WEB総合検査案内 掲載内容は、2025 年 4 月 1 日時点の情報です。
『再生不良性貧血』に関連する検査項目
項目 コード |
検査項目 | 採取量(mL)
遠心 提出量(mL) |
容器 | 安定性 保存 方法 |
検査方法 | 基準値 (単位) |
実施料 診療報酬区分 判断料区分 |
所要日数 |
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01524 |
ヘモグロビンF (胎児ヘモグロビン)(HbF)hemoglobin F2C010 胎児期に生成されるヘモグロビン。サラセミアや再生不良性貧血など様々な血液疾患で認められる。 |
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04 |
1週 冷蔵凍結不可 |
ステップワイズHPLC(SW-HPLC) | % 1.1 以下 |
60 D005 11 血液 |
2~3日 |
00053 |
血清鉄 (Fe)iron3I010 貧血の病態把握を行うための基本的な検査。鉄は赤血球のヘモグロビンを構成する元素で、欠乏すると小球性貧血をきたす。 |
遠心
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01 |
2週 冷蔵 |
比色法 | μg/dL M 50~200 |
包括11 D007 1 生Ⅰ |
1~2日 |
01640 |
亜鉛 (Zn) 〈血清〉zinc3I030 代表的な必須微量金属。欠乏すると皮膚炎や味覚障害をきたす。中心静脈栄養・経腸栄養に伴う亜鉛欠乏症の診断に重要。 |
単独検体
遠心
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指定容器
68 |
18日 冷蔵 |
原子吸光法 | μg/dL 80~130 |
136 D007 37 生Ⅰ |
2~3日 |
01641 |
亜鉛 (Zn) 〈尿〉zinc3I030 代表的な必須微量金属。欠乏すると皮膚炎や味覚障害をきたす。中心静脈栄養・経腸栄養に伴う亜鉛欠乏症の診断に重要。 |
単独検体
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指定容器
59 |
4週 冷蔵 |
原子吸光法 | μg/L 64~947 |
136 D007 37 生Ⅰ |
3~6日 |
01587 |
プリミドンprimidone3L190 抗けいれん作用を有するてんかんの治療薬。血中半減期には個人差が大きいため、血中濃度測定が有用。 |
遠心
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03 ↓
02 |
4週 冷蔵 |
EMIT | μg/mL 5~12 |
管理料[470] B001 2イ |
2~3日 |
01585 |
フェニトインphenytoin3L185 ヒダントイン系の代表的な抗てんかん剤。血中濃度測定で歯肉増殖などの副作用を予防。 |
遠心
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03 ↓
02 |
4週 冷蔵 |
EIA | μg/mL 成人・小児 10~20 |
管理料[470] B001 2イ |
2~3日 |
01586 |
カルバマゼピンcarbamazepine3L115 てんかん、躁うつ病、統合失調症の治療薬。血中半減期は個人差、薬剤間の銘柄差が大きく、併用薬剤によって代謝が遅延する。 |
遠心
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03 ↓
02 |
4週 冷蔵 |
EIA | μg/mL 4~12 |
管理料[470] B001 2イ |
2~3日 |
04323 |
エトスクシミドethosuximide3L135 スクシミド系抗てんかん剤。代謝速度には個人差が大きく、TDMで適正血中濃度を維持。 |
遠心
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03 ↓
02 |
4週 冷蔵 |
EIA | μg/mL 40~100 |
管理料[470] B001 2イ |
2~3日 |
01590 |
トリメタジオンtrimethadion3L205 小発作などに用いられる抗てんかん剤の血中濃度測定。 |
遠心
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03 ↓
02 |
30日 凍 |
LC-MS/MS | μg/mL 300~500 |
管理料[470] B001 2イ |
4~10日 |
03840 |
ゾニサミドzonisamide3L210 主として肝で代謝されるベンゾイソキサゾール系抗てんかん剤。肝障害時の投与量調節や服薬コンプライアンスを知る目的で血中濃度を測定。 |
遠心
|
03 ↓
02 |
4週 冷蔵 |
ラテックス凝集法 | μg/mL 10~30 |
管理料[470] B001 2イ |
2~3日 |
25415 |
ラモトリギンlamotrigine3L220 小児にも投与可能な比較的新しい抗てんかん剤。併用薬の影響を受け、腎不全で蓄積するため血中濃度測定が行われる。 |
遠心
|
03 ↓
02 |
4週 冷蔵 |
LC-MS/MS | μg/mL 2.5~15 |
管理料[470] B001 2イ |
3~4日 |
01597 |
クロルプロマジンchlorpromazine3L265 統合失調症や双極性障害に用いられる代表的向精神薬。血中濃度の推移には個人差が大きく、血中濃度測定が有用。 |
遠心
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03 ↓
02 |
4週 凍 |
LC-MS/MS | ng/mL 30~350 |
4~6日 |
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02942 |
サリチル酸 (アスピリン)salicylic acid3M205 代表的な解熱・鎮痛剤の血中濃度測定。 |
遠心
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03 ↓
02 |
4週 冷蔵 |
酵素法 | μg/mL 抗リウマチ薬として |
管理料[470] B001 2イ |
2~3日 |
04479 |
シクロスポリンciclosporin3M805 免疫抑制剤。臓器移植や自己免疫疾患に用いられる。経口投与時の血中濃度推移には個人差が大きいため、濃度測定を行う。 |
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指定容器
07 |
7日 冷蔵 |
ECLIA | ng/mL 経口 投与直前(トラフ) |
管理料[470] B001 2イ |
2~3日 |
26627 |
エリスロポエチン (EPO)erythropoietin4Z275 腎臓から分泌される造血ホルモン。腎性貧血の診断や、多血症の鑑別のために測定される。 |
遠心
