WEB総合検査案内 掲載内容は、2025 年 6 月 2 日時点の情報です。

『溶血性貧血』に関連する検査項目

項目
コード
検査項目 採取量(mL)

遠心

提出量(mL)
容器 安定性
保存
方法
検査方法 基準値
(単位)
実施料
診療報酬区分
判断料区分
所要日数

00002

直接ビリルビン (D-BIL)bilirubin, conjugated

3J015

肝でグルクロン酸抱合を受けたビリルビン。総ビリルビンとともに、肝疾患の診断、黄疸の鑑別などに重要な検査。

血液
2

遠心

 

血清
0.5

 

 

 

01

 

 

1週

冷蔵

酵素法

mg/dL

0.0~0.2

包括11

D007 1

生Ⅰ

1~2日

20136

FAX

LD(LDH) (乳酸脱水素酵素)lactate dehydrogenase

3B050

ほとんどの組織や臓器に分布する酵素。貧血、炎症、腫瘍など汎用的なスクリーニング検査として用いられる。

血液
2

遠心

 

血清
0.5

 

 

 

01

 

 

2日

冷蔵

IFCC標準化対応法(UV)

U/L

124~222

包括11

D007 1

生Ⅰ

1~2日

00019

アルドラーゼ (ALD)aldolase

3B100

細胞の破壊や壊死、代謝障害で高値となる解糖系酵素。組織崩壊をリアルタイムで反映する一方、臓器特異性が低いため補助診断に用いられる。

血液
2

遠心

 

血清
0.5

 

 

 

01

 

 

3~4日

冷蔵

UV法

IU/L

2.7~5.9

包括11

D007 1

生Ⅰ

1~2日

00056

LDHアイソザイムlactate dehydrogenase isoenzymes

3B055

LDH高値の際に由来臓器を推定する検査。サブユニット欠損症では特定のアイソザイムが異常低値に。

血液
1

遠心

 

血清
0.3

 

 

 

01

 

 

4日

冷蔵

アガロースゲル電気泳動法

%

48

D007 14

生Ⅰ

2~3日

01524

ヘモグロビンF (胎児ヘモグロビン)(HbF)hemoglobin F

2C010

胎児期に生成されるヘモグロビン。サラセミアや再生不良性貧血など様々な血液疾患で認められる。

 

NaF加血液
2

 

04

1週

冷蔵凍結不可

ステップワイズHPLC(SW-HPLC)

%

1.1 以下

60

D005 11

血液

2~3日

01640

亜鉛 (Zn) 〈血清〉zinc

3I030

代表的な必須微量金属。欠乏すると皮膚炎や味覚障害をきたす。中心静脈栄養・経腸栄養に伴う亜鉛欠乏症の診断に重要。

単独検体

血液
2

遠心

 

 

金属用血清
0.5

 

 

 

指定容器 

 

68

 

 

 

 

18日

冷蔵

原子吸光法

μg/dL

80~130

136

D007 37

生Ⅰ

2~3日

01641

亜鉛 (Zn) 〈尿〉zinc

3I030

代表的な必須微量金属。欠乏すると皮膚炎や味覚障害をきたす。中心静脈栄養・経腸栄養に伴う亜鉛欠乏症の診断に重要。

単独検体

 

尿
5

指定容器 

 

59

 

4週

冷蔵

原子吸光法

μg/L

64~947

136

D007 37

生Ⅰ

3~6日

01585

FAX

フェニトインphenytoin

3L185

ヒダントイン系の代表的な抗てんかん剤。血中濃度測定で歯肉増殖などの副作用を予防。

血液
2

遠心

 

血清
0.4

03

 

02

 

 

4週

冷蔵

EIA

μg/mL

成人・小児 10~20
新生児 8~15
経口 投与直前(トラフ)
静注 投与直前(トラフ)

管理料[470]

B001 2イ

2~3日

01586

カルバマゼピンcarbamazepine

3L115

てんかん、躁うつ病、統合失調症の治療薬。血中半減期は個人差、薬剤間の銘柄差が大きく、併用薬剤によって代謝が遅延する。

血液
2

遠心

 

血清
0.4

03

 

02

 

 

4週

冷蔵

EIA

μg/mL

4~12
他の抗てんかん薬併用時は4~8
投与直前(トラフ)

管理料[470]

B001 2イ

2~3日

00206

寒冷凝集反応cold agglutination

5E105

冷式の赤血球抗体を検出する検査だが、マイコプラズマ肺炎でも多クローン性のIgM増加を反映し上昇する。

血液
1

遠心

 

血清
0.3

 

 

 

01

 

 

4週

冷蔵

赤血球凝集反応

64 倍 未満

11

D014 1

免疫

3~5日

00243

ハプトグロビン (Hp) (型判定)haptoglobin phenotype

5C041

ヘモグロビンと特異的に結合する糖蛋白質。溶血で減少し、炎症性疾患で血中に増加。

血液
1

遠心

血清
0.3

 

 

01

 

 

