検査項目解説 掲載内容は、2023 年 5 月 1 日時点の情報です。
内分泌学検査
項目コード | 検査項目 | 分類 | 実施料 判断科区分 |
所要日数 |
---|---|---|---|---|
26310 |
成長ホルモン (GH)成長促進、蛋白同化、脂肪分解などを行う下垂体前葉ホルモン。分泌過剰で巨人症や末端肥大症、不足で小人症を発来。 |
内分泌学検査 下垂体 |
包括108 生Ⅱ |
2~3日 |
02993 |
黄体形成ホルモン (LH)下垂体前葉より分泌されるゴナドトロピン。女性では年令と性周期で大きく変動。 |
内分泌学検査 下垂体 |
包括108 生Ⅱ |
2~3日 |
02994 |
卵胞刺激ホルモン (FSH)下垂体前葉から分泌され、卵巣や精巣を刺激するゴナドトロピン。女性では年令と性周期で大きく変動。 |
内分泌学検査 下垂体 |
包括108 生Ⅱ |
2~3日 |
02997 |
副腎皮質刺激ホルモン (ACTH)視床下部の刺激で分泌され、副腎皮質のステロイド合成を促す下垂体前葉ホルモン。朝高く、夜低いという明瞭な日内変動がみられる。 |
内分泌学検査 下垂体 |
包括189 生Ⅱ |
2~3日 |
02503 |
甲状腺刺激ホルモン (TSH)下垂体前葉から分泌され、甲状腺ホルモンの分泌を刺激する糖蛋白。甲状腺に異常がある場合、まず第一に測定される。 |
内分泌学検査 下垂体 |
101 生Ⅱ |
2~3日 |
12432 |
甲状腺刺激ホルモン (TSH_IFCC)甲状腺刺激ホルモン(TSH)をIFCC基準適合検査値準拠で報告する。 |
内分泌学検査 下垂体 |
101 生Ⅱ |
2~3日 |
27608 |
甲状腺刺激ホルモン (TSH)《ECLIA》下垂体前葉から分泌され、甲状腺ホルモンの分泌を刺激する糖蛋白。甲状腺に異常がある場合、まず第一に測定される。 |
内分泌学検査 下垂体 |
101 生Ⅱ |
2~3日 |
12433 |
甲状腺刺激ホルモン (TSH_IFCC)《ECLIA》甲状腺刺激ホルモン(TSH)をIFCC基準適合検査値準拠で報告する。 |
内分泌学検査 下垂体 |
101 生Ⅱ |
2~3日 |
00910 |
プロラクチン (PRL)下垂体前葉から分泌され乳腺に作用する乳汁分泌ホルモン。性腺機能低下症や乳汁漏出無月経症候群の診断に用いられる。 |
内分泌学検査 下垂体 |
98 生Ⅱ |
2~3日 |
26650 |
バゾプレシン (AVP) (ADH)(抗利尿ホルモン)視床下部で合成され下垂体後葉に蓄えられるホルモン。腎尿細管で水の再吸収を促進し、欠乏すると下垂体性尿崩症となる。 |
内分泌学検査 下垂体 |
包括230 生Ⅱ |
5~7日 |
27558 |
ソマトメジン-C (IGF-Ⅰ)GHの働きにより産生される物質。測定意義はGHとほぼ同様であるが、血中濃度が生理的変動に左右されにくく安定している。 |
内分泌学検査 下垂体 |
包括212 生Ⅱ |
2~3日 |
00922 |
総サイロキシン (T4)基礎代謝を高める甲状腺ホルモンの一種。T4からT3に代謝されるが、活性はT3の方が強い。 |
内分泌学検査 甲状腺 |
108 生Ⅱ |
2~3日 |
27611 |
総サイロキシン (T4)《ECLIA》基礎代謝を高める甲状腺ホルモンの一種。T4からT3に代謝されるが、活性はT3の方が強い。 |
内分泌学検査 甲状腺 |
108 生Ⅱ |
2~3日 |
00923 |
トリヨードサイロニン (T3)T4から合成される甲状腺ホルモン。T4やTSHと同時に測定することにより、甲状腺機能の診断に用いられる。 |
内分泌学検査 甲状腺 |
99 生Ⅱ |
2~3日 |
27612 |
トリヨードサイロニン (T3)《ECLIA》T4から合成される甲状腺ホルモン。T4やTSHと同時に測定することにより、甲状腺機能の診断に用いられる。 |
