WEB総合検査案内 掲載内容は、2025 年 4 月 1 日時点の情報です。

その他造血器腫瘍

項目
コード
検査項目 採取量(mL)

遠心

提出量(mL)
容器 安定性
保存
方法
検査方法 基準値 実施料
診療報酬区分
判断料区分
所要日数

45611

曜日指定

RHOA G17V変異解析RHOA (ras homolog family member A)

8C248

血管免疫芽球性T細胞リンパ腫(AITL)は、前がんリンパ組織のうちの濾胞性ヘルパーT細胞のRHOA遺伝子に変異が起こって発症するといわれており、約70%の患者からRHOA G17V変異を検出するといわれている。

開栓厳禁

EDTA加血液
3

または

 

骨髄液
1

または

組織
30mg(3mm角)

または

未染スライド
5枚(5μm厚)

 

13

 

指定容器 

22

 

27

 

30

 

冷蔵

 

 

冷蔵

 

-70℃以下

 

常温

PNA-LNA PCR Clamp法

検出せず

2100

D006-2

遺染

6~12日

45769

曜日指定

JAK2V617F変異相対定量解析JAK2 (Janus kinase 2)

8C491

骨髄増殖性腫瘍(MPN)のカテゴリーに包括される真性赤血球増加症(PV)、本態性血小板血症(ET)、原発性骨髄線維症(PMF)の診断補助検査として有用である。

開栓厳禁

EDTA加血液
3

または

 

骨髄液
1

 

13

 

指定容器 

22

 

冷蔵

 

 

冷蔵

アレル特異的定量PCR法

陰性
(1.000%以下)

2504

D006-16

遺染

4~10日

45641

曜日指定

CALR遺伝子変異解析CALR (calreticulin)

8C493

本態性血小板血症(ET)、原発性骨髄線維症(PMF)にみられる遺伝子変異として、CALR遺伝子のタイプ1変異、タイプ2変異、およびその他のマイナー変異(minor variants)の有無を判定する。

開栓厳禁

EDTA加血液
3

または

 

骨髄液
1

 

13

 

指定容器 

22

 

冷蔵

 

 

冷蔵

リアルタイムPCR法

検出せず

2100

D006-2

遺染

4~10日

45638

曜日指定

MPL遺伝子W515L/K変異解析MPL (myeloproliferative leukemia virus oncogene)

8C492

骨髄増殖性腫瘍(MPN)のなかでも本態性血小板血症(ET)、原発性骨髄線維症(PMF)に関連するMPL遺伝子のW515L変異、W515K変異の有無を判定する。

開栓厳禁

EDTA加血液
3

または

 

骨髄液
1

 

13

 

指定容器 

22

 

冷蔵

 

 

冷蔵

リアルタイムPCR法

検出せず

2100

D006-2

遺染

4~10日

06708

曜日指定

BCL2-JH 再構成BCL2 (BCL2, apoptosis regulator)

8C453

BCL2-JH融合遺伝子は、t(14;18)染色体転座によって再編成される遺伝子であり、濾胞性リンパ腫(FL)のなかで80~90%を占める変異である。

開栓厳禁

EDTA加血液
3

または

 

骨髄液
1

または

組織
30mg(3mm角)

 

13

 

指定容器 

22

 

27

 

冷蔵

 

 

冷蔵

 

-70℃以下

PCR法

検出せず

2100

D006-2

遺染

8~14日

12503

曜日指定

EZH2変異解析 (タゼメトスタット)EZH2 mutation analysis

8C935

濾胞性リンパ腫患者へのEZH2阻害剤適応を判定するための補助検査。

未染スライド
5枚(5μm厚)

30

常温

リアルタイムPCR法

検出せず

包括2500

D004-2 1

遺染

4~7日

45079

曜日指定

キメリズム解析《移植前》chimerism analysis

8C981

移植後のレシピエント体内にはドナー由来血液細胞とレシピエント由来血液細胞が同時に存在するキメリズムと呼ばれる状態が出現する。その状態を把握し生着確認するための検査。

開栓厳禁

EDTA加血液
5

または

 

骨髄液
1

 

14

 

指定容器 

22

 

冷蔵

 

 

冷蔵

フラグメント解析法

5~11日

45081

曜日指定

キメリズム解析《ドナー》chimerism analysis

8C981

移植後のレシピエント体内にはドナー由来血液細胞とレシピエント由来血液細胞が同時に存在するキメリズムと呼ばれる状態が出現する。その状態を把握し生着確認するための検査。

開栓厳禁

EDTA加血液
5

または

 

骨髄液
1

 

14

 

指定容器 

22

 

冷蔵

 

 

冷蔵

フラグメント解析法

5~11日

45083

曜日指定

キメリズム解析《移植後》chimerism analysis

8C981

移植後のレシピエント体内にはドナー由来血液細胞とレシピエント由来血液細胞が同時に存在するキメリズムと呼ばれる状態が出現する。その状態を把握し生着確認するための検査。

開栓厳禁

EDTA加血液
5

または

 

骨髄液
1

 

14

 

指定容器 

22

 

冷蔵

 

 

冷蔵

フラグメント解析法

5~11日

「遺伝子関連検査」分野共通の特記事項

  • [お願い]「遺伝子解析検査のご依頼について」(チャート参照)をご確認ください。
    [ご参考]「主な腫瘍関連遺伝子記号と別称」(チャート参照)、 「弊社の倫理指針」(チャート参照)を掲載しています。

「その他造血器腫瘍」中分類共通の特記事項

  • [ご参考]「造血器腫瘍の疾患別関連項目(FISH法,PCR法,他)と染色体異常」(チャート参照)を掲載しています。

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