検査項目解説 掲載内容は、2023 年 5 月 1 日時点の情報です。
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項目コード | 検査項目 | 分類 | 実施料 判断科区分 |
所要日数 |
---|---|---|---|---|
34206 |
尿中蛋白分画 |
生化学検査 蛋白 |
包括18 生Ⅰ |
2~3日 |
20136 |
LD(LDH) (乳酸脱水素酵素)ほとんどの組織や臓器に分布する酵素。貧血、炎症、腫瘍など汎用的なスクリーニング検査として用いられる。 |
生化学検査 酵素 |
包括11 生Ⅰ |
1~2日 |
00081 |
尿アミラーゼ (AMY/U)膵臓や唾液腺より分泌される消化酵素。急性膵炎や耳下腺炎で上昇し、高値をみた時はアイソザイムにより由来臓器を推定する。 |
生化学検査 酵素 |
包括11 生Ⅰ |
1~2日 |
00056 |
LDHアイソザイムLDH高値の際に由来臓器を推定する検査。サブユニット欠損症では特定のアイソザイムが異常低値に。 |
生化学検査 アイソザイム |
48 生Ⅰ |
2~3日 |
00036 |
尿酸 (UA)腎臓から排泄される核酸の最終代謝産物。高値の場合は、痛風や痛風腎、尿路結石症を発症する。 |
生化学検査 低分子窒素化合物 |
包括11 生Ⅰ |
1~2日 |
00035 |
尿素窒素 (UN) (BUN)血液中に含まれる尿素窒素。腎機能の指標として広く利用され、腎不全、熱傷、消化管出血や高蛋白食摂取で上昇。 |
生化学検査 低分子窒素化合物 |
包括11 生Ⅰ |
1~2日 |
01528 |
乳酸LDHによりピルビン酸から産生される解糖系の最終代謝産物。乳酸アシドーシスで高値に。 |
生化学検査 糖・有機酸 |
47 生Ⅰ |
2~3日 |
12224 |
尿中銅Wilson病をはじめとする銅代謝異常の診断指標。銅輸送蛋白セルロプラスミンの同時測定により診断効率が向上。 |
生化学検査 電解質・微量金属 |
包括23 生Ⅰ |
3~6日 |
01629 |
ニッケル (Ni)ニッケル中毒の発見や暴露のモニタリングとして行われる検査。 |
生化学検査 電解質・微量金属 |
6~11日 |
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00522 |
浸透圧 〈尿〉脱水や昏睡状態で必須の体液恒常性の指標。水分摂取や尿濃縮能を反映し、尿量、発汗量により調節される。 |
生化学検査 その他 |
16 尿便 |
2~3日 |
27837 |
尿中メチルイソブチルケトン (MIBK)メチルイソブチルケトンの暴露状態を把握するための検査となる。 |
生化学検査 産業衛生関連検査 |
5~11日 |
|
27837 |
尿中メチルイソブチルケトン (MIBK)[対象物質]メチルイソブチルケトンメチルイソブチルケトンの暴露状態を把握するための検査となる。 |
生化学検査 | 5~11日 |
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01591 |
ニトラゼパムベンゾジアゼピン系の催眠剤、抗てんかん薬。血中濃度測定で中毒を予防。 |
薬毒物検査 抗てんかん剤 |
管理料[470] |
3~4日 |
26779 |
ニメタゼパム中時間作用型の催眠鎮静作用のあるベンゾジアゼピン系薬剤。2015年8月在庫品の出荷をもって販売中止している |
薬毒物検査 催眠剤・抗不安剤 |
4~6日 |
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05548 |
日本脳炎 《HI》蚊が媒介するウイルス感染症。発病すると致命率が高く、後遺症は重大。治療可能な脳炎、髄膜炎との鑑別目的で測定。 |
ウイルス学検査 ウイルス抗体の検出 |
79 免疫 |
6~9日 |
00284 |
日本脳炎 《CF》蚊が媒介するウイルス感染症。発病すると致命率が高く、後遺症は重大。治療可能な脳炎、髄膜炎との鑑別目的で測定。 |
ウイルス学検査 ウイルス抗体の検出 |
79 免疫 |
3~5日 |
27299 |
尿中CMV核酸同定(新生児尿)胎児に先天性疾患をもたらす危険性があるウイルス。出生後の早期治療で予後改善の見込みがあり、新生児尿から迅速診断のために用いる。 |
ウイルス学検査 ウイルス核酸の検出 |
825 微生 |
3~9日 |
27829 |
尿中ヘリコバクター・ピロリ抗体 |
免疫血清学検査 感染症血清反応 |
70 免疫 |
3~6日 |
03151 |
尿素呼気試験 《IR》胃十二指腸潰瘍の原因菌、ヘリコバクター・ピロリの感染を、呼気中の成分から診断する検査。 |
免疫血清学検査 感染症血清反応 |
70 微生 |
2~3日 |
08166 |
尿素呼気試験 (ピロニック(R))胃十二指腸潰瘍の原因菌、ヘリコバクター・ピロリの感染を、呼気中の成分から診断する検査。 |
免疫血清学検査 感染症血清反応 |
70 微生 |
5~12日 |
04802 |
