WEB総合検査案内 掲載内容は、2025 年 4 月 1 日時点の情報です。

免疫グロブリン

項目
コード
検査項目 採取量(mL)

遠心

提出量(mL)
容器 安定性
保存
方法
検査方法 基準値
(単位)
実施料
診療報酬区分
判断料区分
所要日数

00251

免疫電気泳動 (抗ヒト全血清による定性)immunoelectrophoresis (anti-human whole serum)

5A135

M蛋白の有無とクラス判定を行うほか、蛋白分画では同定できない主要な蛋白の増減を半定量的に分析できる検査。

血液
2

遠心

血清
0.5

 

 

01

 

 

冷蔵

免疫電気泳動法 (IEP法)

170

D015 17

免疫

4~7日

00252

免疫電気泳動 (免疫固定法によるM蛋白同定)immunoelectrophoresis (anti-human whole serum)

5A135

M蛋白の有無とクラス判定を行うほか、蛋白分画では同定できない主要な蛋白の増減を半定量的に分析できる検査。

血液
1

遠心

血清
0.3

 

 

01

 

 

冷蔵

免疫固定電気泳動法 (IFE法)

検出せず

218

D015 24

免疫

3~5日

00312

尿中免疫電気泳動 (免疫固定法によるベンス・ジョーンズ蛋白(BJP)同定)Bence-Jones protein identification

5A145

特異な熱凝固性を有する免疫グロブリンのL鎖。定性より鋭敏かつκ、λのクラス判定が可能。

尿
5

25

冷蔵

免疫固定電気泳動法 (IFE法)

検出せず

201

D015 22

免疫

3~5日

30417

遊離L鎖κ/λ比 (FLC)free light chains kappa/lambda ratio

5A141

免疫グロブリンの構成成分軽鎖のうち血中に遊離したk、λ鎖を定量。多発性骨髄腫で治療効果が現れるとκ/λの比率は1.0に近づく。

血液
2

遠心

血清
0.4

 

 

01

 

 

冷蔵

LA(ラテックス凝集比濁法)

κ鎖:3.3~19.4 mg/L
λ鎖:5.7~26.3 mg/L
κ/λ比:0.26~1.65

388

D015 29

免疫

2~3日

20061

IgG インデックスIgG index

5A120

血清と髄液中のIgGとアルブミン濃度から、多発性硬化症の鑑別診断を行う検査。

複数検体

血液
3

遠心

血清
0.7

および

髄液
0.7

 

 

 

01

 

02

 

 

 

冷蔵

 

冷蔵

TIA/ネフェロメトリー法

インデックス
0.73 以下

402

D004 10

尿便

2~3日

02869

オリゴクローナルバンド《等電点電気泳動法》oligoclonal bands

5A150

代表的な脱髄疾患である多発性硬化症の診断に有用な検査。等電点電気泳動法で特異性が向上した。

複数検体

血液
2

遠心

 

血清
0.4

および

 

髄液
0.4

 

 

 

 

01

 

 

02

 

 

 

4週

冷蔵

 

4週

冷蔵

等電点電気泳動法

陰性: バンド数 0~1

522

D004 11

尿便

5~8日

27000

抗アクアポリン4抗体 (抗AQP4抗体)anti-aquaporin 4 antibody

5G821

一般にDevic病ともいわれる視神経脊髄炎で血中に認められる自己抗体。

血液
1

遠心

 

血清
0.3

01

 

02

 

 

2週

EIA

U/mL

3.0 未満

1000

D014 45

免疫

3~9日

00235

IgG 〈血清〉IgG

5A010

最も多量に存在する免疫グロブリンで4つのサブクラスに分類。唯一胎盤通過性をもち、慢性炎症性疾患などで増加する。

血液
2

遠心

 

血清
0.5

 

 

 

01

 

 

4週

冷蔵

TIA

mg/dL

870~1,700

38

D015 4

免疫

1~2日

20040

IgG 〈尿〉IgG

5A010

 

尿
0.4

 

25

2週

冷蔵

TIA

mg/dL

38

D015 4

免疫

2~3日

20112

IgGサブクラス分画IgG subclasses

5A050

免疫グロブリンで最も量が多いIgGのサブクラス4種を個別に定量する検査。易感染性の小児や、IgG4関連疾患患者の診断に有効。

血液
2

遠心

 

血清
0.4

 

 

 

01

 

 

2週

冷蔵

LA(ラテックス凝集比濁法)およびTIA

mg/dL

IgG1 351~962
IgG2 239~838
IgG3 8.5~140
IgG4 4.5~117

2~5日

20121

IgGサブクラスIgG2IgG2

5A056

IgGの中でおよそ3割を占めるグロブリン。IgG2欠損症は小児に多く易感染性により中耳炎や下気道感染を繰り返す。

血液
2

遠心

 

血清
0.4

 

 

 

01

 

 

2週

冷蔵

TIA

mg/dL

239~838

239

D014 29

免疫

2~5日

20133

IgGサブクラスIgG4IgG4

5A058

自己免疫性膵炎で著増が認められるIgGのサブクラス。IgG4関連疾患として他疾患との関連も示唆されている。

血液
2

遠心

 

血清
0.4

 

 

 

01

 

 

2週

冷蔵

LA(ラテックス凝集比濁法)

mg/dL

11~121

377

D014 39

免疫

2~3日

12509

鳥特異的IgGIgG, allergen-specific

5A110

鳥関連過敏性肺炎の診断補助検査。血液中のセキセイインコおよびハトに対するIgG抗体価を測定する。

血液
2

遠心

 

