WEB総合検査案内 掲載内容は、2025 年 4 月 1 日時点の情報です。

『糸球体疾患』に関連する検査項目

項目
コード
検査項目 採取量(mL)

遠心

提出量(mL)
容器 安定性
保存
方法
検査方法 基準値
(単位)
実施料
診療報酬区分
判断料区分
所要日数

00021

FAX

総蛋白 (TP)total proteins

3A010

栄養状態と肝・腎機能の指標。肝硬変やネフローゼによる低蛋白血症で低下し、脱水や多発性骨髄腫などで上昇。

血液
2

遠心

 

血清
0.5

 

 

 

01

 

 

4週

冷蔵

ビューレット法

g/dL

6.7~8.3

包括11

D007 1

生Ⅰ

1~2日

00115

(更新テスト)アルブミン (Alb)<改良BCP法>albumin

3A015

肝臓で合成される血中の主たる輸送体蛋白。栄養状態の悪化や肝障害の程度を反映して低下する。

血液
2

遠心

 

血清
0.5

 

 

 

01

 

 

4週

冷蔵

改良BCP法

g/dL

3.8~5.2

包括11

D007 1

生Ⅰ

1~2日

00022

A/Galbumin/globulin ratio

3A016

血清中のアルブミン(A)とグロブリン総量(G)の比を算出したもの。重症肝疾患やM蛋白血症で低下、無γ-マグロブリン血症で上昇。

血液
2

遠心

 

血清
0.5

 

 

 

01

 

 

4週

冷蔵

ビューレット法/改良BCP法

1.1~2.0

1~2日

99900

FAX

新規テスト検査項目proteins, fractionation

3A020

栄養状態と肝・腎機能の指標。肝硬変やネフローゼによる低蛋白血症で低下し、脱水や多発性骨髄腫などで上昇。

血清
0.5
血清
0.3

 

EDTA加血液
1

01

65
遮光

 

84
遮光

冷蔵凍結不可

20日

アガロースゲル電気泳動法

包括18

D007 4

生Ⅰ

2~3日

00014

コリンエステラーゼ (ChE,Ch-E)cholinesterase

3B110

コリンエステルをコリンと有機酸に加水分解する酵素。主に肝疾患により低下し、有機リン剤による中毒でも低値をとる。

血液
2

遠心

 

血清
0.5

 

 

 

01

 

 

2週

冷蔵

p-ヒドロキシベンゾイルコリン法

U/L

M 234~493
F 200~452

包括11

D007 1

生Ⅰ

1~2日

01549

リゾチーム (ムラミダーゼ) 〈血清〉lysozyme

3B255

溶菌現象により生体防御に働く酵素。単球性白血病で血中、尿中に増加。

血液
1

遠心

 

血清
0.3

01

 

02

 

 

4週

比濁法

μg/mL

4.2~11.5

3~6日

01550

リゾチーム (ムラミダーゼ) 〈尿〉lysozyme

3B255

溶菌現象により生体防御に働く酵素。単球性白血病で血中、尿中に増加。

 

尿
1

 

25

4週

比濁法

μg/mL

1.0 未満
(検出限界値)

3~6日

00746

NAGN-acetyl-beta-D-glucosaminidase

3B330

前立腺と腎に含まれる加水分解酵素。 尿細管障害の早期発見、腎移植後の経過観察や上部尿路感染の指標。

 

尿
0.5

 

25

1週

冷蔵

人工基質MPT法

U/L

11.5 以下

41

D001 5

尿便

2~3日

00032

FAX

クレアチニン (CRE)creatinine

3C015

筋肉内でクレアチンから産生される非蛋白性の窒素化合物。食事など外的因子の影響を受けない腎機能の優れた指標。

血液
2

遠心

 

血清
0.5

 

 

 

01

 

 

1週

冷蔵

酵素法

mg/dL

M 0.61~1.04
F 0.47~0.79

包括11

D007 1

生Ⅰ

1~2日

00035

FAX

尿素窒素 (UN) (BUN)urea nitrogen

3C025

血液中に含まれる尿素窒素。腎機能の指標として広く利用され、腎不全、熱傷、消化管出血や高蛋白食摂取で上昇。

血液
2

遠心

 

