WEB総合検査案内 掲載内容は、2025 年 4 月 1 日時点の情報です。
肝炎ウイルス関連検査
項目 コード |
検査項目 | 採取量(mL)
遠心 提出量(mL) |
容器 | 安定性 保存 方法 |
検査方法 | 基準値 (単位) |
実施料 診療報酬区分 判断料区分 |
所要日数 |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|
09782 |
IgG-HA抗体hepatitis A virus5F350 A型肝炎ウイルス感染の既往と病態把握のための検査。初感染の診断には IgM-HA抗体。 |
遠心
|
01 |
12週 冷蔵 |
CLIA | 陰性(-) |
包括146 D013 8 免疫 |
2~3日 |
09785 |
IgM-HA抗体hepatitis A virus5F350 A型肝炎ウイルス感染の既往と病態把握のための検査。初感染の診断には IgM-HA抗体。 |
遠心
|
01 |
12週 冷蔵 |
CLIA | 陰性(-) |
包括146 D013 8 免疫 |
2~3日 |
01391 |
HBs抗原HBs5F016 B型肝炎ウイルス外被の表面抗原。HBs抗原陽性は現在のウイルスの感染を、抗体陽性は過去の感染既往を意味する。 |
遠心
|
01 |
12週 冷蔵 |
CLIA | IU/mL 陰性(-) |
包括88 D013 3 免疫 |
2~3日 |
26037 |
高感度HBs抗原HBs5F016 通常のHBs抗原より約10倍高感度とされる検査。de novo肝炎の診断に有用で、持続感染の再燃診断でとくに有用。 |
単独検体開栓厳禁
遠心
|
指定容器
97 |
15日 凍-20℃以下 |
CLEIA | IU/mL 陰性(-) |
包括88 D013 3 免疫 |
3~4日 |
00229 |
HBs抗体 《凝集法》HBs5F016 B型肝炎ウイルス外被の表面抗原。HBs抗原陽性は現在のウイルスの感染を、抗体陽性は過去の感染既往を意味する。 |
遠心
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01 |
12週 冷蔵 |
PHA | 8 倍 未満 |
32 D013 2 免疫 |
2~4日 |
01530 |
HBs抗体 《CLIA》HBs5F016 B型肝炎ウイルス外被の表面抗原。HBs抗原陽性は現在のウイルスの感染を、抗体陽性は過去の感染既往を意味する。 |
遠心
|
01 |
12週 冷蔵 |
CLIA | mIU/mL 陰性(-) |
包括88 D013 3 免疫 |
2~3日 |
02232 |
HBe抗原HBe5F019 HBe抗原はB型肝炎ウイルスの感染性の指標。HBe抗体は病態沈静化の指標だが、変異株の場合はウイルス消失を意味しない。 |
遠心
|
01 |
12週 冷蔵 |
CLIA | 陰性(-) |
包括101 D013 4 免疫 |
2~3日 |
02235 |
HBe抗体HBe5F019 HBe抗原はB型肝炎ウイルスの感染性の指標。HBe抗体は病態沈静化の指標だが、変異株の場合はウイルス消失を意味しない。 |
遠心
|
01 |
12週 冷蔵 |
CLIA | % 陰性(-) |
包括101 D013 4 免疫 |
2~3日 |
01874 |
HBc抗体 《凝集法》HBc5F018 B型肝炎ウイルスのコア蛋白に対する抗体。感染早期より出現し長期間陽性。キャリアは特に高値。IgM-HBc抗体は感染初期のみ出現。 |
遠心
|
01 |
12週 冷蔵 |
PHA | 陰性(-) |
包括133 D013 6 免疫 |
3~5日 |
08141 |
HBc抗体 《CLIA》HBc5F018 B型肝炎ウイルスのコア蛋白に対する抗体。感染早期より出現し長期間陽性。キャリアは特に高値。IgM-HBc抗体は感染初期のみ出現。 |
遠心
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01 |
12週 冷蔵 |
CLIA | 陰性(-) |
包括133 D013 6 免疫 |
2~3日 |
02238 |
IgM-HBc抗体HBc5F018 B型肝炎ウイルスのコア蛋白に対する抗体。感染早期より出現し長期間陽性。キャリアは特に高値。IgM-HBc抗体は感染初期のみ出現。 |
遠心
|
01 |
12週 冷蔵 |
CLIA | 陰性(-) |
包括146 D013 8 免疫 |
2~3日 |
25563 |
B型肝炎ウイルスコア関連抗原 (HBcrAg)hepatitis B virus core-related antigen5F020 |
遠心
|
01 ↓ 02 |
凍-20℃以下 |
CLEIA | Log U/mL 3.0 未満 |
包括259 D013 12 免疫 |
3~6日 |
26995 |
HBV-DNA定量 《TaqManPCR法》hepatitis B virus5F015 血中のB型肝炎ウイルスの遺伝子量を、TaqManPCRで迅速・高感度に定量する検査。とくに治療中の再燃検出に有効。 |
単独検体開栓厳禁
遠心
|
指定容器
97 |
12週 凍-20℃以下 |
ロシュ・リアルタイムPCR法 | Log IU/mL 定量結果: 1.0 未満 |