血清
0.5

01

 

02

 

 

14日

FEIA

mgA/L

陰性(-)
セキセイインコ 8 未満
ハト 24 未満

873

D012 60

免疫

4~9日

00234

IgAIgA

5A015

IgGに次ぎ高濃度で血中に存在する免疫グロブリン。2つのサブクラスに分類され、二量体の分泌型IgAは局所免疫を担う。

血液
2

遠心

 

血清
0.5

 

 

 

01

 

 

4週

冷蔵

TIA

mg/dL

110~410

38

D015 4

免疫

1~2日

00236

IgMIgM

5A020

免疫グロブリン中、最大の分子量をもち、感染症で最も早期に増加する抗体。

血液
2

遠心

 

血清
0.5

 

 

 

01

 

 

4週

冷蔵

TIA

mg/dL

M 33~190
F 46~260

38

D015 4

免疫

1~2日

01813

IgE(非特異的)IgE

5A090

Ⅰ型アレルギーに関与する免疫グロブリン。アレルギー体質の診断、経過観察の目的でIgEの総量が測定される。

血液
1

遠心

 

血清
0.3

 

 

 

01

 

 

12週

冷蔵

FEIA

IU/mL

170 以下

100

D015 10

免疫

2~3日

IgE(特異的)IgE, allergen-specific

5A100

特定の抗原を認識するIgEを対象としたもので、Ⅰ型アレルギー患者のアレルゲン特定に用いられる。

血液
1

遠心

 

血清
0.3

 

 

 

01

 

 

12週

冷蔵

FEIA

UA /mL

0.35 未満

各110

D015 13

免疫

2~3日

30298

IgE(特異的) Ara h 2(ピーナッツ由来)IgE, allergen-specific

5A100

ピーナッツアレルギーのコンポーネント検査。

血液
1

遠心

 

血清
0.3

 

 

 

01

 

 

12週

冷蔵

FEIA

UA /mL

陰性(-)
0.35 未満

110

D015 13

免疫

2~3日

01970

IgEファディアトープ (特異的吸入性アレルゲン)IgE, allergen-specific

5A100

吸入抗原12種類への感作を一括スクリーニングする検査。アレルゲンの特定はできない。

血液
1

遠心

 

血清
0.3

 

 

 

01

 

 

12週

冷蔵

FEIA

陰性(-)

194

D015 21

免疫

2~3日

26000

Viewアレルギー39IgE, allergen-specific

5A100

特定の抗原を認識するIgEを対象としたもので、Ⅰ型アレルギー患者のアレルゲン特定に用いられる。

血液
3

遠心

血清
0.9

 

 

01

 

 

冷蔵

FEIA

(index)
0.27 未満

1430

D015 13

免疫

3~4日

30010

IgE-CAP16 (特異的アレルゲン16種) 食物アレルギーIgE, allergen-specific

5A100

特定の抗原を認識するIgEを対象としたもので、Ⅰ型アレルギー患者のアレルゲン特定に用いられる。

血液
5

遠心

 

血清
1.5

 

 

 

01

 

 

12週

冷蔵

FEIA

UA /mL

0.35 未満

1430

D015 13

免疫

2~3日

30043

IgE-CAP16 (特異的アレルゲン16種) アトピー乳幼児IgE, allergen-specific

5A100

特定の抗原を認識するIgEを対象としたもので、Ⅰ型アレルギー患者のアレルゲン特定に用いられる。

血液
5

遠心

 

血清
1.5

 

 

 

01

 

 

12週

冷蔵

FEIA

UA /mL

0.35 未満

1430

D015 13

免疫

2~3日

30076

IgE-CAP16 (特異的アレルゲン16種) アトピー学童IgE, allergen-specific

5A100

特定の抗原を認識するIgEを対象としたもので、Ⅰ型アレルギー患者のアレルゲン特定に用いられる。

血液
5

遠心

 

血清
1.5

 

 

 

01

 

 

12週

冷蔵

FEIA

UA /mL

0.35 未満

1430

D015 13

免疫

2~3日

30109

IgE-CAP16 (特異的アレルゲン16種) アトピー成人IgE, allergen-specific

5A100

特定の抗原を認識するIgEを対象としたもので、Ⅰ型アレルギー患者のアレルゲン特定に用いられる。

血液
5

遠心

 

血清
1.5

 

 

 

01

 

 

12週

冷蔵

FEIA

UA /mL

0.35 未満

1430

D015 13

免疫

2~3日

30142

IgE-CAP16 (特異的アレルゲン16種) 花粉症・鼻炎IgE, allergen-specific

5A100

特定の抗原を認識するIgEを対象としたもので、Ⅰ型アレルギー患者のアレルゲン特定に用いられる。

血液
5

遠心

 

血清
1.5

 

 

 

01

 

 

12週

冷蔵

FEIA

UA /mL

0.35 未満

1430

D015 13

免疫

2~3日

30175

IgE-CAP16 (特異的アレルゲン16種) アレルギー性喘息IgE, allergen-specific

5A100

特定の抗原を認識するIgEを対象としたもので、Ⅰ型アレルギー患者のアレルゲン特定に用いられる。

血液
5

遠心

 

血清
1.5

 

 

 

01

 

 

12週

冷蔵

FEIA

UA /mL

0.35 未満

1430

D015 13

免疫

2~3日

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