WEB総合検査案内 掲載内容は、2025 年 8 月 1 日時点の情報です。
アルファベット順 > I
項目 コード |
検査項目 | 採取量(mL)
遠心 提出量(mL) |
容器 | 安定性 保存 方法 |
検査方法 | 基準値 (単位) |
実施料 診療報酬区分 判断料区分 |
所要日数 |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|
27364 |
(抗)IA-2抗体anti-IA-2/ICA512 antibody5G342 膵島関連自己抗体のひとつ。若年発症型の1型糖尿病で高い陽性率。 |
遠心
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01 |
冷蔵 |
EIA | U/mL 0.6 未満 |
包括213 D008 43 生Ⅱ |
3~9日 |
27364 |
(抗)IA-2抗体anti-IA-2/ICA512 antibody5G342 膵島関連自己抗体のひとつ。若年発症型の1型糖尿病で高い陽性率。 |
遠心
|
01 |
冷蔵 |
EIA | U/mL 0.6 未満 |
包括213 D008 43 生Ⅱ |
3~9日 |
00002 |
I-BIL(間接ビリルビン)bilirubin, unconjugated3J020 グルクロン酸抱合を受ける前のビリルビンで黄疸鑑別の指標。崩壊したヘモグロビンに由来し、溶血性貧血で上昇。 |
遠心
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01 |
1週 冷蔵 |
計算法 | mg/dL 0.2~1.0 |
1~2日 |
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04114 |
(s)ICAM-1(可溶性ICAM-1)soluble intercellular adhesion molecule-15J454 免疫系細胞の相互作用を調節する接着分子。常時、血管内皮や線維芽細胞に発現しており、炎症性サイトカイン刺激で増強。 |
遠心
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14 ↓ 02 |
凍 |
EIA | ng/mL 82.5~276 |
||
00037 |
ICGICG retention rate8A010 肝機能や肝予備能を知るための色素負荷試験。肝機能が低下するほどR15(15分血中停滞率)は高値に。 |
複数検体
遠心
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01 ↓ 65 |
冷蔵 |
比色法 | % 0~10 |
管理料[100] D289 2 |
2~3日 |
00251 |
IEP(免疫電気泳動)immunoelectrophoresis (anti-human whole serum)5A135 M蛋白の有無とクラス判定を行うほか、蛋白分画では同定できない主要な蛋白の増減を半定量的に分析できる検査。 |
遠心
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01 |
冷蔵 |
免疫電気泳動法 (IEP法) | 170 D015 17 免疫 |
4~7日 |
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02216 |
IFN-γ(インターフェロン-γ)interferon-gamma5J050 抗ウイルス活性をもつ蛋白。炎症における生体反応の指標。B、C型肝炎の治療薬としてもよく使われている。 |
遠心
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14 ↓ 02 |
凍 |
EIA | pg/mL 20.6 以下 |
3~17日 |
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12290 |
IFN-λ3(インターフェロン-λ3)interferon-lambda35J053 Ⅲ型IFNの一つで、抗ウイルス活性と免疫応答の調整を行っている。C型肝炎ウイルスの病態や治療への関与が報告されている。COVID-19においても特徴的な挙動を示す。 |
遠心
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01 |
7日 冷蔵 |
CLEIA | pg/mL 13.6 未満 |
340 D015 28 免疫 |
2~3日 |
07179 |
(唾液中)(s)IgAsecretory IgA5A125 唾液中のコルチゾールは慢性ストレスの指標として有用との報告が、唾液中sIgAは急性ストレスの指標として有用との報告がある。 |
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49 |
6カ月 凍-20℃以下 |
EIA | μg/mL |
||
00234 |
IgAIgA5A015 IgGに次ぎ高濃度で血中に存在する免疫グロブリン。2つのサブクラスに分類され、二量体の分泌型IgAは局所免疫を担う。 |
遠心
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01 |
