WEB総合検査案内 掲載内容は、2025 年 4 月 1 日時点の情報です。
『免疫機構の疾患』に関連する検査項目
項目 コード |
検査項目 | 採取量(mL)
遠心 提出量(mL) |
容器 | 安定性 保存 方法 |
検査方法 | 基準値 (単位) |
実施料 診療報酬区分 判断料区分 |
所要日数 |
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00022 |
A/Galbumin/globulin ratio3A016 血清中のアルブミン(A)とグロブリン総量(G)の比を算出したもの。重症肝疾患やM蛋白血症で低下、無γ-マグロブリン血症で上昇。 |
遠心
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01 |
4週 冷蔵 |
ビューレット法/改良BCP法 | 1.1~2.0 |
1~2日 |
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00184 |
アデノシンデアミナーゼ (ADA) 〈血清〉adenosine deaminase3B130 核酸の代謝酵素。血中濃度は免疫不全症で低値、血液系悪性腫瘍や肝炎で高値。胸水では癌性胸膜炎や心不全と比べ結核性胸膜炎でより高値に。 |
遠心
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01 |
1週 冷蔵 |
酵素法 | U/L 8.6~20.5 |
32 D007 11 生Ⅰ |
2~3日 |
00067 |
アデノシンデアミナーゼ (ADA) 〈胸水〉adenosine deaminase3B130 核酸の代謝酵素。血中濃度は免疫不全症で低値、血液系悪性腫瘍や肝炎で高値。胸水では癌性胸膜炎や心不全と比べ結核性胸膜炎でより高値に。 |
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02 |
1週 冷蔵 |
酵素法 | U/L |
32 D007 11 生Ⅰ |
2~3日 |
00869 |
1α,25-(OH)2ビタミンD[ビタミン]1,25-dihydroxy vitamin D33G070 最も生物活性が強いビタミンD。血中カルシウム濃度を上げる働きをもつ。 |
遠心
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01 ↓ 02 |
凍 |
RIA(二抗体法) | pg/mL 20~60 |
388 D007 62 生Ⅰ |
3~6日 |
00050 |
カルシウム (Ca)calcium3H030 骨代謝だけではなく筋収縮、血液凝固にも必須な物質。PTH、ビタミンD、カルシトニン等が血中濃度を厳密にコントロール。 |
遠心
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01 |
2週 冷蔵 |
アルセナゾⅢ法 | mg/dL 8.4~10.4 |
包括11 D007 1 生Ⅰ |
1~2日 |
00869 |
1α,25-(OH)2ビタミンD[副甲状腺]1,25-dihydroxy vitamin D33G070 最も生物活性が強いビタミンD。血中カルシウム濃度を上げる働きをもつ。 |
遠心
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01 ↓ 02 |
凍 |
RIA(二抗体法) | pg/mL 20~60 |
388 D007 62 生Ⅰ |
3~6日 |
01006 |
アンジオテンシンⅠ転換酵素 (ACE)angiotensin 1 converting enzyme3B325 アンジオテンシンⅠをⅡに変換する酵素。サルコイドーシスで高値になる。 |
遠心
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01 |
4週 冷蔵 |
笠原法 | IU/L 7.7~29.4 |
140 D007 38 生Ⅰ |
1~2日 |
00311 |
クリオグロブリンcryoglobulin5A160 冷却により可逆的な沈降性を示す異常蛋白。クリオグロブリン血症および膠原病等の免疫疾患で検出される。 |
遠心
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01 |
4週 冷蔵 |
ゲル内拡散法 | (-) |
42 D015 5 免疫 |
4~5日 |
00235 |
IgG 〈血清〉IgG5A010 最も多量に存在する免疫グロブリンで4つのサブクラスに分類。唯一胎盤通過性をもち、慢性炎症性疾患などで増加する。 |
遠心
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01 |
4週 冷蔵 |
TIA | mg/dL 870~1,700 |
38 D015 4 免疫 |
1~2日 |
00234 |
IgAIgA5A015 IgGに次ぎ高濃度で血中に存在する免疫グロブリン。2つのサブクラスに分類され、二量体の分泌型IgAは局所免疫を担う。 |
遠心
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01 |
4週 冷蔵 |
TIA | mg/dL 110~410 |
38 D015 4 免疫 |
1~2日 |
00236 |
IgMIgM5A020 免疫グロブリン中、最大の分子量をもち、感染症で最も早期に増加する抗体。 |
遠心
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01 |
4週 冷蔵 |
TIA | mg/dL M 33~190 |
38 D015 4 免疫 |
1~2日 |
00227 |
血清補体価 (CH50)50% hemolytic complement activity5B010 感作赤血球を50%溶血させる補体の量。C1~C9からなる補体の総活性を反映。補体の産生低下、消費亢進で低値に。 |
単独検体
遠心
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01 ↓ 02 |
凍-20℃以下 |
Mayer変法 | CH50/mL 30~46 |
38 D015 4 免疫 |
2~3日 |
07342 |
T細胞・B細胞百分率percentage of T & B cells5I020 T細胞・B細胞それぞれに特異的なモノクローナル抗体を用いて、各細胞の割合を測定する検査。 |
