WEB総合検査案内 掲載内容は、2025 年 4 月 1 日時点の情報です。

『悪性腫瘍』に関連する検査項目

項目
コード
検査項目 採取量(mL)

遠心

提出量(mL)
容器 安定性
保存
方法
検査方法 基準値
(単位)
実施料
診療報酬区分
判断料区分
所要日数

00069

CKアイソザイム (CPKアイソザイム)creatine kinase isoenzymes

3B025

CKが高値の場合に由来臓器を調べる検査。脳、骨格筋、心筋由来別にCK-BB、MM、MBに分けられる。

血液
1

遠心

 

血清
0.3

 

 

 

01

 

 

1週

冷蔵

アガロースゲル電気泳動法

%

BB 0~2
MB 0~3
MM 96~100

55

D007 17

生Ⅰ

2~3日

30324

CK-MB定量 (CPK-MB定量)creatine kinase-MB

3B015

CKが高値の場合に由来臓器を調べる検査。脳、骨格筋、心筋由来別にCK-BB、MM、MBに分けられる。

血液
2

遠心

血清
0.4

01

02

 

 

CLIA

ng/mL

2.2 以下

90

D007 22

生Ⅰ

2~3日

01859

フェリチンferritin

5C095

鉄の貯蔵および血清鉄濃度の維持を行う蛋白。鉄の貯蔵状態を反映し、各種血液疾患の病態把握に有用。

血液
2

遠心

 

血清
0.4

 

 

 

01

 

 

12週

冷蔵

CLIA

ng/mL

M 9.0~275
F 4.0~87.0

105

D007 25

生Ⅰ

2~3日

01354

α1アシドグリコプロテイン (α1AG)alpha1-acid glycoprotein

5C025

急性相反応物質に属する糖蛋白。半減期、急性期変動率が異なるCRP等と同時測定し、炎症性疾患等の病態把握に用いる。

血液
1

遠心

 

血清
0.3

 

 

 

01

 

 

4週

冷蔵

TIA

mg/dL

42~93

2~5日

00243

ハプトグロビン (Hp) (型判定)haptoglobin phenotype

5C041

ヘモグロビンと特異的に結合する糖蛋白質。溶血で減少し、炎症性疾患で血中に増加。

血液
1

遠心

血清
0.3

 

 

01

 

 

冷蔵

TIA/薄層アクリルアミドゲル電気泳動法

mg/dL

1-1型 43~180
2-1型 38~179
2-2型 15~116

132

D015 14

免疫

4~5日

00335

ハプトグロビン (Hp) (型判定なし)haptoglobin

5C040

ヘモグロビンと特異的に結合する糖蛋白質。溶血で減少し、炎症性疾患で血中に増加。

血液
1

遠心

血清
0.3

 

 

01

 

 

冷蔵

TIA

mg/dL

19~170

132

D015 14

免疫

2~3日

00241

α2マクログロブリンalpha2-macroglobulin

5C035

血中に最も多量に存在しているプロテアーゼインヒビター。ネフローゼ症候群で血中に増加。

血液
2

遠心

 

血清
0.4

 

 

 

01

 

 

4週

冷蔵

ネフェロメトリー法

mg/dL

M 100~200
F 130~250

包括138

D006 18

血液

2~5日

00240

α1アンチトリプシン (α1AT)alpha1-antitrypsin

5C020

代表的な急性相反応物質の一つ。欠損症で若年性肺気腫を引き起こす蛋白質。

血液
2

遠心

血清
0.4

 

 

01

 

 

冷蔵

ネフェロメトリー法

mg/dL

94~150

80

D006 11

血液

2~5日

12627

アミロイドA (SAA)serum amyloid A

5C080

比較的新しい炎症マーカー。CRPがあまり変動しないウイルス感染、SLE、腎移植後の拒絶反応でも上昇。

血液
2

遠心

血清
0.5

 

 

01

 

 

冷蔵

LA(ラテックス凝集比濁法)

mg/L

3 以下

47

D015 6

免疫

2~3日

00247

セルロプラスミン (Cp)ceruloplasmin

5C045

血清銅を運搬する肝由来の血漿蛋白。Wilson病で低下する一方、急性相反応蛋白として炎症で増加する。

血液
2

遠心

血清
0.4

 

 

01

 

 

冷蔵

ネフェロメトリー法

mg/dL

21~37

90

D015 9

免疫

2~3日

00248

トランスフェリン (Tf)transferrin

5C060

主に肝臓で産生され、鉄を運搬する血漿蛋白。鉄代謝や造血機能を反映する。

血液
2

遠心

 

血清
0.5

 

 

 

01

 

 

1週

冷蔵

TIA

mg/dL

190~320

60

D015 7

免疫

1~2日

00235

IgG 〈血清〉IgG

5A010

最も多量に存在する免疫グロブリンで4つのサブクラスに分類。唯一胎盤通過性をもち、慢性炎症性疾患などで増加する。

血液
2

遠心

 

血清
0.5

 

 

 

01

 

 

4週

冷蔵

TIA

mg/dL

870~1,700

38

D015 4

免疫

1~2日

07365

曜日指定

NK細胞活性natural killer cell

5I900

ナチュラルキラー(NK)細胞の活性を定量。悪性腫瘍や自己免疫性疾患などで免疫活性の指標となる。

 

保存液加血液
6

指定容器 

21

 