内分泌学検査 甲状腺 |
99 生Ⅱ |
2~3日 |
00926 |
遊離サイロキシン (FT4)甲状腺ホルモンの一種。T4は、ほとんどが蛋白と結合しており活性を持たないが、本検査は生物活性を持つ遊離型を定量。 |
内分泌学検査 甲状腺 |
包括124 生Ⅱ |
2~3日 |
27609 |
遊離サイロキシン (FT4)《ECLIA》甲状腺ホルモンの一種。T4は、ほとんどが蛋白と結合しており活性を持たないが、本検査は生物活性を持つ遊離型を定量。 |
内分泌学検査 甲状腺 |
包括124 生Ⅱ |
2~3日 |
01145 |
遊離トリヨードサイロニン (FT3)甲状腺ホルモンの一種、T3の遊離型。血中T3の大半はほとんどが蛋白と結合し活性を持たないが、本検査は生物活性を持つ遊離型を定量。 |
内分泌学検査 甲状腺 |
包括124 生Ⅱ |
2~3日 |
27610 |
遊離トリヨードサイロニン (FT3)《ECLIA》甲状腺ホルモンの一種、T3の遊離型。血中T3の大半はほとんどが蛋白と結合し活性を持たないが、本検査は生物活性を持つ遊離型を定量。 |
内分泌学検査 甲状腺 |
包括124 生Ⅱ |
2~3日 |
05221 |
サイログロブリン (Tg)甲状腺濾胞内で貯蔵されている甲状腺ホルモンの前駆体。甲状腺分化症や甲状腺機能異常時に高値となる。 |
内分泌学検査 甲状腺 |
包括131 生Ⅱ |
2~3日 |
30325 |
抗サイログロブリン抗体 (Tg-Ab)[甲状腺]橋本病、バセドウ病の診断に有用な自己抗体。TPO抗体と同時に測定すると陽性率がアップ。 |
内分泌学検査 甲状腺 |
包括140 免疫 |
2~3日 |
30326 |
抗甲状腺ペルオキシダーゼ抗体 (TPO-Ab)[甲状腺]甲状腺マイクロゾーム抗体と同一。橋本病、バセドウ病で上昇し、診断に有用。 |
内分泌学検査 甲状腺 |
包括142 免疫 |
2~3日 |
26309 |
TSHレセプター抗体定量 (TRAb定量)甲状腺ホルモン異常がある場合の2次検査に適する。甲状腺機能亢進時のバセドウ病の鑑別にきわめて有用な検査。 |
内分泌学検査 甲状腺 |
220 免疫 |
2~3日 |
12701 |
TSH刺激性レセプター抗体 (TSAb)(甲状腺刺激抗体) |
内分泌学検査 甲状腺 |
340 免疫 |
3~6日 |
27813 |
サイロキシン結合グロブリン (TBG)甲状腺ホルモンを輸送する役割を担う蛋白質。血中の甲状腺ホルモンの大部分がTBGと結合して存在する。 |
内分泌学検査 甲状腺 |
包括130 生Ⅱ |
2~5日 |
26311 |
カルシトニン (CT)甲状腺から分泌されるペプチドで、血中カルシウム濃度を低下させる作用がある。甲状腺髄様癌にて高値。 |
内分泌学検査 副甲状腺 |
包括133 生Ⅱ |
2~3日 |
27559 |
副甲状腺ホルモンwhole (whole PTH)血中カルシウム濃度を上昇させるホルモン。副甲状腺疾患や骨疾患の鑑別に用いられる。 |
内分泌学検査 副甲状腺 |
包括165 生Ⅱ |
2~3日 |
01112 |
副甲状腺ホルモンintact (PTH-intact)血中カルシウム濃度を上昇させるホルモン。副甲状腺疾患や骨疾患の鑑別に用いられる。 |
内分泌学検査 副甲状腺 |
包括165 生Ⅱ |
2~3日 |
04789 |
副甲状腺ホルモン関連蛋白intact (PTHrP-intact)悪性腫瘍が産生し、高カルシウム血症をもたらす蛋白質。 |
内分泌学検査 副甲状腺 |
包括189 生Ⅱ |
5~7日 |
30304 |
オステオカルシン (BGP)骨芽細胞により合成される蛋白質。骨疾患において骨の代謝回転状態を把握する指標。 |
内分泌学検査 副甲状腺 |
包括157 生Ⅱ |
2~5日 |
05215 |