血清
0.5

 

 

 

01

 

 

1週

冷蔵

ウレアーゼ-GIDH法

mg/dL

8.0~20.0

包括11

D007 1

生Ⅰ

1~2日

05121

グリコアルブミン (GA)albumin, glycated

3D055

過去1~2週間の血糖コントロール指標となる糖化蛋白。共存物質や低蛋白血症の影響を受けにくい。

溶血不可

血液
2

遠心

 

血清
0.5

 

 

 

 

01

 

 

 

1週

冷蔵

酵素法

%

12.3~16.5

55

D007 17

生Ⅰ

1~2日

00041

TG (中性脂肪)triglyceride

3F015

動脈硬化の危険因子。食後は高値になるため、採血は空腹時に行う。

血液
2

遠心

 

血清
0.5

 

 

 

01

 

 

4日

冷蔵

酵素法(遊離グリセロール消去法)

mg/dL

30~149

包括11

D007 1

生Ⅰ

1~2日

00039

総コレステロール (T-Cho)cholesterol, total

3F050

原発性・続発性高コレステロール血症のスクリーニング検査。

血液
2

遠心

 

血清
0.5

 

 

 

01

 

 

1週

冷蔵

酵素法

mg/dL

120~219

包括17

D007 3

生Ⅰ

1~2日

00043

遊離コレステロール (F-Cho)cholesterol, non-esterified

3F065

総コレステロールと同時測定し、その比を見ることで、肝実質障害の程度を推定する指標。LCAT欠損でも上昇。

血液
2

遠心

 

血清
0.5

 

 

 

01

 

 

1週

冷蔵

酵素法

mg/dL

34~66

包括11

D007 1

生Ⅰ

1~2日

00042

リン脂質 (PL)phospholipid

3F025

血中での脂質の安定化と代謝に重要な役割を果たすリポ蛋白の構成要素。肝・胆道疾患で異常値を示す。

血液
2

遠心

 

血清
0.5

 

 

 

01

 

 

1週

冷蔵

酵素法

mg/dL

150~280

包括15

D007 2

生Ⅰ

1~2日

11790

β-リポ蛋白 (β-LP)beta-lipoprotein

3F130

脂質の異常を総合的に把握する指標。異常が見られた場合にはリポ蛋白分画等の検査を行い、型を判定する。

血液
2

遠心

 

血清
0.5

 

 

 

01

 

 

4週

冷蔵

比濁法

mg/dL

169~586

1~2日

02591

リポ蛋白(a) [Lp(a)]lipoprotein (a)

3F156

LDLを構成するアポ蛋白B-100にアポ蛋白(a)が結合したもの。動脈硬化の独立した危険因子だが個人差が大。

血液
2

遠心

 

血清
0.5

 

 

 

01

 

 

2週

冷蔵

LA(ラテックス凝集比濁法)

mg/dL

30.0 以下

107

D007 26

生Ⅰ

1~2日

00048

FAX

カリウム (K)potassium

3H015

異常高値の場合には心室細動から心停止を起こす。血球内に多く含まれるため溶血による見かけ上の高値に注意。

血液
2

遠心

 

血清
0.5

 

 

 

01

 

 

4週

冷蔵

電極法

mEq/L

3.5~5.0

包括11

D007 1

生Ⅰ

1~2日

00050

FAX

カルシウム (Ca)calcium

3H030

骨代謝だけではなく筋収縮、血液凝固にも必須な物質。PTH、ビタミンD、カルシトニン等が血中濃度を厳密にコントロール。

血液
2

遠心

 

血清
0.5

 

 

 

01

 

 

2週

冷蔵

アルセナゾⅢ法

mg/dL

8.4~10.4

包括11

D007 1

生Ⅰ

1~2日

00054

総鉄結合能 (TIBC)total iron binding capacity

3I015

赤血球ヘモグロビンの原材料である鉄の血中総運搬能。貧血の診断指標として、血清鉄・UIBCとともに測定される。

血液
2

遠心

 