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13 |
常温 |
フローサイトメトリー法[T細胞]CD2[B細胞]CD20 | 198 D016 3 免疫 |
2~3日 |
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08641 |
IgG-FcR+T細胞百分率percentage of T cell bearing receptors for IgG Fc portion5I040 免疫グロブリンのFc部分に対するレセプターを有したT細胞。抗原非特異的に抗体産生を抑制する。免疫不全症候群で増加。 |
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13 |
常温 |
フローサイトメトリー法 | % 5~20 |
198 D016 3 免疫 |
2~3日 |
07560 |
B細胞表面免疫グロブリン (Sm-Ig) Sm-IgGB cell surface immunoglobulin-IgG5I021 B細胞表面の免疫グロブリン。クラスパターンから、モノクロナリティーやB細胞性白血病、リンパ腫の細胞分化度を判定できる。 |
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13 |
常温 |
フローサイトメトリー法 | 3~12 % |
157 D016 1 免疫 |
2~3日 |
07565 |
B細胞表面免疫グロブリン (Sm-Ig) Sm-IgAB cell surface immunoglobulin-IgA5I022 B細胞表面の免疫グロブリン。クラスパターンから、モノクロナリティーやB細胞性白血病、リンパ腫の細胞分化度を判定できる。 |
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13 |
常温 |
フローサイトメトリー法 | 3~9 % |
157 D016 1 免疫 |
2~3日 |
07570 |
B細胞表面免疫グロブリン (Sm-Ig) Sm-IgMB cell surface immunoglobulin-IgM5I023 B細胞表面の免疫グロブリン。クラスパターンから、モノクロナリティーやB細胞性白血病、リンパ腫の細胞分化度を判定できる。 |
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13 |
常温 |
フローサイトメトリー法 | 2~7 % |
157 D016 1 免疫 |
2~3日 |
07575 |
B細胞表面免疫グロブリン (Sm-Ig) Sm-IgDB cell surface immunoglobulin-IgD5I024 B細胞表面の免疫グロブリン。クラスパターンから、モノクロナリティーやB細胞性白血病、リンパ腫の細胞分化度を判定できる。 |
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13 |
常温 |
フローサイトメトリー法 | 1~6 % |
157 D016 1 免疫 |
2~3日 |
07580 |
B細胞表面免疫グロブリン (Sm-Ig) Sm-Ig κ(カッパ)鎖B cell surface immunoglobulin-kappa chain5I025 B細胞表面の免疫グロブリン。クラスパターンから、モノクロナリティーやB細胞性白血病、リンパ腫の細胞分化度を判定できる。 |
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13 |
常温 |
フローサイトメトリー法 | 1~13 % |
157 D016 1 免疫 |
2~3日 |
07585 |
B細胞表面免疫グロブリン (Sm-Ig) Sm-Ig λ(ラムダ)鎖B cell surface immunoglobulin-lambda chain5I026 B細胞表面の免疫グロブリン。クラスパターンから、モノクロナリティーやB細胞性白血病、リンパ腫の細胞分化度を判定できる。 |
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13 |
常温 |
フローサイトメトリー法 | 1~10 % |
157 D016 1 免疫 |
2~3日 |
07320 |
リンパ球幼若化試験(全血微量培養法) PHAlymphocyte stimulation test, phytohemagglutinin (PHA)5I010 リンパ球をマイトジェンで刺激して、細胞性免疫能を検査。PHAとConAはT細胞、PWMはT・B両細胞の機能を反映。 |
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10 |
常温 |
3H-サイミジン取込能測定法 | SI 105~225 |
345 D016 7イ 免疫 |
5~6日 |
07324 |
リンパ球幼若化試験(全血微量培養法) ConAlymphocyte stimulation test, concanavalin A (ConA)5I011 リンパ球をマイトジェンで刺激して、細胞性免疫能を検査。PHAとConAはT細胞、PWMはT・B両細胞の機能を反映。 |
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10 |
常温 |
3H-サイミジン取込能測定法 | SI 68~154 |
345 D016 7イ 免疫 |
5~6日 |
07328 |
リンパ球幼若化試験(全血微量培養法) PWMlymphocyte stimulation test, pokeweed mitogen (PWM)5I012 リンパ球をマイトジェンで刺激して、細胞性免疫能を検査。PHAとConAはT細胞、PWMはT・B両細胞の機能を反映。 |
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10 |
常温 |
3H-サイミジン取込能測定法 | SI 26~114 |
6~7日 |
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06747 |
リンパ球幼若化試験(リンパ球分離培養法) PHAlymphocyte stimulation test, phytohemagglutinin (PHA)5I010 リンパ球をマイトジェンで刺激して、細胞性免疫能を検査。PHAとConAはT細胞、PWMはT・B両細胞の機能を反映。 |