4週 冷蔵 |
TIA | mg/dL 110~410 |
38 D015 4 免疫 |
1~2日 |
25576 |
IgA-HEV抗体hepatitis E virus5F370 主として獣肉の喫食で経口感染する肝炎ウイルス。不顕性が多いが、妊婦が感染すると重症化することがある。 |
遠心
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01 ↓ 02 |
凍 |
EIA | 陰性(-) |
包括210 D013 10 免疫 |
3~9日 |
30010 |
IgE-CAP16(特異的アレルゲン16種)IgE, allergen-specific5A100 特定の抗原を認識するIgEを対象としたもので、Ⅰ型アレルギー患者のアレルゲン特定に用いられる。 |
遠心
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01 |
12週 冷蔵 |
FEIA | UA /mL 0.35 未満 |
1430 D015 13 免疫 |
2~3日 |
IgE(特異的)IgE, allergen-specific5A100 特定の抗原を認識するIgEを対象としたもので、Ⅰ型アレルギー患者のアレルゲン特定に用いられる。 |
遠心
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01 |
12週 冷蔵 |
FEIA | UA /mL 0.35 未満 |
各110 D015 13 免疫 |
2~3日 |
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01813 |
IgE(非特異的)IgE5A090 Ⅰ型アレルギーに関与する免疫グロブリン。アレルギー体質の診断、経過観察の目的でIgEの総量が測定される。 |
遠心
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01 |
12週 冷蔵 |
FEIA | IU/mL 170 以下 |
100 D015 10 免疫 |
2~3日 |
01970 |
IgEファディアトープ(特異的吸入性アレルゲン)IgE, allergen-specific5A100 吸入抗原12種類への感作を一括スクリーニングする検査。アレルゲンの特定はできない。 |
遠心
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01 |
12週 冷蔵 |
FEIA | 陰性(-) |
194 D015 21 免疫 |
2~3日 |
27558 |
IGF-Ⅰ(ソマトメジン-C)somatomedinC4A015 GHの働きにより産生される物質。測定意義はGHとほぼ同様であるが、血中濃度が生理的変動に左右されにくく安定している。 |
遠心
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01 ↓
02 |
4週 凍 |
ECLIA | ng/mL |
包括212 D008 42 生Ⅱ |
2~3日 |
00235 |
IgGIgG5A010 最も多量に存在する免疫グロブリンで4つのサブクラスに分類。唯一胎盤通過性をもち、慢性炎症性疾患などで増加する。 |
遠心
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01 |
4週 冷蔵 |
TIA | mg/dL 870~1,700 |
38 D015 4 免疫 |
1~2日 |
08641 |
IgG-FcR+T細胞百分率percentage of T cell bearing receptors for IgG Fc portion5I040 免疫グロブリンのFc部分に対するレセプターを有したT細胞。抗原非特異的に抗体産生を抑制する。免疫不全症候群で増加。 |
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13 |
常温 |
フローサイトメトリー法 | % 5~20 |
198 D016 3 免疫 |
2~3日 |
09782 |
IgG-HA抗体hepatitis A virus5F350 A型肝炎ウイルス感染の既往と病態把握のための検査。初感染の診断には IgM-HA抗体。 |
遠心
|
01 |
12週 冷蔵 |
CLIA | 陰性(-) |
包括146 D013 8 免疫 |
2~3日 |
20061 |
IgG インデックスIgG index5A120 血清と髄液中のIgGとアルブミン濃度から、多発性硬化症の鑑別診断を行う検査。 |
複数検体
遠心
および
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01
02 |
冷蔵
冷蔵 |
TIA/ネフェロメトリー法 | インデックス |
402 D004 10 尿便 |
2~3日 |
04463 |
IgG型リウマチ因子rheumatoid factor-IgG5G161 通常のRFがIgM抗体をみるのに対しIgGクラスのRFを検出。関節リウマチで病態の把握や治療効果の判定に有用。 |
遠心
|
01 |
4週 冷蔵 |
EIA | (IgG-RF index) |