血清
0.5

 

 

 

01

 

 

12週

冷蔵

比色法

μg/dL

M 270~425
F 270~440

包括11

D007 1

生Ⅰ

1~2日

00117

不飽和鉄結合能 (UIBC)unsaturated iron binding capacity

3I020

トランスフェリン等の血中鉄輸送蛋白上で鉄が結合していない部分。すなわち鉄結合予備能を表し、血清鉄との和がTIBCに相当。

血液
2

遠心

 

血清
0.5

 

 

 

01

 

 

12週

冷蔵

比色法

μg/dL

M 140~330
F 150~385

包括11

D007 1

生Ⅰ

1~2日

00055

血清銅 (Cu)copper

3I025

Wilson病をはじめとする銅代謝異常の診断指標。銅輸送蛋白セルロプラスミンの同時測定により診断効率が向上。

血液
2

遠心

血清
0.4

 

 

01

 

 

冷蔵

比色法

μg/dL

70~132

包括23

D007 5

生Ⅰ

1~2日

12224

尿中銅copper

3I025

Wilson病をはじめとする銅代謝異常の診断指標。銅輸送蛋白セルロプラスミンの同時測定により診断効率が向上。

単独検体

 

蓄尿
5

または

 

 

部分尿
5

指定容器 

 

59

 

指定容器 

 

59

 

4週

冷蔵

 

 

4週

冷蔵

原子吸光法

(1日量) 13 μg/day 以下
(濃度) 18 μg/L 以下

包括23

D007 5

生Ⅰ

3~6日

01640

亜鉛 (Zn) 〈血清〉zinc

3I030

代表的な必須微量金属。欠乏すると皮膚炎や味覚障害をきたす。中心静脈栄養・経腸栄養に伴う亜鉛欠乏症の診断に重要。

単独検体

血液
2

遠心

 

 

金属用血清
0.5

 

 

 

指定容器 

 

68

 

 

 

 

18日

冷蔵

原子吸光法

μg/dL

80~130

136

D007 37

生Ⅰ

2~3日

01641

亜鉛 (Zn) 〈尿〉zinc

3I030

代表的な必須微量金属。欠乏すると皮膚炎や味覚障害をきたす。中心静脈栄養・経腸栄養に伴う亜鉛欠乏症の診断に重要。

単独検体

 

尿
5

指定容器 

 

59

 

4週

冷蔵

原子吸光法

μg/L

64~947

136

D007 37

生Ⅰ

3~6日

04479

シクロスポリンciclosporin

3M805

免疫抑制剤。臓器移植や自己免疫疾患に用いられる。経口投与時の血中濃度推移には個人差が大きいため、濃度測定を行う。

 

 

EDTA加血液
1

指定容器 

 

07

 

7日

冷蔵

ECLIA

ng/mL

経口 投与直前(トラフ)
静注 投与直前(トラフ)
必要に応じて投与直後(ピーク)

管理料[470]

B001 2イ

2~3日

25716

ミコフェノール酸mycophenolate mofetil

3M816

臓器移植後の拒絶反応を抑制する免疫抑制剤代謝速度に個人差が大きい上、血中濃度は腎不全で上昇、併用薬によっては低下する。

血液
1

遠心

 

EDTA血漿
0.3

14

 

02

 

 

4週

冷蔵

LC-MS/MS

μg/mL

管理料[470]

B001 2イ

3~4日

00923

トリヨードサイロニン (T3)triiodothyronine

4B010

T4から合成される甲状腺ホルモン。T4やTSHと同時に測定することにより、甲状腺機能の診断に用いられる。

血液
2

遠心

 

血清
0.4

 

 

 

01

 

 

12週

冷蔵

CLIA

ng/dL

57~152

99

D008 7

生Ⅱ

2~3日

27612

トリヨードサイロニン (T3)《ECLIA》triiodothyronine

4B010

T4から合成される甲状腺ホルモン。T4やTSHと同時に測定することにより、甲状腺機能の診断に用いられる。

血液
1

遠心

 