常温

51Cr遊離法

%

3~4日

27646

曜日指定専用依頼書

NCCオンコパネルシステムOncoGuide NCC oncopanel system

8D001

日本人のがんで多く変異が見られる114の遺伝子変異を次世代シーケンサーを用いて調べる。

複数検体

未染スライド

および

EDTA-2K加血液
2

 

30

 

13

 

常温

 

冷蔵

次世代シークエンス法

44000

D006-19

遺染

15~25日

45588

曜日指定

TP53遺伝子変異解析TP53 (tumor protein p53)

8C530

TP53遺伝子のExson4、5、6、7、8、9のアミノ酸置換を伴う遺伝子変異を、ダイレクトシークエンス法により検出する検査である。

未染スライド
5枚(5μm厚)

または

組織
30mg(3mm角)

30

 

27

常温

 

-70℃以下

ダイレクトシークエンス法

検出せず

11~17日

曜日指定専用依頼書

マイクロサテライト不安定性検査 (免疫チェックポイント阻害剤)microsatellite instability

8C986

マイクロサテライト不安定性検査は、標準的な治療が困難な進行・再発固形癌に対する治療薬の投与適応判定を補助する検査である

冷蔵

マルチプレックスPCR-フラグメント解析法

包括2500

D004-2 1

遺染

5~7日

01802

曜日指定倫理対象先天依頼書

Cバンド分染法chromosome (congenital)

8B200

染色体のCバンド領域を特異的に染め分け、腕間逆位やdicentric X染色体の動原体の判定を行う検査。

開栓厳禁

ヘパリン加血液
3

 

10

 

冷蔵

分染法406

2553+397

D006-5 2

遺染

14~21日

00587

血液塗抹標本 鉄染色iron stain

2A240

血液又は骨髄塗抹標本を用いて、非ヘモグロビン鉄を染色し、鉄代謝異常の有無を形態学的に調べる検査。貧血の鑑別診断に有用。

血液塗抹標本
2枚以上

20

常温

ベルリンブルー

各27加算

D005 6注

血液

2~4日

04170

骨髄液塗抹標本 鉄染色iron stain

2A240

血液又は骨髄塗抹標本を用いて、非ヘモグロビン鉄を染色し、鉄代謝異常の有無を形態学的に調べる検査。貧血の鑑別診断に有用。

骨髄塗抹標本
2枚以上

20

常温

ベルリンブルー

各40加算

D005 14注

血液

2~4日

00559

フィブリノーゲン (FIB)fibrinogen

2B100

血栓を形成するフィブリンの前駆体。炎症で増加し、高度な肝機能障害、DIC等では減少する。

血液
1.8

遠心

 

クエン酸血漿
0.5

15

 

02

 

 

2週

トロンビン法

mg/dL

155~415

23

D006 4

血液

2~3日

03642

α2プラスミンインヒビター・プラスミン複合体 (PIC)alpha2 plasmin inhibitor, plasmin complex

2B280

測定の難しい血中プラスミンの動きを直接的に反映する指標。血栓溶解療法のモニタリングやDICの診断に有用。

血液
1.8

遠心

クエン酸血漿
0.3

15

02

 

 

LPIA

μg/mL

0.8 未満

包括154

D006 22

血液

2~3日

04686

フォン・ウィルブランド因子活性 (リストセチンコファクター)von Willebrand factor

2B480

凝固第Ⅷ因子のキャリアー蛋白。凝固および血小板機能調節にかかわり、von Willebrand病で低下、ネフローゼで活性が上昇する。

血液
1.8

遠心

 

クエン酸血漿
0.4

15

 

02

 

 

2週

固定血小板凝集法

%

50~150

包括129

D006 16

血液

2~5日

01680

第ⅩⅢ因子定量 (F13)coagulation factor 13

2B440

凝固系機序の最終段階で働く因子。フィブリン安定化因子とも呼ばれ、出血性素因のスクリーニング検査として用いられる。

血液
1.8

遠心

クエン酸血漿
0.4

15

02

 

 

LA(ラテックス凝集比濁法)

%

70 以上

包括223

D006 30

血液

2~5日

05448

血管内皮増殖因子 (VEGF)vascular endothelial growth factor

4Z305

血管内皮細胞に特異的に作用して、増殖や新生にあずかり、癌細胞に血流を与える因子。固形腫瘍患者で増加。

血液
2

遠心

EDTA血漿
0.5

14

02

 

 

EIA

pg/mL

38.3 以下

05449

MCP-1monocyte chemotactic protein-1

5J230

単球の活性化因子として発見された蛋白。単球以外へもさまざまな作用をもち、炎症の際、リンパ球の組織浸潤を促す。

血液
1

遠心

EDTA血漿
0.3

14

02

 

 

EIA

pg/mL

149 以下

05070

可溶性腫瘍壊死因子レセプター-Ⅰ (sTNFR-Ⅰ)soluble tumor necrosis factor receptor 1

5J015

TNFの作用を阻害する蛋白。悪性腫瘍や白血病患者の血清中にみられTNF拮抗因子の把握に有用。

血液
1

遠心

EDTA血漿
0.3

14

02

 

 

EIA

pg/mL

434~930

05071

可溶性腫瘍壊死因子レセプター-Ⅱ (sTNFR-Ⅱ)soluble tumor necrosis factor receptor 2

5J016

TNFの作用を阻害する蛋白。悪性腫瘍や白血病患者の血清中にみられTNF拮抗因子の把握に有用。

血液
1

遠心

EDTA血漿
0.3

14

02

 

 

EIA

pg/mL

1,020~2,120

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