冷蔵

TIA/薄層アクリルアミドゲル電気泳動法

mg/dL

1-1型 43~180
2-1型 38~179
2-2型 15~116

132

D015 14

免疫

4~5日

00335

ハプトグロビン (Hp) (型判定なし)haptoglobin

5C040

ヘモグロビンと特異的に結合する糖蛋白質。溶血で減少し、炎症性疾患で血中に増加。

血液
1

遠心

血清
0.3

 

 

01

 

 

冷蔵

TIA

mg/dL

19~170

132

D015 14

免疫

2~3日

00253

FAX

抗グロブリン試験 直接クームス試験direct antiglobulin test

5H121

溶血性疾患の原因である不完全抗体を検出する検査。体内で血球に不完全抗体が結合していることを証明する。

単独検体

EDTA加血液(2Kまたは2Na)
1

 

13

 

常温

カラム凝集法

(-)

34

D011 2イ

免疫

2~3日

00254

抗グロブリン試験 間接クームス試験indirect antiglobulin test

5H122

溶血の原因である不完全抗体を検出する検査。血清中に遊離している不完全抗体の存在証明に用いられる。

単独検体

血液
5

遠心

血清
1.5

 

 

 

01

 

 

 

冷蔵

カラム凝集法

(-)

47

D011 2ロ

免疫

2~3日

00295

抗グロブリン試験 定量クームス試験indirect antiglobulin test

5H122

溶血の原因である不完全抗体を検出する検査。血清中に遊離している不完全抗体の存在証明に用いられる。

単独検体

血液
7

遠心

血清
2.5

 

 

 

01

 

 

 

冷蔵

試験管法

1 倍 未満

47

D011 2ロ

免疫

2~3日

07606

T細胞系 CD8 (MHC class I レセプター)CD8

5I082

モノクローナル抗体で検索される、サプレッサー/細胞障害性T細胞の表面マーカー。CD4/CD8比は免疫活動性の指標となり免疫不全で低下する。

EDTA加血液
3

13

常温

フローサイトメトリー法

陽性細胞百分率
19~41 %
陽性細胞絶対数
110~1066 /μL

185

D016 2

免疫

2~3日

08682

CD4×CD8two-color analysis, CD4×CD8

5I702

モノクローナル抗体で検索される、サプレッサー/細胞障害性T細胞の表面マーカー。CD4/CD8比は免疫活動性の指標となり免疫不全で低下する。

EDTA加血液
3

13

常温

フローサイトメトリー法

185

D016 2

免疫

2~3日

00503

FAX

ヘモグロビン (Hb)hemoglobin

2A030

血液中の血色素であるヘモグロビン量を測定する検査。貧血等の血液疾患のスクリーニング検査として用いられる。

EDTA加血液
2

13

冷蔵凍結不可

SLS-Hb法

g/dL

M 13.5~17.5
F 11.5~15.0

21

D005 5

血液

1~2日

00504

ヘマトクリット (Ht)hematocrit

2A040

血液中に占める赤血球の全容積をパーセント表示した値。貧血のスクリーニングと分類に用いられ、貧血で低値。

EDTA加血液
2

13

冷蔵凍結不可

赤血球パルス波高値検出法

%

M 39.7~52.4
F 34.8~45.0

21

D005 5

血液

1~2日

00540

網状赤血球数 (レチクロ)reticulocytes

2A110

脱核した赤血球の中で最も若い細胞。骨髄の赤血球産生亢進に伴って増加し、造血能をみる検査として有用である。

EDTA加血液
2

13

冷蔵凍結不可

フローサイトメトリー法

4~19

12

D005 2

血液

1~2日

00530

赤血球像hemogram

2A160

赤血球の形態異常から、血液疾患の病態を鑑別する検査。

EDTA加血液
2

または

血液塗抹標本
3枚

13

 

20

冷蔵凍結不可

 

常温

目視法(鏡検)

2~3日

00553

専用依頼書

骨髄像 (マルク)myelogram

2A170

骨髄穿刺液の組織形態学的所見から血球の産生動向を知り、各種血液疾患、悪性腫瘍の骨転移等を診断する検査。

骨髄塗抹標本
3枚以上

20

常温

ライト・ギムザ染色

788

D005 14

血液

7~14日

00587

血液塗抹標本 鉄染色iron stain

2A240

血液又は骨髄塗抹標本を用いて、非ヘモグロビン鉄を染色し、鉄代謝異常の有無を形態学的に調べる検査。貧血の鑑別診断に有用。

血液塗抹標本
2枚以上

20

常温

ベルリンブルー

各27加算

D005 6注

血液

2~4日

04170

骨髄液塗抹標本 鉄染色iron stain

2A240

血液又は骨髄塗抹標本を用いて、非ヘモグロビン鉄を染色し、鉄代謝異常の有無を形態学的に調べる検査。貧血の鑑別診断に有用。

骨髄塗抹標本
2枚以上

20

常温

ベルリンブルー

各40加算

D005 14注

血液

2~4日

00609

尿中一般物質定性半定量検査 ウロビリノーゲン定性urobilinogen, qualitative [urine]

1A040

ビリルビンの代謝産物。健常人の尿中では通常(±)。肝疾患や溶血性貧血で陽性になる。

尿
10
尿
10

25

66
遮光

冷蔵

冷蔵

試験紙法

(±)

1~2日

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