検査項目解説 掲載内容は、2023 年 5 月 1 日時点の情報です。

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項目コード 検査項目 分類 実施料
判断科区分
所要日数

99900
3A020

新規テスト検査項目

栄養状態と肝・腎機能の指標。肝硬変やネフローゼによる低蛋白血症で低下し、脱水や多発性骨髄腫などで上昇。

生化学検査
生体色素

包括18

生Ⅰ

2~3日

00053
3I010

血清鉄 (Fe)

貧血の病態把握を行うための基本的な検査。鉄は赤血球のヘモグロビンを構成する元素で、欠乏すると小球性貧血をきたす。

生化学検査
電解質・微量金属

包括11

生Ⅰ

1~2日

00054
3I015

総鉄結合能 (TIBC)

赤血球ヘモグロビンの原材料である鉄の血中総運搬能。貧血の診断指標として、血清鉄・UIBCとともに測定される。

生化学検査
電解質・微量金属

包括11

生Ⅰ

1~2日

00117
3I020

不飽和鉄結合能 (UIBC)

トランスフェリン等の血中鉄輸送蛋白上で鉄が結合していない部分。すなわち鉄結合予備能を表し、血清鉄との和がTIBCに相当。

生化学検査
電解質・微量金属

包括11

生Ⅰ

1~2日

04011
3J075

δ-アミノレブリン酸 (δ-ALA)

ポルフォビリノーゲンの前駆物質。ポルフィリン症の鑑別診断、および鉛中毒のスクリーニングに用いる検査。

生化学検査
ポルフィリン関連

109

尿便

4~5日

01586
3L115

カルバマゼピン

てんかん、躁うつ病、統合失調症の治療薬。血中半減期は個人差、薬剤間の銘柄差が大きく、併用薬剤によって代謝が遅延する。

薬毒物検査
抗てんかん剤

管理料[470]

2~3日

01588
3L195

バルプロ酸

最もよく用いられる抗てんかん剤の一つ。他の薬剤との併用に注意が必要。

薬毒物検査
抗てんかん剤

管理料[470]

2~3日

25722
3L235

スチリペントール

難治性てんかんDravet症候群の発作に対し、クロバザム、バルプロ酸と併用される薬。種々の薬剤と相互作用があるためTDMを行う。

薬毒物検査
抗てんかん剤

管理料[470]

3~5日

26782

エチゾラム

不安神経症や睡眠障害の改善に用いられるチエノトリアゾロジアゼピン系薬剤。

薬毒物検査
催眠剤・抗不安剤

4~6日

03235
3L310

イミプラミン・デシプラミン

第一世代三環系抗うつ剤の一つ。活性代謝物のデシプラミンを同時測定。

薬毒物検査
精神神経用剤

4~6日

01602
3M070

テオフィリン

喘息等で用いられる代表的なキサンチン系気管支拡張剤。中毒で振戦、頻脈を来たすため、血中濃度測定は特に重要。

薬毒物検査
気管支拡張剤

管理料[470]

2~3日

01786
3M532

テイコプラニン

MRSAに優れた抗菌力をもつグリコペプタイド系抗生物質。腎障害例や高齢者では血中濃度測定を行い慎重に投与。

薬毒物検査
抗生剤・抗ウイルス剤

管理料[470]

2~3日

06582
5C146

デオキシピリジノリン (Dpyr)[骨粗鬆症]

骨基質の代謝産物。骨量減少をきたす代謝性疾患や癌の骨転移で尿中濃度が上昇。

内分泌学検査
副甲状腺

包括191

生Ⅱ

3~5日

26734
4Z282

低カルボキシル化オステオカルシン (ucOC)

ビタミンKが不足した場合に血中に放出される正常な機能を持たないオステオカルシン。骨密度とは異なる骨折リスク因子。

内分泌学検査
副甲状腺

包括154

生Ⅱ

3~5日

01045
4D090

デハイドロエピアンドロステロンサルフェート (DHEA-S)

男性ホルモンの中間代謝産物。DHEAの硫化物で、より血中半減期が長い。Cushing症候群の病型判定や男性化徴候の指標。

内分泌学検査
腎・副腎皮質

包括169

生Ⅱ

2~3日

01050
4F065

テストステロン

代表的な男性ホルモン。主に男性性腺機能検査として用いられる。

内分泌学検査
性腺

包括122

生Ⅱ

2~3日

03860
4F070

遊離テストステロン

最も活性の強い男性ホルモン。大部分は生物活性のない蛋白結合型として血中に存在するが、本検査は活性を持つ遊離型のみを定量。

内分泌学検査
性腺

包括159

生Ⅱ

2~5日

05063
5C146

デオキシピリジノリン (Dpyr)

骨基質の代謝産物。骨量減少をきたす代謝性疾患や癌の骨転移で尿中濃度が上昇。

腫瘍関連検査
腫瘍関連検査

包括191

生Ⅱ

3~5日

25950
5G396

抗デスモグレイン1抗体 (抗Dsg1抗体)

自己免疫性水疱症である天疱瘡の検査。1と3の2つの型を検査することは病態のタイピングに有用。

免疫血清学検査
自己免疫関連

300

免疫

2~4日

25951
5G397

抗デスモグレイン3抗体 (抗Dsg3抗体)

自己免疫性水疱症である天疱瘡の検査。1と3の2つの型を検査することは病態のタイピングに有用。

免疫血清学検査
自己免疫関連

270

免疫

2~4日

00295
5H122

抗グロブリン試験 定量クームス試験

溶血の原因である不完全抗体を検出する検査。血清中に遊離している不完全抗体の存在証明に用いられる。

免疫血清学検査
血液型検査

47

免疫

2~3日

00587
2A240

血液塗抹標本 鉄染色

血液又は骨髄塗抹標本を用いて、非ヘモグロビン鉄を染色し、鉄代謝異常の有無を形態学的に調べる検査。貧血の鑑別診断に有用。

血液学検査
形態学的検査

各27加算

血液

2~4日

04170
2A240

骨髄液塗抹標本 鉄染色

血液又は骨髄塗抹標本を用いて、非ヘモグロビン鉄を染色し、鉄代謝異常の有無を形態学的に調べる検査。貧血の鑑別診断に有用。

血液学検査
形態学的検査

各40加算

血液

2~4日

C. difficile (ディフィシル菌)

微生物学検査
特殊目的菌検査

4~6日

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