198 D014 24 免疫 |
3~5日 |
20121 |
IgGサブクラスIgG2IgG25A056 IgGの中でおよそ3割を占めるグロブリン。IgG2欠損症は小児に多く易感染性により中耳炎や下気道感染を繰り返す。 |
遠心
|
01 |
2週 冷蔵 |
TIA | mg/dL 239~838 |
239 D014 29 免疫 |
2~5日 |
20133 |
IgGサブクラスIgG4IgG45A058 自己免疫性膵炎で著増が認められるIgGのサブクラス。IgG4関連疾患として他疾患との関連も示唆されている。 |
遠心
|
01 |
2週 冷蔵 |
LA(ラテックス凝集比濁法) | mg/dL 11~121 |
377 D014 39 免疫 |
2~3日 |
20112 |
IgGサブクラス分画IgG subclasses5A050 免疫グロブリンで最も量が多いIgGのサブクラス4種を個別に定量する検査。易感染性の小児や、IgG4関連疾患患者の診断に有効。 |
遠心
|
01 |
2週 冷蔵 |
LA(ラテックス凝集比濁法)およびTIA | mg/dL IgG1 351~962 |
2~5日 |
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07157 |
IGH(14q32転座解析)t(14q32) : IGH8B444 |
開栓厳禁
または
または
|
10
指定容器 22
|
冷蔵
冷蔵
冷蔵 |
FISH法 | 2553 D006-5 1 遺染 |
5~7日 |
|
09930 |
IGH(免疫グロブリンH鎖)遺伝子再構成《PCR法》IGH (immunoglobulin heavy locus)8C701 悪性リンパ腫、リンパ性白血病において腫瘍細胞のクロナリティ(細胞系統)を判定する検査。 |
開栓厳禁
または
または
|
13
指定容器 22
27 |
冷蔵
冷蔵
凍-70℃以下 |
PCR法/キャピラリー電気泳動法 | 再構成を認めない |
2373 D006-6 遺染 |
8~11日 |
09931 |
IGK(免疫グロブリンL鎖κ)遺伝子再構成《PCR法》IGK (immunoglobulin kappa locus)8C731 悪性リンパ腫、リンパ性白血病において腫瘍細胞のクロナリティ(細胞系統)を判定する検査。 |
開栓厳禁
または
または
|
13
指定容器 22
27 |
冷蔵
冷蔵
凍-70℃以下 |
PCR法/キャピラリー電気泳動法 | 再構成を認めない |
2373 D006-6 遺染 |
8~11日 |
09932 |
IGL(免疫グロブリンL鎖λ)遺伝子再構成《PCR法》IGL (immunoglobulin lambda locus)8C733 悪性リンパ腫、リンパ性白血病において腫瘍細胞のクロナリティ(細胞系統)を判定する検査。 |
開栓厳禁
または
または
|
13
指定容器 22
27 |
冷蔵
冷蔵
凍-70℃以下 |
PCR法/キャピラリー電気泳動法 | 再構成を認めない |
2373 D006-6 遺染 |
8~11日 |
00236 |
IgMIgM5A020 免疫グロブリン中、最大の分子量をもち、感染症で最も早期に増加する抗体。 |
遠心
|
01 |
4週 冷蔵 |
TIA | mg/dL M 33~190 |
38 D015 4 免疫 |
1~2日 |
09785 |
IgM-HA抗体hepatitis A virus5F350 A型肝炎ウイルス感染の既往と病態把握のための検査。初感染の診断には IgM-HA抗体。 |
遠心
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01 |
12週 冷蔵 |
CLIA | 陰性(-) |
包括146 D013 8 免疫 |
2~3日 |
02238 |
IgM-HBc抗体HBc5F018 B型肝炎ウイルスのコア蛋白に対する抗体。感染早期より出現し長期間陽性。キャリアは特に高値。IgM-HBc抗体は感染初期のみ出現。 |
遠心
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01 |
12週 冷蔵 |
CLIA | 陰性(-) |
包括146 D013 8 免疫 |
2~3日 |
05252 |
IL-1β(インターロイキン-1β)interleukin-1 beta5J062 代表的なサイトカイン。多くの免疫担当細胞に多彩な生理活性を及ぼす。 |
遠心
|
14 ↓ 02 |
凍 |
EIA | pg/mL 0.928 以下 |
||
02502 |
IL-2(インターロイキン-2)interleukin-25J070 抗原刺激によりT細胞から分泌されるサイトカイン。さまざまな自己免疫疾患や骨髄増殖性疾患で上昇する。 |
遠心
|
14 ↓ 02 |
凍 |
EIA | pg/mL 15.6 未満 |
||
26718 |
(s)IL-2R(可溶性インターロイキン-2レセプター)soluble interleukin-2 receptor5J095 免疫機構活性化の一指標。造血器悪性腫瘍、ウイルス感染、リウマチ等において上昇する。 |
遠心
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01 |
14日 冷蔵 |
CLEIA | U/mL 121~613 |