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01 ↓
02 |
12週 凍 |
CLEIA | mIU/mL 4.2~23.7 |
包括209 D008 41 生Ⅱ |
2~3日 |
07365 |
NK細胞活性natural killer cell5I900 ナチュラルキラー(NK)細胞の活性を定量。悪性腫瘍や自己免疫性疾患などで免疫活性の指標となる。 |
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指定容器 21 |
常温 |
51Cr遊離法 | % |
3~4日 |
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00501 |
白血球数 (WBC)white blood cell count2A010 白血病などの血液疾患や炎症性疾患の診断・経過観察に用いられるスクリーニング検査。 |
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13 |
冷蔵凍結不可 |
フローサイトメトリー法 | /μL 3,300~9,000 |
21 D005 5 血液 |
1~2日 |
00503 |
ヘモグロビン (Hb)hemoglobin2A030 血液中の血色素であるヘモグロビン量を測定する検査。貧血等の血液疾患のスクリーニング検査として用いられる。 |
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13 |
冷蔵凍結不可 |
SLS-Hb法 | g/dL M 13.5~17.5 |
21 D005 5 血液 |
1~2日 |
00504 |
ヘマトクリット (Ht)hematocrit2A040 血液中に占める赤血球の全容積をパーセント表示した値。貧血のスクリーニングと分類に用いられ、貧血で低値。 |
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13 |
冷蔵凍結不可 |
赤血球パルス波高値検出法 | % M 39.7~52.4 |
21 D005 5 血液 |
1~2日 |
00554 |
血小板数 (PLT)platelet count2A050 止血機構の中心を担う血球成分。自己抗体やDICなどによる消費の亢進、骨髄疾患や肝硬変で減少をみる。 |
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13 |
冷蔵凍結不可 |
電気抵抗検出法 | ×104/μL 14.0~34.0 |
21 D005 5 血液 |
1~2日 |
00540 |
網状赤血球数 (レチクロ)reticulocytes2A110 脱核した赤血球の中で最も若い細胞。骨髄の赤血球産生亢進に伴って増加し、造血能をみる検査として有用である。 |
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13 |
冷蔵凍結不可 |
フローサイトメトリー法 | ‰ 4~19 |
12 D005 2 血液 |
1~2日 |
00553 |
骨髄像 (マルク)myelogram2A170 骨髄穿刺液の組織形態学的所見から血球の産生動向を知り、各種血液疾患、悪性腫瘍の骨転移等を診断する検査。 |
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20 |
常温 |
ライト・ギムザ染色 | 788 D005 14 血液 |
7~14日 |
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00587 |
血液塗抹標本 鉄染色iron stain2A240 血液又は骨髄塗抹標本を用いて、非ヘモグロビン鉄を染色し、鉄代謝異常の有無を形態学的に調べる検査。貧血の鑑別診断に有用。 |
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20 |
常温 |
ベルリンブルー | 各27加算 D005 6注 血液 |
2~4日 |
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03607 |
血液塗抹標本 PAS染色periodic acid-Schiff stain2A200 血液又は骨髄塗抹標本で多糖類や糖蛋白を紅色に染める検査。赤白血病やリンパ系悪性腫瘍で異なる染色パターンを示す。 |
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20 |
常温 |
McManus変法 | 各27加算 D005 6注 血液 |
2~4日 |
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01306 |
血液塗抹標本 ALP染色leukocyte alkaline phosphatase stain2A180 末梢血の塗抹標本を染色し、NAPスコアを算出する検査。成熟好中球で陽性となりCMLで低値をとる。 |
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20 |
常温 |
朝長法 | 各27加算 D005 6注 血液 |
2~4日 |
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04170 |
骨髄液塗抹標本 鉄染色iron stain2A240 血液又は骨髄塗抹標本を用いて、非ヘモグロビン鉄を染色し、鉄代謝異常の有無を形態学的に調べる検査。貧血の鑑別診断に有用。 |
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20 |
常温 |
ベルリンブルー | 各40加算 D005 14注 血液 |
2~4日 |
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04171 |
骨髄液塗抹標本 PAS染色periodic acid-Schiff stain2A200 血液又は骨髄塗抹標本で多糖類や糖蛋白を紅色に染める検査。赤白血病やリンパ系悪性腫瘍で異なる染色パターンを示す。 |
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20 |
常温 |
McManus変法 | 各40加算 D005 14注 血液 |
2~4日 |
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07422 |
顆粒球コロニー刺激因子 (G-CSF)granulocyte-colony stimulating factor5J201 顆粒球産生促進作用があり、好中球機能を高める働きをもつ糖蛋白。骨髄移植時の治療には薬剤として投与される。 |
遠心
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14 ↓ 02 |
凍 |
EIA | pg/mL 10.5~57.5 |