検査項目解説 掲載内容は、2023 年 5 月 1 日時点の情報です。
50音検索 > ひ
項目コード | 検査項目 | 分類 | 実施料 判断科区分 |
所要日数 |
---|---|---|---|---|
00001 |
総ビリルビン (T-BIL)ヘモグロビンやポルフィリン体の分解産物。総ビリルビンとその分画は、肝疾患の診断、黄疸の鑑別に有用。 |
生化学検査 生体色素 |
包括11 生Ⅰ |
1~2日 |
00002 |
直接ビリルビン (D-BIL)肝でグルクロン酸抱合を受けたビリルビン。総ビリルビンとともに、肝疾患の診断、黄疸の鑑別などに重要な検査。 |
生化学検査 生体色素 |
包括11 生Ⅰ |
1~2日 |
00002 |
間接ビリルビン (I-BIL)グルクロン酸抱合を受ける前のビリルビンで黄疸鑑別の指標。崩壊したヘモグロビンに由来し、溶血性貧血で上昇。 |
生化学検査 生体色素 |
1~2日 |
|
04227 |
ヒアルロン酸水分や電解質の保持と抗凝固作用を担う酸性ムコ多糖体。肝硬変や関節リウマチの進行度把握に有用。 |
生化学検査 糖・有機酸 |
179 生Ⅰ |
1~2日 |
01529 |
ピルビン酸解糖系の終末に位置する産物。ミトコンドリア異常症やLDH欠損症で乳酸、LDHとともに測定される。 |
生化学検査 糖・有機酸 |
47 生Ⅰ |
2~3日 |
27630 |
ビタミンA視覚や生殖機能の維持、上皮組織の分化、骨形成などに不可欠な役割を果たす脂溶性ビタミン。欠乏すると夜盲症となる。 |
生化学検査 ビタミン |
6~12日 |
|
26560 |
ビタミンB1 (サイアミン)欠乏すると脚気の病状を呈する水溶性ビタミン。 |
生化学検査 ビタミン |
239 生Ⅰ |
3~4日 |
01563 |
ビタミンB2 (リボフラビン)糖質や脂肪、タンパク質代謝などのエネルギー産生系に関与する水溶性ビタミン。欠乏で口角炎、脂漏性皮膚炎となる。 |
生化学検査 ビタミン |
242 生Ⅰ |
3~4日 |
02143 |
ビタミンB6アミノ酸代謝の補酵素として働く水溶性ビタミン。欠乏すると脂漏性皮膚炎をきたす。 |
生化学検査 ビタミン |
5~7日 |
|
01565 |
ビタミンB12 (シアノコバラミン)欠乏により巨赤芽球性貧血をもたらす水溶性の造血ビタミン。吸収には胃から分泌される内因子といわれる蛋白が必要。 |
生化学検査 ビタミン |
140 生Ⅰ |
2~3日 |
03990 |
ビタミンC (アスコルビン酸)強い還元作用をもつ水溶性ビタミン。欠乏で壊血病となる。 |
生化学検査 ビタミン |
305 生Ⅰ |
5~7日 |
27769 |
25-OHビタミンD [くる病][ビタミン]総ビタミンD量。ヒトを始めとする動物の骨代謝を司る重要な脂溶性ビタミンの一つ。 |
生化学検査 ビタミン |
117 生Ⅰ |
2~3日 |
27425 |
25-OHビタミンD(Total) [骨粗鬆症][ビタミン]骨粗鬆症患者の骨折・転倒・骨密度低下のリスク評価、薬剤治療方針の決定、その効果予測に有用とされる検査。 |
生化学検査 ビタミン |
117 生Ⅰ |
2~3日 |
26225 |
25-OHビタミンD分画[ビタミン]ビタミンDの代謝産物、総ビタミンD量を反映する指標をD2とD3に分画。骨形成に関与し、不足すると、クル病、骨軟化症となる。 |
生化学検査 ビタミン |
6~12日 |
|
00869 |