包括438 D009 30 生Ⅱ |
2~3日 |
05255 |
IL-6(インターロイキン-6)interleukin-65J130 B細胞の分化誘導因子として発見。多発性骨髄腫の悪性細胞増殖因子で、さまざまな炎症性疾患や自己免疫疾患に関与。 |
遠心
|
14 ↓ 02 |
凍 |
CLEIA | pg/mL 2.41 以下 |
||
12271 |
IL-6(インターロイキン-6)《ECLIA》interleukin-65J130 炎症早期に産生されるサイトカインで、臓器障害の発生を予測することが可能。SIRSの重症度判定に有用。COVID19重症度マーカーとしても注目。 |
遠心
|
01 ↓
02 |
24カ月 凍 |
ECLIA | pg/mL 7.0 以下 |
170 D015 17 免疫 |
2~3日 |
04165 |
IL-8(インターロイキン-8)interleukin-85J140 炎症性サイトカインなどの刺激により産生される白血球遊走因子。非感染性の炎症性疾患とも関連。 |
遠心
|
14 ↓ 02 |
凍 |
EIA | pg/mL 8.0 未満 |
||
27109 |
IL-10(インターロイキン-10)interleukin-105J150 Th2細胞で産生される抗炎症性のサイトカイン。Th1細胞のサイトカイン産生を抑制する働きを持つ。 |
遠心
|
14 ↓ 02 |
凍 |
EIA | pg/mL 2.03 以下 |
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02751 |
IL-12(インターロイキン-12)interleukin-125J160 マクロファージや多核白血球、樹状細胞などで産生され、NK細胞活性を増強させるサイトカイン。 |
遠心
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14 ↓ 02 |
凍 |
EIA | pg/mL 3.15 以下 |
||
27839 |
In(インジウム)indium3K121 血中のインジウムを測定する。該当者は特殊健康診断の一次健診で測定が義務付けられている。 |
遠心
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01 |
1カ月 冷蔵 |
ICP-MS | μg/L |
5~11日 |
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45586 |
inv(3)逆位、t(3;3)転座解析[RPN1-MECOM]inv(3) : RPN1-MECOM8B336 inv(3)(q21q26.2)またはt(3;3)(q21q26.2)は急性骨髄性白血病(AML)や骨髄異形成症候群(MDS)で認められる。 |
開栓厳禁
または
または
|
10
指定容器 22
|
冷蔵
冷蔵
冷蔵 |
FISH法 | 2553 D006-5 1 遺染 |
5~7日 |
|
01487 |
inv(16)逆位、t(16;16)転座解析[CBFB]inv(16) : MYH11-CBFB8B463 CBFB-MYH11融合遺伝子は、染色体逆位inv(16)(p13.1q22)または転座t(16;16)(p13.1;q22)によって形成される遺伝子であり、急性骨髄性白血病(AML)のなかで3~8%を占める変異である。 |
開栓厳禁
または
または
|
10
指定容器 22
|
冷蔵
冷蔵
冷蔵 |
FISH法 | 2553 D006-5 1 遺染 |
5~7日 |
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05579 |
IRF1(5q31欠失解析)del(5q31) : IRF18B353 一種の癌抑制遺伝子。MDSやAMLによく異常が認められ、その座位である5番染色体の長腕欠失(5q-)を検出。 |
開栓厳禁
または
または
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10
指定容器 22
|
冷蔵
冷蔵
冷蔵 |
FISH法 | 2553 D006-5 1 遺染 |
5~7日 |
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27660 |
IRG(膵グルカゴン)pancreatic glucagon4G030 膵臓から分泌され、インスリンと拮抗して血糖値を上げるホルモン。グルカゴノーマの診断や糖尿病の病態把握に用いられる。 |
冷遠
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08 ↓ 02 |
凍 |
EIA | pg/mL 5.4~55.0 |
包括150 D008 25 生Ⅱ |
3~9日 |
01220 |
IRI(インスリン)insulin4G010 糖代謝ならびにアミノ酸、脂質代謝などに関与する膵由来のホルモン。糖尿病の診断・病態把握、膵機能の診断に有用。 |
溶血不可
遠心
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01 |
12週 冷蔵 |
CLIA | μU/mL 1.7~10.4 |
103 D008 10 生Ⅱ |
2~3日 |