骨型アルカリフォスファターゼ (BAP)ALPアイソザイムの3型に相当する骨由来のALP。がんの骨転移や骨粗鬆症など骨疾患で上昇し、食事の影響を受けにくい。 |
内分泌学検査 副甲状腺 |
包括161 生Ⅱ |
2~3日 |
25990 |
total P1NP (Ⅰ型プロコラーゲン-N-プロペプチド)骨組織に大量に存在するI型コラーゲン前駆体の代謝産物。骨形成の早期マーカーとして、骨粗鬆症治療薬の効果判定に用いられる。 |
内分泌学検査 副甲状腺 |
包括164 生Ⅱ |
2~3日 |
07473 |
Ⅰ型コラーゲン架橋N-テロペプチド (NTx)〈血清〉骨基質の分解産物。骨粗鬆症、原発性副甲状腺機能亢進症、悪性腫瘍の骨転移など、骨吸収が亢進する疾患の経過観察に有用。 |
内分泌学検査 副甲状腺 |
包括156 生Ⅱ |
3~4日 |
12205 |
Ⅰ型コラーゲン架橋N-テロペプチド (NTx)[骨粗鬆症]骨基質の分解産物。骨粗鬆症、原発性副甲状腺機能亢進症、悪性腫瘍の骨転移など、骨吸収が亢進する疾患の経過観察に有用。 |
内分泌学検査 副甲状腺 |
包括156 生Ⅱ |
3~4日 |
02880 |
TRACP-5b破骨細胞が分泌する酸性フォスファターゼの一種。破骨細胞の数を反映し、骨吸収活性のマーカーに用いられる。 |
内分泌学検査 副甲状腺 |
包括156 生Ⅱ |
2~3日 |
06582 |
デオキシピリジノリン (Dpyr)[骨粗鬆症]骨基質の代謝産物。骨量減少をきたす代謝性疾患や癌の骨転移で尿中濃度が上昇。 |
内分泌学検査 副甲状腺 |
包括191 生Ⅱ |
3~5日 |
26734 |
低カルボキシル化オステオカルシン (ucOC)ビタミンKが不足した場合に血中に放出される正常な機能を持たないオステオカルシン。骨密度とは異なる骨折リスク因子。 |
内分泌学検査 副甲状腺 |
包括154 生Ⅱ |
3~5日 |
27769 |
25-OHビタミンD [くる病][副甲状腺]総ビタミンD量。ヒトを始めとする動物の骨代謝を司る重要な脂溶性ビタミンの一つ。 |
内分泌学検査 副甲状腺 |
117 生Ⅰ |
2~3日 |
27425 |
25-OHビタミンD(Total) [骨粗鬆症][副甲状腺]総ビタミンD量。ヒトを始めとする動物の骨代謝を司る重要な脂溶性ビタミンの一つ。 |
内分泌学検査 副甲状腺 |
117 生Ⅰ |
2~3日 |
26225 |
25-OHビタミンD分画[副甲状腺]ビタミンDの代謝産物、総ビタミンD量を反映する指標をD2とD3に分画。骨形成に関与し、不足すると、クル病、骨軟化症となる。 |
内分泌学検査 副甲状腺 |
6~12日 |
|
00869 |
1α,25-(OH)2ビタミンD[副甲状腺]最も生物活性が強いビタミンD。血中カルシウム濃度を上げる働きをもつ。 |
内分泌学検査 副甲状腺 |
388 生Ⅰ |
3~6日 |
00932 |
カテコールアミン3分画 〈血漿〉昇圧作用を持つホルモン。褐色細胞腫で高値。ストレスの影響や日内変動が大きいため尿中濃度測定も有用。 |
内分泌学検査 副腎髄質・交感神経・中枢神経 |
包括165 生Ⅱ |
3~4日 |
27328 |
カテコールアミン3分画 〈尿〉昇圧作用を持つホルモン。褐色細胞腫で高値。ストレスの影響や日内変動が大きいため尿中濃度測定も有用。 |
内分泌学検査 副腎髄質・交感神経・中枢神経 |
包括165 生Ⅱ |
3~4日 |
27341 |
遊離カテコールアミン3分画昇圧作用を持つホルモン。褐色細胞腫で高値。ストレスの影響や日内変動が大きいため尿中濃度測定も有用。 |
内分泌学検査 副腎髄質・交感神経・中枢神経 |
包括165 生Ⅱ |
3~4日 |
26948 |
メタネフリン2分画アドレナリン、ノルアドレナリンがバニリルマンデル酸(VMA)になる前の中間代謝物。褐色細胞腫・神経芽細胞腫で上昇。 |