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指定容器 21 |
常温 |
3H-サイミジン取込能測定法 | cpm 41,000~79,900 |
345 D016 7イ 免疫 |
6~7日 |
06753 |
リンパ球幼若化試験(リンパ球分離培養法) ConAlymphocyte stimulation test, concanavalin A (ConA)5I011 リンパ球をマイトジェンで刺激して、細胞性免疫能を検査。PHAとConAはT細胞、PWMはT・B両細胞の機能を反映。 |
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指定容器 21 |
常温 |
3H-サイミジン取込能測定法 | cpm 34,400~62,300 |
345 D016 7イ 免疫 |
6~7日 |
06750 |
リンパ球幼若化試験(リンパ球分離培養法) PWMlymphocyte stimulation test, pokeweed mitogen (PWM)5I012 リンパ球をマイトジェンで刺激して、細胞性免疫能を検査。PHAとConAはT細胞、PWMはT・B両細胞の機能を反映。 |
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指定容器 21 |
常温 |
3H-サイミジン取込能測定法 | cpm 13,800~40,400 |
7~8日 |
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07365 |
NK細胞活性natural killer cell5I900 ナチュラルキラー(NK)細胞の活性を定量。悪性腫瘍や自己免疫性疾患などで免疫活性の指標となる。 |
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指定容器 21 |
常温 |
51Cr遊離法 | % |
3~4日 |
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07536 |
好中球貪食能neutrophil phagocytic function5I970 好中球の異物に対する貪食能をフローサイトメーターを用いて測定する検査。 |
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10 |
常温 |
フローサイトメトリー法 | % 70~87 |
2~3日 |
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08286 |
T細胞系 CD7 (Fcμレセプター)CD75I079 モノクローナル抗体で検索される、T細胞、N K細胞、胸腺細胞などの白血球表面マーカー。 |
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13 |
常温 |
フローサイトメトリー法 | 陽性細胞百分率 |
2~3日 |
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07915 |
その他 CD25 (Tac抗原,IL-2Rα)CD255I137 モノクローナル抗体で検索される、活性化したTおよびB細胞の細胞表面マーカー。IL-2の低親和性レセプター(IL-2Rα)である。 |
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13 |
常温 |
フローサイトメトリー法 | 陽性細胞百分率 |
2~3日 |
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05076 |
脆弱X染色体chromosome (fragile X)8B260 不完全な伴性劣性遺伝疾患、脆弱X症候群の検査。X染色体長腕q27.3の葉酸感受性脆弱部位を解析。 |
開栓厳禁
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10 |
冷蔵 |
分染法 | 2553+397 D006-5 2 遺染 |
14~21日 |
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05115 |
22染色体 (22q11.2欠失解析)chromosome 22 : 22q11 deletion syndrome8B523 DiGeorge症候群に認められる22番染色体22q11.2領域の微細欠失を、FISH法により同定する検査。 |
開栓厳禁
|
10 |
冷蔵 |
FISH法 | 2553 D006-5 1 遺染 |
8~10日 |
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02502 |
インターロイキン-2 (IL-2)interleukin-25J070 抗原刺激によりT細胞から分泌されるサイトカイン。さまざまな自己免疫疾患や骨髄増殖性疾患で上昇する。 |
遠心
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14 ↓ 02 |
凍 |
EIA | pg/mL 15.6 未満 |
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02751 |
インターロイキン-12 (IL-12)interleukin-125J160 マクロファージや多核白血球、樹状細胞などで産生され、NK細胞活性を増強させるサイトカイン。 |
遠心
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14 ↓ 02 |
凍 |
EIA | pg/mL 3.15 以下 |
||
05064 |
可溶性VCAM-1 (sVCAM-1)soluble vascular cell adhesion molecule-15J506 血管内皮細胞に発現する接着分子。炎症性サイトカインの刺激によりはじめて誘導される糖蛋白。 |
遠心
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14 ↓ 02 |
凍 |
EIA | ng/mL 362~892 |