-MS/MS

mg/day

包括213

D008 43

生Ⅱ

5~7日

01030

17-ケトステロイド分画 (17-KS分画) 7分画17-ketosteroids, 7 fractionation

4D018

ステロイドを3,7および10分画に分け、副腎皮質機能異常を各分画の値により明確に評価が可能。

 

蓄尿
5

 

25

4週

冷蔵

GC-MS/MS

mg/day

包括213

D008 43

生Ⅱ

5~7日

07485

ステロイド10分画steroids, 10 fractionation

4D019

ステロイドを3,7および10分画に分け、副腎皮質機能異常を各分画の値により明確に評価が可能。

 

蓄尿
5

 

25

4週

冷蔵

GC-MS/MS

mg/day

5~7日

01045

デハイドロエピアンドロステロンサルフェート (DHEA-S)dehydroepiandrosterone sulfate

4D090

男性ホルモンの中間代謝産物。DHEAの硫化物で、より血中半減期が長い。Cushing症候群の病型判定や男性化徴候の指標。

血液
1

遠心

 

血清
0.3

 

 

 

01

 

 

3週

冷蔵

CLEIA

μg/dL

包括169

D008 34

生Ⅱ

2~3日

01063

プレグナンジオール (P2)pregnanediol

4F055

プロジェステロンの尿中代謝物。黄体期におけるプロジェステロン産生能をあらわし、妊娠中は胎盤機能を反映する。

 

蓄尿
5

 

25

4週

冷蔵

GC-MS/MS

mg/day

M 0.12~0.93
F 卵胞期 0.16~1.28
黄体期 0.69~4.70
閉経後 1.00 以下

包括213

D008 43

生Ⅱ

5~7日

01064

プレグナントリオール (P3)pregnanetriol

4F060

17α-OHPの尿中代謝物。先天性副腎皮質過形成にともない高値となる。

 

蓄尿
5

 

25

4週

冷蔵

GC-MS/MS

mg/day

M 0.25~1.48
F 卵胞期 0.07~1.24
黄体期 0.25~1.58
閉経後 1.00 以下

包括232

D008 48

生Ⅱ

5~7日

01061

プロジェステロン (P4)progesterone

4F045

卵巣と胎盤から分泌され、黄体機能や妊娠に深く関わる性ホルモン。月経の周期異常、不妊症の診断に有用。

血液
1

遠心

 

血清
0.3

 

 

 

01

 

 

12週

冷蔵

CLIA

ng/mL

包括147

D008 24

生Ⅱ

2~3日

12854

曜日指定

甲状腺癌RET CDx遺伝子解析

8C061

甲状腺癌、甲状腺髄様癌の遺伝子変異などを検出する検査。

未染スライド
5~10枚(5μm厚)

または

組織
100mg(5mm角)

30

 

27

常温

 

-70℃以下

次世代シークエンス法

検出せず

包括5000

D004-2 1

遺染

10~14日

01770

曜日指定

MYCN(N-myc) (2p24.1増幅解析)amp(2p24) : MYCN

8B324

神経芽腫にみられるMYCNN-myc)遺伝子の増幅をFISH法により検出する検査である。

開栓厳禁

ヘパリン加血液
3

または

 

骨髄液
0.5

または

その他

 

10

 

指定容器 

22

 

 

 

冷蔵

 

 

冷蔵

 

冷蔵

FISH法

2553

D006-5 1

遺染

5~7日

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