内分泌学検査 副腎髄質・交感神経・中枢神経 |
包括220 生Ⅱ |
3~4日 |
26973 |
バニリルマンデル酸 (VMA) 〈尿〉カテコールアミンの最終代謝産物。カテコールアミン産生腫瘍(褐色細胞腫、神経芽細胞腫)の診断と経過観察に用いられる。 |
内分泌学検査 副腎髄質・交感神経・中枢神経 |
90 生Ⅱ |
3~4日 |
26976 |
バニリルマンデル酸 (VMA) 〈クレアチニン補正〉カテコールアミンの最終代謝産物。カテコールアミン産生腫瘍(褐色細胞腫、神経芽細胞腫)の診断と経過観察に用いられる。 |
内分泌学検査 副腎髄質・交感神経・中枢神経 |
90 生Ⅱ |
3~4日 |
26981 |
ホモバニリン酸 (HVA) 〈尿〉ドーパミンの最終代謝産物。カテコールアミンの分泌状態を反映して高値を示す。 |
内分泌学検査 副腎髄質・交感神経・中枢神経 |
69 生Ⅱ |
3~4日 |
26984 |
ホモバニリン酸 (HVA) 〈クレアチニン補正〉ドーパミンの最終代謝産物。カテコールアミンの分泌状態を反映して高値を示す。 |
内分泌学検査 副腎髄質・交感神経・中枢神経 |
69 生Ⅱ |
3~4日 |
00969 |
ドーパミン・総ノルアドレナリンの前駆物質。通常は遊離型のみが測定されるが、本項目は抱合型も含む総ドーパミンを定量。 |
内分泌学検査 副腎髄質・交感神経・中枢神経 |
6~11日 |
|
00971 |
セロトニン (5-HT) 〈血液〉消化管の機能調節や血小板凝集促進作用を持つインドールアミン。カルチノイド症候群の診断に用いられる。 |
内分泌学検査 副腎髄質・交感神経・中枢神経 |
3~9日 |
|
00971 |
セロトニン (5-HT) 〈血漿〉消化管の機能調節や血小板凝集促進作用を持つインドールアミン。カルチノイド症候群の診断に用いられる。 |
内分泌学検査 副腎髄質・交感神経・中枢神経 |
3~9日 |
|
26988 |
5-ハイドロキシインドール酢酸 (5-HIAA) 〈尿〉セロトニンの代謝物を測る中枢神経ホルモン検査。偏頭痛やカルチノイド症候群の診断に用いられる。 |
内分泌学検査 副腎髄質・交感神経・中枢神経 |
95 生Ⅱ |
3~4日 |
26991 |
5-ハイドロキシインドール酢酸 (5-HIAA) 〈クレアチニン補正〉セロトニンの代謝物を測る中枢神経ホルモン検査。偏頭痛やカルチノイド症候群の診断に用いられる。 |
内分泌学検査 副腎髄質・交感神経・中枢神経 |
95 生Ⅱ |
3~4日 |
26580 |
血漿レニン活性 (PRA)昇圧作用をもつアンジオテンシンⅠを生成する蛋白質。産生されたアンジオテンシンⅠの量からレニンの動態把握を行う検査。 |
内分泌学検査 腎・副腎皮質 |
100 生Ⅱ |
3~4日 |
12631 |
レニン濃度 (ARC) |
内分泌学検査 腎・副腎皮質 |
105 生Ⅱ |
2~3日 |
12630 |
アルドステロン 〈血漿〉 |
内分泌学検査 腎・副腎皮質 |
包括125 生Ⅱ |
2~3日 |
12655 |
アルドステロン 〈尿〉 |
内分泌学検査 腎・副腎皮質 |
包括125 生Ⅱ |
3~5日 |
12632 |
アルドステロン/レニン活性比 |
内分泌学検査 腎・副腎皮質 |
3~4日 |
|
12633 |
アルドステロン/レニン濃度比 |
内分泌学検査 腎・副腎皮質 |
2~3日 |
|
01006 |
アンジオテンシンⅠ転換酵素 (ACE)アンジオテンシンⅠをⅡに変換する酵素。サルコイドーシスで高値になる。 |
内分泌学検査 腎・副腎皮質 |
140 生Ⅰ |
1~2日 |
02996 |
コルチゾール 〈血漿〉ACTHにより調節され、主に副腎皮質束状層から分泌される糖質コルチコイド。過剰でクッシング症候群、不足でアジソン病を起こす。 |
内分泌学検査 腎・副腎皮質 |
包括124 生Ⅱ |