血清
0.3

 

 

 

01

 

 

14日

冷蔵

ECLIA

ng/dL

80~160

99

D008 7

生Ⅱ

2~3日

27813

サイロキシン結合グロブリン (TBG)thyroxine-binding globulin

4B045

甲状腺ホルモンを輸送する役割を担う蛋白質。血中の甲状腺ホルモンの大部分がTBGと結合して存在する。

血液
1

遠心

 

血清
0.3

01

 

02

 

 

2週

CLEIA

μg/mL

14~31

包括130

D008 17

生Ⅱ

2~5日

00322

ASO定量antistreptolysin-O

5E035

溶連菌(A群β型溶血性連鎖球菌)毒素の中和抗体。溶連菌感染の診断に用いられる。

血液
2

遠心

 

血清
0.5

 

 

 

01

 

 

4週

冷蔵

LA(ラテックス凝集比濁法)

IU/mL

200 以下

15

D012 1

免疫

1~2日

01141

プレアルブミンtransthyretin

5C010

肝臓の蛋白合成能を反映する蛋白。半減期が短いため栄養状態および肝の蛋白合成能把握に有用。

血液
1

遠心

 

血清
0.3

 

 

 

01

 

 

4週

冷蔵

TIA

mg/dL

22~40

104

D015 12

免疫

2~3日

03841

アルブミン (Alb)<ネフェロメトリー法>albumin

3A015

肝臓で合成される血中の主たる輸送体蛋白。栄養状態の悪化や肝障害の程度を反映して低下する。

血液
2

遠心

 

血清
0.4

 

 

 

01

 

 

4週

冷蔵

ネフェロメトリー法

mg/dL

3,900~4,900

包括11

D007 1

生Ⅰ

2~3日

04107

尿中アルブミンalbumin

3A015

試験紙法で検出されない微量の尿中アルブミンを定量。腎糸球体障害、とりわけ糖尿病性腎症の早期発見に有用。

 

蓄尿
0.5

 

25

8週

冷蔵

TIA

mg/day

22.0 以下

99

D001 8

尿便

2~3日

04107

尿中アルブミン 〈クレアチニン補正〉albumin

3A015

試験紙法で検出されない微量の尿中アルブミンを定量。腎糸球体障害、とりわけ糖尿病性腎症の早期発見に有用。

 

尿
0.5

 

25

8週

冷蔵

TIA

mg/g・Cr

13.6 以下

99

D001 8

尿便

2~3日

01168

α1マイクログロブリン (α1M) 〈血清〉alpha1-microglobulin

5C015

肝細胞由来の低分子血漿蛋白。高値は早期より腎機能低下を、低値の場合は肝炎の重症度を反映する。尿中濃度は尿細管障害で上昇。

血液
2

遠心

 

血清
0.5

 

 

 

01

 

 

12週

冷蔵

LA(ラテックス凝集比濁法)

mg/L

9.1~18.4

132

D015 14

免疫

1~2日

01169

α1マイクログロブリン (α1M) 〈尿〉alpha1-microglobulin

5C015

肝細胞由来の低分子血漿蛋白。高値は早期より腎機能低下を、低値の場合は肝炎の重症度を反映する。尿中濃度は尿細管障害で上昇。

 

尿
1

 

25

3週

冷蔵

LA(ラテックス凝集比濁法)

mg/L

8.3 以下

132

D015 14

免疫

2~3日

01838

β2マイクログロブリン 〈血清〉beta2-microglobulin

5C065

糸球体濾過または尿細管再吸収機能の低下により、それぞれ血中・尿中で増加する低分子血漿蛋白。

血液
2

遠心

 

血清
0.5

 

 

 

01

 

 

