検査項目解説 掲載内容は、2023 年 5 月 1 日時点の情報です。
ギリシャ文字で始まる項目
項目コード | 検査項目 | 分類 | 実施料 判断科区分 |
所要日数 |
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00013 |
γ-GT(γ-GTP) (γ-グルタミルトランスペプチダーゼ)肝・胆道系障害のスクリーニングに用いられる検査。肝ミクロゾームでの薬物代謝に関与する酵素で、胆汁うっ滞や、アルコール性、薬剤性肝障害で上昇する。 |
生化学検査 酵素 |
包括11 生Ⅰ |
1~2日 |
11790 |
β-リポ蛋白 (β-LP)脂質の異常を総合的に把握する指標。異常が見られた場合にはリポ蛋白分画等の検査を行い、型を判定する。 |
生化学検査 脂質 |
1~2日 |
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04011 |
δ-アミノレブリン酸 (δ-ALA)ポルフォビリノーゲンの前駆物質。ポルフィリン症の鑑別診断、および鉛中毒のスクリーニングに用いる検査。 |
生化学検査 ポルフィリン関連 |
109 尿便 |
4~5日 |
01840 |
αフェトプロテイン (AFP)肝細胞癌で上昇する、本来は胎児肝細胞由来の血清腫瘍マーカー。肝炎や肝硬変でも軽度~中等度に上昇をみる。 |
腫瘍関連検査 腫瘍関連検査 |
包括101 生Ⅱ |
2~3日 |
27710 |
AFPレクチン分画肝細胞癌由来AFPを分別測定することで、肝細胞癌と肝硬変等とを鑑別する検査。肝細胞癌の早期診断と予後管理に有用。 |
腫瘍関連検査 腫瘍関連検査 |
包括190 生Ⅱ |
3~4日 |
02370 |
γ-セミノプロテイン (γ-Sm)血中の遊離型PSAに相当する前立腺癌のマーカー。 |
腫瘍関連検査 腫瘍関連検査 |
包括194 生Ⅱ |
2~3日 |
26305 |
(1→3)-β-D-グルカン真菌のみが持つ細胞膜構成成分。血液を用いた深在性真菌感染症のスクリーニング検査として用いられる。 |
免疫血清学検査 感染症血清反応 |
201 免疫 |
2~3日 |
01168 |
α1マイクログロブリン (α1M) 〈血清〉肝細胞由来の低分子血漿蛋白。高値は早期より腎機能低下を、低値の場合は肝炎の重症度を反映する。尿中濃度は尿細管障害で上昇。 |
免疫血清学検査 蛋白 |
132 免疫 |
1~2日 |
01838 |
β2マイクログロブリン 〈血清〉糸球体濾過または尿細管再吸収機能の低下により、それぞれ血中・尿中で増加する低分子血漿蛋白。 |
免疫血清学検査 蛋白 |
101 免疫 |
1~2日 |
01354 |
α1アシドグリコプロテイン (α1AG)急性相反応物質に属する糖蛋白。半減期、急性期変動率が異なるCRP等と同時測定し、炎症性疾患等の病態把握に用いる。 |
免疫血清学検査 蛋白 |
2~5日 |
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00241 |
α2マクログロブリン血中に最も多量に存在しているプロテアーゼインヒビター。ネフローゼ症候群で血中に増加。 |
免疫血清学検査 蛋白 |
包括138 血液 |
2~5日 |
00240 |
α1アンチトリプシン (α1AT)代表的な急性相反応物質の一つ。欠損症で若年性肺気腫を引き起こす蛋白質。 |
免疫血清学検査 蛋白 |
80 血液 |
2~5日 |
00249 |
C3 (β1C/β1Aグロブリン)補体の代表的な2成分。C3は古典経路と第2経路の活性化、C4は古典経路の活性化で低下する。 |
免疫血清学検査 補体 |
70 免疫 |
1~2日 |
00250 |
C4 (β1Eグロブリン)補体の代表的な2成分。C3は古典経路と第2経路の活性化、C4は古典経路の活性化で低下する。 |
免疫血清学検査 補体 |
70 免疫 |
1~2日 |
00574 |
アンチプラスミン活性 (α2PI)(α2プラスミンインヒビター)線溶系活性度の指標。プラスミンと血中で特異的に結合し、線溶系を抑制する蛋白。 |
血液学検査 出血凝固検査 |
包括128 血液 |
2~3日 |
03642 |
α2プラスミンインヒビター・プラスミン複合体 (PIC)測定の難しい血中プラスミンの動きを直接的に反映する指標。血栓溶解療法のモニタリングやDICの診断に有用。 |
血液学検査 出血凝固検査 |
包括154 血液 |
2~3日 |
01324 |
β-トロンボグロブリン (β-TG)血小板活性化の指標。血栓性疾患や血栓症準備状況を反映して増加する蛋白質。 |
血液学検査 出血凝固検査 |
包括176 血液 |
3~9日 |
07963 |
α-ガラクトシダーゼ |
海外委託検査 | 20~30日 |
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03804 |
下垂体糖蛋白ホルモン-αサブユニット (α-PGH) |
海外委託検査 | 20~30日 |