2~3日 |
12644 |
コルチゾール 〈尿〉血中コルチゾールの欠点である日内変動を補う検査。一日トルエン蓄尿して尿中排泄量を定量する。 |
内分泌学検査 腎・副腎皮質 |
包括124 生Ⅱ |
2~4日 |
01038 |
17-ケトステロイド分画 (17-KS分画) 3分画ステロイドを3,7および10分画に分け、副腎皮質機能異常を各分画の値により明確に評価が可能。 |
内分泌学検査 腎・副腎皮質 |
包括213 生Ⅱ |
5~7日 |
01030 |
17-ケトステロイド分画 (17-KS分画) 7分画ステロイドを3,7および10分画に分け、副腎皮質機能異常を各分画の値により明確に評価が可能。 |
内分泌学検査 腎・副腎皮質 |
包括213 生Ⅱ |
5~7日 |
07485 |
ステロイド10分画ステロイドを3,7および10分画に分け、副腎皮質機能異常を各分画の値により明確に評価が可能。 |
内分泌学検査 腎・副腎皮質 |
5~7日 |
|
01045 |
デハイドロエピアンドロステロンサルフェート (DHEA-S)男性ホルモンの中間代謝産物。DHEAの硫化物で、より血中半減期が長い。Cushing症候群の病型判定や男性化徴候の指標。 |
内分泌学検査 腎・副腎皮質 |
包括169 生Ⅱ |
2~3日 |
01063 |
プレグナンジオール (P2)プロジェステロンの尿中代謝物。黄体期におけるプロジェステロン産生能をあらわし、妊娠中は胎盤機能を反映する。 |
内分泌学検査 性腺 |
包括213 生Ⅱ |
5~7日 |
01064 |
プレグナントリオール (P3)17α-OHPの尿中代謝物。先天性副腎皮質過形成にともない高値となる。 |
内分泌学検査 性腺 |
包括232 生Ⅱ |
5~7日 |
01050 |
テストステロン代表的な男性ホルモン。主に男性性腺機能検査として用いられる。 |
内分泌学検査 性腺 |
包括122 生Ⅱ |
2~3日 |
03860 |
遊離テストステロン最も活性の強い男性ホルモン。大部分は生物活性のない蛋白結合型として血中に存在するが、本検査は活性を持つ遊離型のみを定量。 |
内分泌学検査 性腺 |
包括159 生Ⅱ |
2~5日 |
01061 |
プロジェステロン (P4)卵巣と胎盤から分泌され、黄体機能や妊娠に深く関わる性ホルモン。月経の周期異常、不妊症の診断に有用。 |
内分泌学検査 性腺 |
包括147 生Ⅱ |
2~3日 |
25750 |
エストラジオール (E2)代表的な女性ホルモン検査。子宮内膜、子宮筋に対する生物学的活性が最も強いエストロゲンである。 |
内分泌学検査 性腺 |
包括172 生Ⅱ |
2~3日 |
26579 |
抗ミュラー管ホルモン (AMH)発育途上の卵胞から分泌されるホルモン。性周期に影響されず、卵巣の予備能や妊孕性の評価に用いられる。 |
内分泌学検査 性腺 |
600 生Ⅱ |
3~6日 |
01066 |
ヒト絨毛性ゴナドトロピン (HCG) 〈血清〉胎盤絨毛細胞から分泌される性腺刺激ホルモン。妊娠の診断や絨毛性疾患の管理などに用いられる。 |
内分泌学検査 胎盤 |
包括134 生Ⅱ |
2~3日 |
01067 |
ヒト絨毛性ゴナドトロピン (HCG) 〈尿〉胎盤絨毛細胞から分泌される性腺刺激ホルモン。妊娠の診断や絨毛性疾患の管理などに用いられる。 |
内分泌学検査 胎盤 |
包括134 生Ⅱ |
2~3日 |
05609 |
子宮頸管粘液中顆粒球エラスターゼ切迫流産や前期破水の早期診断マーカー。子宮頚管炎や腟炎でも上昇。 |
内分泌学検査 胎盤 |
119 尿便 |
2~3日 |
05496 |
頸管腟分泌液中癌胎児性フィブロネクチン切迫流産・早産で膣頚管中に検出される胎児付属物の由来物質。流産・早産の早期診断に有用。 |
内分泌学検査 胎盤 |
204 免疫 |
2~4日 |