1α,25-(OH)2ビタミンD[ビタミン]最も生物活性が強いビタミンD。血中カルシウム濃度を上げる働きをもつ。 |
生化学検査 ビタミン |
388 生Ⅰ |
3~6日 |
01572 |
ビタミンE (トコフェロール)抗酸化作用と生体膜安定化作用をもつ脂溶性ビタミン。 |
生化学検査 ビタミン |
3~9日 |
|
25972 |
ヒ素 (As) 〈尿〉ヒ素の直近の暴露状況を調べる検査 |
生化学検査 電解質・微量金属 |
20~29日 |
|
01585 |
フェニトインヒダントイン系の代表的な抗てんかん剤。血中濃度測定で歯肉増殖などの副作用を予防。 |
薬毒物検査 抗てんかん剤 |
管理料[470] |
2~3日 |
26735 |
ラコサミド抗てんかん薬。電位依存性ナトリウムチャネルの緩徐な不活性化を選択的に促進することにより過興奮状態にある神経細胞膜を安定化させ、抗けいれん作用を発揮。既存の抗てんかん薬とは異なる作用機序を持つ。 |
薬毒物検査 抗てんかん剤 |
管理料[470] |
3~4日 |
12391 |
ビガバトリンビガバトリンはウエスト症候群に特化した抗てんかん薬。 |
薬毒物検査 抗てんかん剤 |
管理料[470] |
3~5日 |
05092 |
ピルシカイニド頻脈性不整脈治療剤。腎機能をみながら血中濃度測定を行う。 |
薬毒物検査 抗不整脈剤 |
管理料[470] |
3~4日 |
08704 |
ピルメノールクラスⅠaに分類される心室性の頻脈性不整脈治療剤。腎不全合併例では半減期が延長。 |
薬毒物検査 抗不整脈剤 |
管理料[470] |
3~6日 |
25516 |
プロメタジン抗ヒスタミン作用がありパーキンソニスム、アレルギー性鼻炎、麻酔前投与に用いられるフェノチアジン系薬剤である。 |
薬毒物検査 抗ヒスタミン・抗パーキンソン薬 |
4~6日 |
|
27769 |
25-OHビタミンD [くる病][副甲状腺]総ビタミンD量。ヒトを始めとする動物の骨代謝を司る重要な脂溶性ビタミンの一つ。 |
内分泌学検査 副甲状腺 |
117 生Ⅰ |
2~3日 |
27425 |
25-OHビタミンD(Total) [骨粗鬆症][副甲状腺]総ビタミンD量。ヒトを始めとする動物の骨代謝を司る重要な脂溶性ビタミンの一つ。 |
内分泌学検査 副甲状腺 |
117 生Ⅰ |
2~3日 |
26225 |
25-OHビタミンD分画[副甲状腺]ビタミンDの代謝産物、総ビタミンD量を反映する指標をD2とD3に分画。骨形成に関与し、不足すると、クル病、骨軟化症となる。 |
内分泌学検査 副甲状腺 |
6~12日 |
|
00869 |
1α,25-(OH)2ビタミンD[副甲状腺]最も生物活性が強いビタミンD。血中カルシウム濃度を上げる働きをもつ。 |
内分泌学検査 副甲状腺 |
388 生Ⅰ |
3~6日 |
01066 |
ヒト絨毛性ゴナドトロピン (HCG) 〈血清〉胎盤絨毛細胞から分泌される性腺刺激ホルモン。妊娠の診断や絨毛性疾患の管理などに用いられる。 |
内分泌学検査 胎盤 |
包括134 生Ⅱ |
2~3日 |
03922 |
ヒト心房性Na利尿ペプチド (hANP)主として心房で合成・貯蔵され血中に分泌されるホルモン。各種心疾患および腎疾患で重症度に並行して高値となる。 |
内分泌学検査 その他 |
包括221 生Ⅱ |
2~3日 |
09769 |
ヒト脳性ナトリウム利尿ペプチド前駆体N端フラグメント (NT-proBNP)慢性心不全の重症度に応じ血中で上昇するペプチド。BNPより血中半減期が長く、物質的にも安定で血清での測定が可能。 |