263 D023 4 微生 |
3~4日 |
27265 |
輸血等確認HBV-DNA定量 《TaqManPCR法》hepatitis B virus5F015 |
単独検体開栓厳禁
遠心
|
指定容器
97 |
12週 凍-20℃以下 |
ロシュ・リアルタイムPCR法 | Log IU/mL 定量結果: 1.0 未満 |
263 D023 4 微生 |
3~4日 |
25519 |
HBVジェノタイプ判定 《EIA》hepatitis B virus5F015 B型肝炎ウイルスの遺伝子型をEIA法でA、B、C、Dの4型に判別。B型肝炎の予後予測と治療薬選択に有用。 |
遠心
|
01 ↓ 02 |
凍 |
EIA | 包括340 D013 14 免疫 |
3~9日 |
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07366 |
HBVプレコア/コアプロモーター変異検出hepatitis B virus-preC/Core promotor5F037 劇症型に移行しやすい遺伝子変異を持ったB型肝炎ウイルスを同定する検査。 |
単独検体開栓厳禁
遠心
|
指定容器 97 |
凍 |
PCR-ミニシークエンス法/特異プローブ法 | 450 D023 16 微生 |
3~6日 |
|
02491 |
HCV抗体-Ⅱhepatitis C virus5F360 HCV感染のスクリーニングに広く用いられる検査。第一世代より感度が高く、感染後、早期に陽性となる。 |
遠心
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01 |
12週 冷蔵 |
CLIA | 陰性(-) |
包括105 D013 5 免疫 |
2~3日 |
09788 |
HCV抗体-Ⅲhepatitis C virus5F360 第二世代のHCV抗体アッセイ系にNS5領域をプラス。スクリーニング目的での有用性は第二世代とほぼ同等。 |
遠心
|
01 |
12週 冷蔵 |
LPIA | 陰性(-) |
包括105 D013 5 免疫 |
2~3日 |
05344 |
HCV群別 (グルーピング)hepatitis C virus5F360 C型肝炎ウイルスの遺伝子型を簡便に判定する検査。グループ1はグループ2よりもインターフェロンが奏功し難い。 |
遠心
|
01 |
冷蔵 |
CLEIA | 包括221 D013 11 免疫 |
2~3日 |
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08896 |
HCVコア抗原hepatitis C virus5F360 C型肝炎ウイルス抗原を定量する検査。高感度な上、ウイルス核酸検出より安価のため、治療効果の追跡に有用。 |
遠心
|
01 |
冷蔵 |
CLIA | fmol/L 3.0 未満 |
包括105 D013 5 免疫 |
2~3日 |
08937 |
HCV-RNA定量 《TaqManPCR法》hepatitis C virus5F360 PCR法を用いてHCVのRNA量を定量する検査。検出感度が高く、感染の診断やモニタリングに用いられる。 |
単独検体開栓厳禁
遠心
|
指定容器
97 |
12週 凍-20℃以下 |
ロシュ・リアルタイムRT-PCR法 | Log IU/mL 定量結果: 1.2 未満 |
424 D023 15 微生 |
3~4日 |
00008 |
HCVサブタイプ系統解析hepatitis C virus phylogenetic analysis5F360 HCVは塩基配列による分類ができ、この違いがインターフェロン治療効果を左右する。本検査はグルーピングを行うことで遺伝子型の簡便な推測が可能となる。 |
単独検体開栓厳禁
遠心
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指定容器 97 |
凍-20℃以下 |
RT-PCR法/ダイレクトシークエンス法 | 型別判定 |
5~7日 |
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26404 |
HCV薬剤耐性変異解析 (NS5A)hepatitis C virus, NS5A region5F363 |
単独検体開栓厳禁
遠心
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指定容器 97 |
凍-20℃以下 |
RT-PCR法/ダイレクトシークエンス法 | 8~11日 |
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25576 |
IgA-HEV抗体hepatitis E virus5F370 主として獣肉の喫食で経口感染する肝炎ウイルス。不顕性が多いが、妊婦が感染すると重症化することがある。 |
遠心
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01 ↓ 02 |
凍 |
EIA | 陰性(-) |
包括210 D013 10 免疫 |
3~9日 |