01220 |
インスリン (IRI)糖代謝ならびにアミノ酸、脂質代謝などに関与する膵由来のホルモン。糖尿病の診断・病態把握、膵機能の診断に有用。 |
内分泌学検査 膵・消化管 |
103 生Ⅱ |
2~3日 |
02224 |
インスリン抗体[膵・消化管]糖尿病インスリン療法時の治療抵抗性を見るために行われる検査。インスリンが異常値の場合も存在が疑われる。 |
内分泌学検査 膵・消化管 |
110 免疫 |
3~6日 |
26561 |
抗GAD抗体[膵・消化管]膵島由来分子に対する自己抗体。IDDMの発症予知、スクリーニングやNIDDMとの鑑別に有用。 |
内分泌学検査 膵・消化管 |
包括134 生Ⅱ |
2~4日 |
27364 |
抗IA-2抗体[膵・消化管]膵島関連自己抗体のひとつ。若年発症型の1型糖尿病で高い陽性率。 |
内分泌学検査 膵・消化管 |
包括213 生Ⅱ |
3~9日 |
02995 |
C-ペプタイド (CPR) 〈血清〉インスリンを生成する過程で生じる副産物。抗インスリン抗体によってインスリン測定が困難な場合に有用。 |
内分泌学検査 膵・消化管 |
包括108 生Ⅱ |
2~3日 |
01090 |
C-ペプタイド (CPR) 〈尿〉インスリンを生成する過程で生じる副産物。抗インスリン抗体によってインスリン測定が困難な場合に有用。 |
内分泌学検査 膵・消化管 |
包括108 生Ⅱ |
2~3日 |
27660 |
膵グルカゴン (IRG)膵臓から分泌され、インスリンと拮抗して血糖値を上げるホルモン。グルカゴノーマの診断や糖尿病の病態把握に用いられる。 |
内分泌学検査 膵・消化管 |
包括150 生Ⅱ |
3~9日 |
03922 |
ヒト心房性Na利尿ペプチド (hANP)主として心房で合成・貯蔵され血中に分泌されるホルモン。各種心疾患および腎疾患で重症度に並行して高値となる。 |
内分泌学検査 その他 |
包括221 生Ⅱ |
2~3日 |
05209 |
脳性Na利尿ペプチド (BNP)心臓の心室より分泌されるホルモン。慢性心不全、および急性の心疾患の病態把握や予後の推定に有用。 |
内分泌学検査 その他 |
包括133 生Ⅱ |
2~3日 |
09769 |
ヒト脳性ナトリウム利尿ペプチド前駆体N端フラグメント (NT-proBNP)慢性心不全の重症度に応じ血中で上昇するペプチド。BNPより血中半減期が長く、物質的にも安定で血清での測定が可能。 |
内分泌学検査 その他 |
包括136 生Ⅱ |
2~3日 |
26627 |
エリスロポエチン (EPO)腎臓から分泌される造血ホルモン。腎性貧血の診断や、多血症の鑑別のために測定される。 |
内分泌学検査 その他 |
包括209 生Ⅱ |
2~3日 |
04755 |
肝細胞増殖因子 (HGF)劇症肝炎患者の血中で増加し、非常に強い肝細胞増殖活性をもつ蛋白。肝炎劇症化の予知と治療開始の指標として用いられる。 |
内分泌学検査 その他 |
227 生Ⅰ |
2~8日 |
27690 |
FGF23線維芽細胞増殖因子23は主に骨細胞から分泌される血中リン濃度調節に中心的役割を果たすペプチドホルモンである。 |
内分泌学検査 その他 |
788 生Ⅰ |
3~5日 |
01122 |
サイクリックAMP (c-AMP) 〈血漿〉細胞内で生成される情報伝達物質。生理活性物質としてさまざまな作用を持つ。 |
内分泌学検査 その他 |
包括170 生Ⅱ |
4~10日 |
01123 |
サイクリックAMP (c-AMP) 〈尿〉細胞内で生成される情報伝達物質。生理活性物質としてさまざまな作用を持つ。 |
内分泌学検査 その他 |
包括170 生Ⅱ |
4~10日 |
12513 |
sFlt-1/PlGF比妊娠高血圧腎症の発症を予測する指標。 |
内分泌学検査 その他 |
340 免疫 |
2~5日 |