WEB総合検査案内 掲載内容は、2025 年 4 月 1 日時点の情報です。
項目 コード |
検査項目 | 採取量(mL)
遠心 提出量(mL) |
容器 | 安定性 保存 方法 |
検査方法 | 基準値 (単位) |
実施料 診療報酬区分 判断料区分 |
所要日数 |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|
20135 |
ALP (アルカリフォスファターゼ)alkaline phosphatase3B070-0000-023-275 |
遠心
|
01 |
1週 冷蔵 |
IFCC標準化対応法 | U/L 38~113 |
包括11 D007 1 生Ⅰ |
1~2日 |
項目 コード |
検査項目 |
---|---|
20135 |
ALP (アルカリフォスファターゼ)alkaline phosphatase3B070-0000-023-275 |
採取量(mL) 遠心 提出量(mL) |
容器 | 安定性 保存 方法 |
検査方法 |
---|---|---|---|
遠心
|
01 |
1週 冷蔵 |
IFCC標準化対応法 |
基準値 (単位) |
実施料 診療報酬区分 判断料区分 |
所要 日数 |
---|---|---|
U/L 38~113 |
包括11 D007 1 生Ⅰ |
1~2日 |
備考
診療報酬
- 保険名称:血液化学検査/アルカリホスファターゼ(ALP)
- 実施料:包括11
- 診療報酬区分:D007 1
- 判断料区分:生化学的検査(Ⅰ)
チャート


参考文献
長縄玲那, 他: 日本臨床検査自動化学会会誌 40, (2), 157, 2015.
検査項目解説
臨床的意義
肝障害、胆汁うっ滞や骨疾患、妊娠等で上昇を示す酵素。血液型がB型、O型の人はやや高め。
アルカリフォスファターゼ(ALP)は生体の細胞膜に広く分布し、アルカリ側のpHでさまざまなリン酸化合物を分解する酵素である。
糖タンパクであるALP分子には、糖鎖構造の違いから数種類の異なる臓器に由来するアイソザイムが存在する。ALPで異常値がみられた場合はアイソザイム検査を行い、由来臓器を検索する。
ALPが高値になる主な原因は、
1. 肝胆道系疾患
2. 骨代謝系疾患
3. 血液型がB型、O型の人に出現する脂肪食摂取後の小腸性ALP
4. 妊娠時やまれに悪性腫瘍で出現する胎盤性ALP
などである。
【高値を示す疾患】
関節軟骨腫瘍,甲状腺機能亢進症,肝疾患,胆道疾患,慢性腎不全
関連疾患
D48.0.3:関節軟骨腫瘍 → D37-D48:その他の腫瘍
E05.9.5:甲状腺機能亢進症 → E00-E07:甲状腺疾患
K70-K77:肝疾患 → K70-K77:肝疾患
K83.9.1:胆道疾患 → K80-K87:胆嚢・胆管・膵の疾患
N18.9.3:慢性腎不全 → N17-N19:腎不全
※ ICD10第2階層コードでグルーピングした検査項目の一覧ページを表示します.