内分泌学検査 その他 |
包括136 生Ⅱ |
2~3日 |
27034 |
HE4 (ヒト精巣上体蛋白4)卵巣癌の腫瘍マーカーとして、臨床的感度ではCA125に及ばない一方、特異性は高い。 |
腫瘍関連検査 腫瘍関連検査 |
包括200 生Ⅱ |
3~5日 |
12834 |
遊離HCG-β (HCG-βサブユニット)ヒト絨毛性ゴナドトロピンに特異的な構造部分を定量。胞状奇胎や絨毛癌、睾丸腫瘍で高値になる。 |
腫瘍関連検査 腫瘍関連検査 |
包括132 生Ⅱ |
2~3日 |
12645 |
HIV抗原・抗体 《スクリーニング》HIV-1、-2の抗体および抗原を同時に検出するHIV感染のスクリーニング検査。陽性時はウエスタンブロット法で確認が必要。 |
ウイルス学検査 レトロウイルス |
127 免疫 |
2~3日 |
25920 |
HTLV-Ⅰ抗体 (ATLA抗体)《スクリーニング》ウエスタンブロット法での判定保留例におけるHTLV-1感染の確定診断に有用。 |
ウイルス学検査 レトロウイルス |
85 免疫 |
2~4日 |
25483 |
HPV型別尖圭コンジローマ、子宮頸部癌と関連深いパピローマ・ウイルスのDNA診断。ウイルス型により低リスク型群と中・高リスク型群に分けて有無が判別される。 |
ウイルス学検査 ウイルス核酸の検出 |
5~10日 |
|
08129 |
HPV-DNA同定 [中~高リスク型]《ハイブリッドキャプチャー法》尖圭コンジローマ、子宮頸部癌と関連深いパピローマ・ウイルスのDNA診断。ウイルス型により低リスク型群と中・高リスク型群に分けて有無が判別される。 |
ウイルス学検査 ウイルス核酸の検出 |
350 微生 |
2~3日 |
25840 |
HPV-DNA簡易ジェノタイプ判定 《TaqManPCR法》尖圭コンジローマ、子宮頸部癌と関連深いパピローマ・ウイルスのDNA診断。ウイルス型により低リスク型群と中・高リスク型群に分けて有無が判別される。 |
ウイルス学検査 ウイルス核酸の検出 |
352 微生 |
3~4日 |
25527 |
HPVジェノタイプ判定尖圭コンジローマ、子宮頸部癌と関連深いパピローマ・ウイルスのDNA診断。ウイルス型により低リスク型群と中・高リスク型群に分けて有無が判別される。 |
ウイルス学検査 ウイルス核酸の検出 |
2000 微生 |
3~6日 |
05329 |
ヒトヘルペスウイルス6型(HHV6) DNA同定 |
ウイルス学検査 ウイルス核酸の検出 |
5~7日 |
|
04814 |
ヒトヘルペスウイルス6型(HHV6) DNA定量リアルタイムPCR法で各種ヘルペスウイルスのDNAを同時に定量。ウイルスの再活性化を早期に判定できる。 |
ウイルス学検査 ウイルス核酸の検出 |
2~4日 |
|
07507 |
ヒトヘルペスウイルス6型(HHV6) DNA定量〈リンパ球〉リアルタイムPCR法で各種ヘルペスウイルスのDNAを同時に定量。ウイルスの再活性化を早期に判定できる。 |
ウイルス学検査 ウイルス核酸の検出 |
3~5日 |
|
04816 |
ヒトヘルペスウイルス7型(HHV7) DNA定量リアルタイムPCR法で各種ヘルペスウイルスのDNAを同時に定量。ウイルスの再活性化を早期に判定できる。 |
ウイルス学検査 ウイルス核酸の検出 |
2~4日 |
|
07513 |
ヒトヘルペスウイルス7型(HHV7) DNA定量〈リンパ球〉リアルタイムPCR法で各種ヘルペスウイルスのDNAを同時に定量。ウイルスの再活性化を早期に判定できる。 |
