WEB総合検査案内 掲載内容は、2025 年 4 月 1 日時点の情報です。
『巨赤芽球性貧血』に関連する検査項目
項目 コード |
検査項目 | 採取量(mL)
遠心 提出量(mL) |
容器 | 安定性 保存 方法 |
検査方法 | 基準値 (単位) |
実施料 診療報酬区分 判断料区分 |
所要日数 |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|
01566 |
葉酸folic acid3G105 核酸、アミノ酸代謝に関わる水溶性ビタミン。欠乏すると巨赤芽球性貧血を引き起こす。 |
遠心
|
01 ↓
02 |
12週 凍 |
CLIA | ng/mL 3.6~12.9 |
150 D007 41 生Ⅰ |
2~3日 |
00053 |
血清鉄 (Fe)iron3I010 貧血の病態把握を行うための基本的な検査。鉄は赤血球のヘモグロビンを構成する元素で、欠乏すると小球性貧血をきたす。 |
遠心
|
01 |
2週 冷蔵 |
比色法 | μg/dL M 50~200 |
包括11 D007 1 生Ⅰ |
1~2日 |
01587 |
プリミドンprimidone3L190 抗けいれん作用を有するてんかんの治療薬。血中半減期には個人差が大きいため、血中濃度測定が有用。 |
遠心
|
03 ↓
02 |
4週 冷蔵 |
EMIT | μg/mL 5~12 |
管理料[470] B001 2イ |
2~3日 |
01834 |
抗胃壁細胞抗体 (抗パリエタル細胞抗体)anti-parietal cell antibody5G185 胃壁細胞の原形質に対する自己抗体。悪性貧血患者の血中に高率で出現する。 |
遠心
|
01 |
2週 冷蔵 |
FAT | 10 倍 未満 |
4~6日 |
|
00504 |
ヘマトクリット (Ht)hematocrit2A040 血液中に占める赤血球の全容積をパーセント表示した値。貧血のスクリーニングと分類に用いられ、貧血で低値。 |
|
13 |
冷蔵凍結不可 |
赤血球パルス波高値検出法 | % M 39.7~52.4 |
21 D005 5 血液 |
1~2日 |
00554 |
血小板数 (PLT)platelet count2A050 止血機構の中心を担う血球成分。自己抗体やDICなどによる消費の亢進、骨髄疾患や肝硬変で減少をみる。 |
|
13 |
冷蔵凍結不可 |
電気抵抗検出法 | ×104/μL 14.0~34.0 |
21 D005 5 血液 |
1~2日 |
00540 |
網状赤血球数 (レチクロ)reticulocytes2A110 脱核した赤血球の中で最も若い細胞。骨髄の赤血球産生亢進に伴って増加し、造血能をみる検査として有用である。 |
|
13 |
冷蔵凍結不可 |
フローサイトメトリー法 | ‰ 4~19 |
12 D005 2 血液 |
1~2日 |
00530 |
赤血球像hemogram2A160 赤血球の形態異常から、血液疾患の病態を鑑別する検査。 |
または
|
13
20 |
冷蔵凍結不可
常温 |
目視法(鏡検) | 2~3日 |
||
00553 |
骨髄像 (マルク)myelogram2A170 骨髄穿刺液の組織形態学的所見から血球の産生動向を知り、各種血液疾患、悪性腫瘍の骨転移等を診断する検査。 |
|
20 |
常温 |
ライト・ギムザ染色 | 788 D005 14 血液 |
7~14日 |
|
00587 |
血液塗抹標本 鉄染色iron stain2A240 血液又は骨髄塗抹標本を用いて、非ヘモグロビン鉄を染色し、鉄代謝異常の有無を形態学的に調べる検査。貧血の鑑別診断に有用。 |
|
20 |
常温 |
ベルリンブルー | 各27加算 D005 6注 血液 |
2~4日 |
|
04170 |
骨髄液塗抹標本 鉄染色iron stain2A240 血液又は骨髄塗抹標本を用いて、非ヘモグロビン鉄を染色し、鉄代謝異常の有無を形態学的に調べる検査。貧血の鑑別診断に有用。 |
|
20 |
常温 |
ベルリンブルー | 各40加算 D005 14注 血液 |
2~4日 |