ニューモシスチス・カリニ(Pneumocystis jirovecii)-DNA同定ニューモシスチス肺炎の原因菌として知られているニューモシスチス・カリニのDNAを同定する検査。 |
免疫血清学検査 感染症血清反応 |
5~7日 |
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04107 |
尿中アルブミン試験紙法で検出されない微量の尿中アルブミンを定量。腎糸球体障害、とりわけ糖尿病性腎症の早期発見に有用。 |
免疫血清学検査 蛋白 |
99 尿便 |
2~3日 |
04821 |
尿中トランスフェリンアルブミンより荷電量が少ないため、より軽度な糸球体障害でも尿中に出現する。特に早期の糖尿病性腎症の検出に有用。 |
免疫血清学検査 蛋白 |
101 尿便 |
2~3日 |
00942 |
尿中Ⅳ型コラーゲン腎糸球体基底膜に分布している細胞外マトリックスの構成成分。糖尿病性腎症で糸球体障害にともない早期から尿中に出現。 |
免疫血清学検査 蛋白 |
184 尿便 |
3~9日 |
26654 |
尿中L型脂肪酸結合蛋白 (L-FABP)近位尿細管上皮細胞に発現し、細胞内で脂質輸送を担う蛋白質。腎障害の重症度を反映して尿中に排泄され、採尿時刻の影響を受けにくい。 |
免疫血清学検査 蛋白 |
210 尿便 |
2~3日 |
27030 |
尿中NGAL (好中球ゼラチナーゼ結合性リポカリン)急性腎障害(Acute Kidney Injury : AKI)の尿中バイオマーカー。 |
免疫血清学検査 蛋白 |
210 尿便 |
2~4日 |
00312 |
尿中免疫電気泳動 (免疫固定法によるベンス・ジョーンズ蛋白(BJP)同定)特異な熱凝固性を有する免疫グロブリンのL鎖。定性より鋭敏かつκ、λのクラス判定が可能。 |
免疫血清学検査 免疫グロブリン |
201 免疫 |
3~5日 |
20040 |
IgG 〈尿〉 |
免疫血清学検査 免疫グロブリン |
38 免疫 |
2~3日 |
00582 |
尿中FDP腎の局所における凝固線溶状態を反映する指標。腎疾患の病態鑑別に有用な検査。 |
血液学検査 出血凝固検査 |
72 尿便 |
2~3日 |
00601 |
尿中一般物質定性半定量検査 蛋白定性尿中の蛋白量を測定し、腎疾患の早期発見や治療効果をみる検査。 |
一般臨床検査 尿検査 |
1~2日 |
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00605 |
尿中一般物質定性半定量検査 糖定性糖尿病をはじめとする高血糖を起こす病態や、腎機能障害により尿中に増加するグルコースを定量する検査。 |
一般臨床検査 尿検査 |
1~2日 |
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00653 |
尿中一般物質定性半定量検査 尿中ケトン体糖尿病患者の高血糖状態におけるケトアシドーシスで陽性。また飢餓状態時にも陽性になる。 |
一般臨床検査 尿検査 |
1~2日 |
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00638 |
尿中一般物質定性半定量検査 潜血反応尿中への血液混入を判定する検査。尿路系の炎症、結石、腫瘍や糸球体腎炎で陽性に。 |
一般臨床検査 尿検査 |
1~2日 |
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00639 |
比重[尿検査]尿の比重から、濃縮能や希釈能を推定し、腎機能を診断する検査。 |
一般臨床検査 尿検査 |
1~2日 |
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00602 |
蛋白定量[尿検査]尿中の蛋白量を測定し、腎疾患の早期発見や治療効果をみる検査。 |
一般臨床検査 尿検査 |
7 尿便 |
1~2日 |
00606 |
糖定量[尿検査]糖尿病をはじめとする高血糖を起こす病態や、腎機能障害により尿中に増加するグルコースを定量する検査。 |
一般臨床検査 尿検査 |
9 尿便 |
1~2日 |
00612 |
沈渣[尿検査]尿中の細胞や結晶成分を分析して泌尿器系疾患を診断する基本的な検査。病態解析に多大な情報を安価にて提供。 |
一般臨床検査 尿検査 |
1~2日 |
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01015 |
乳癌HER2/neu 《IHC法》乳癌の治療薬トラスツズマブ(ハーセプチン)の効果を推定する検査。 |
病理学検査 病理組織検査 |
690 病理 |
6~10日 |
02303 |
乳癌HER2/neu 《FISH法》乳癌の治療薬トラスツズマブ(ハーセプチン)の効果を推定する検査。 |
病理学検査 病理組織検査 |
2700 病理 |
9~13日 |
27706 |
尿毒症物質3分画生体内で腸内細菌による代謝を受けて生成する尿毒素である、フェニル硫酸、パラクレシル硫酸、インドキシル硫酸を定量値で報告する。 |
研究検査 有機酸 |
16~49日 |