ウイルス学検査 ウイルス核酸の検出 |
3~5日 |
|
04857 |
ヒトヘルペスウイルス8型(HHV8) DNA定量リアルタイムPCR法で各種ヘルペスウイルスのDNAを同時に定量。ウイルスの再活性化を早期に判定できる。 |
ウイルス学検査 ウイルス核酸の検出 |
2~4日 |
|
07515 |
ヒトヘルペスウイルス8型(HHV8) DNA定量〈リンパ球〉リアルタイムPCR法で各種ヘルペスウイルスのDNAを同時に定量。ウイルスの再活性化を早期に判定できる。 |
ウイルス学検査 ウイルス核酸の検出 |
3~5日 |
|
25921 |
百日咳菌抗体 《EIA》春先に毎年のように小流行を繰り返す呼吸器感染症。培養・同定の成功率が低いので、抗体検査により診断されることが多い。 |
免疫血清学検査 感染症血清反応 |
257 免疫 |
3~5日 |
26822 |
百日咳菌核酸同定百日咳菌に特異的なDNAを簡便に同定するもので、他の呼吸器疾患との鑑別や百日咳菌の感染を迅速に診断することが可能。 |
免疫血清学検査 感染症血清反応 |
360 微生 |
3~4日 |
12298 |
ヘリコバクター・ピロリ抗体内視鏡を用いずにピロリ菌の感染の有無を調べる非侵襲的な検査。 |
免疫血清学検査 感染症血清反応 |
80 免疫 |
1~2日 |
08166 |
尿素呼気試験 (ピロニック(R))胃十二指腸潰瘍の原因菌、ヘリコバクター・ピロリの感染を、呼気中の成分から診断する検査。 |
免疫血清学検査 感染症血清反応 |
70 微生 |
5~12日 |
08049 |
ヒト心臓由来脂肪酸結合蛋白 (H-FABP)遊離脂肪酸の細胞内輸送に関与する低分子可溶性蛋白。心筋に特異的で、早期における急性心筋梗塞の診断指標。 |
免疫血清学検査 蛋白 |
135 生Ⅰ |
2~8日 |
01813 |
IgE(非特異的)Ⅰ型アレルギーに関与する免疫グロブリン。アレルギー体質の診断、経過観察の目的でIgEの総量が測定される。 |
免疫血清学検査 免疫グロブリン |
100 免疫 |
2~3日 |
26000 |
Viewアレルギー39特定の抗原を認識するIgEを対象としたもので、Ⅰ型アレルギー患者のアレルゲン特定に用いられる。 |
免疫血清学検査 免疫グロブリン |
1430 免疫 |
3~4日 |
00529 |
鼻汁中好酸球 |
血液学検査 血球計数 |
15 血液 |
2~3日 |
百日咳菌春先に毎年のように小流行を繰り返す呼吸器感染症。培養・同定の成功率が低いので、抗体検査により診断されることが多い。 |
微生物学検査 特殊目的菌検査 |
7~13日 |
||
00610 |
尿中一般物質定性半定量検査 ビリルビン定性黄疸を伴う肝・胆管疾患のスクリーニング検査。尿を直射日光下に放置すると分解され陰性となるので注意。 |
一般臨床検査 尿検査 |
1~2日 |
|
00639 |
比重[尿検査]尿の比重から、濃縮能や希釈能を推定し、腎機能を診断する検査。 |
一般臨床検査 尿検査 |
1~2日 |
|
00773 |
比重[髄液検査] |
一般臨床検査 髄液検査 |
62 尿便 |
2~3日 |
00791 |
比重[腹水・胸水・穿刺液検査] |
一般臨床検査 腹水・胸水・穿刺液検査 |
2~3日 |
|
01575 |
ヒスタミンヒスタミンは生物活性アミンで即時型アレルギーの原因となる化学伝達物質である。 |
研究検査 アレルギー・炎症 |
14~21日 |