12週

冷蔵

LA(ラテックス凝集比濁法)

mg/L

0.9~1.9

101

D015 11

免疫

1~2日

01839

β2マイクログロブリン 〈尿〉beta2-microglobulin

5C065

糸球体濾過または尿細管再吸収機能の低下により、それぞれ血中・尿中で増加する低分子血漿蛋白。

酸性蓄尿不可

 

尿
1

 

 

25

 

3週

冷蔵

LA(ラテックス凝集比濁法)

μg/L

200 以下

101

D015 11

免疫

2~3日

01354

α1アシドグリコプロテイン (α1AG)alpha1-acid glycoprotein

5C025

急性相反応物質に属する糖蛋白。半減期、急性期変動率が異なるCRP等と同時測定し、炎症性疾患等の病態把握に用いる。

血液
1

遠心

 

血清
0.3

 

 

 

01

 

 

4週

冷蔵

TIA

mg/dL

42~93

2~5日

00243

ハプトグロビン (Hp) (型判定)haptoglobin phenotype

5C041

ヘモグロビンと特異的に結合する糖蛋白質。溶血で減少し、炎症性疾患で血中に増加。

血液
1

遠心

血清
0.3

 

 

01

 

 

冷蔵

TIA/薄層アクリルアミドゲル電気泳動法

mg/dL

1-1型 43~180
2-1型 38~179
2-2型 15~116

132

D015 14

免疫

4~5日

00335

ハプトグロビン (Hp) (型判定なし)haptoglobin

5C040

ヘモグロビンと特異的に結合する糖蛋白質。溶血で減少し、炎症性疾患で血中に増加。

血液
1

遠心

血清
0.3

 

 

01

 

 

冷蔵

TIA

mg/dL

19~170

132

D015 14

免疫

2~3日

00241

α2マクログロブリンalpha2-macroglobulin

5C035

血中に最も多量に存在しているプロテアーゼインヒビター。ネフローゼ症候群で血中に増加。

血液
2

遠心

 

血清
0.4

 

 

 

01

 

 

4週

冷蔵

ネフェロメトリー法

mg/dL

M 100~200
F 130~250

包括138

D006 18

血液

2~5日

00240

α1アンチトリプシン (α1AT)alpha1-antitrypsin

5C020

代表的な急性相反応物質の一つ。欠損症で若年性肺気腫を引き起こす蛋白質。

血液
2

遠心

血清
0.4

 

 

01

 

 

冷蔵

ネフェロメトリー法

mg/dL

94~150

80

D006 11

血液

2~5日

00247

セルロプラスミン (Cp)ceruloplasmin

5C045

血清銅を運搬する肝由来の血漿蛋白。Wilson病で低下する一方、急性相反応蛋白として炎症で増加する。

血液
2

遠心

血清
0.4

 

 

01

 

 

冷蔵

ネフェロメトリー法

mg/dL

21~37

90

D015 9

免疫

2~3日

00248

トランスフェリン (Tf)transferrin

5C060

主に肝臓で産生され、鉄を運搬する血漿蛋白。鉄代謝や造血機能を反映する。

血液
2

遠心

 

血清
0.5

 

 

 

01

 

 

1週

冷蔵

TIA

mg/dL

190~320

60

D015 7

免疫

1~2日

26654

尿中L型脂肪酸結合蛋白 (L-FABP)liver type fatty acid-binding protein

5C100

近位尿細管上皮細胞に発現し、細胞内で脂質輸送を担う蛋白質。腎障害の重症度を反映して尿中に排泄され、採尿時刻の影響を受けにくい。

尿
1

25

LA(ラテックス凝集比濁法)

μg/g・Cr

8.4 以下

210

D001 19

尿便

2~3日

00235

IgG 〈血清〉IgG

5A010

最も多量に存在する免疫グロブリンで4つのサブクラスに分類。唯一胎盤通過性をもち、慢性炎症性疾患などで増加する。

血液
2

遠心

 

血清
0.5

 

 

 

01

 

 

4週

冷蔵

TIA

mg/dL

870~1,700

38

D015 4

免疫

1~2日

00234

IgAIgA

5A015

IgGに次ぎ高濃度で血中に存在する免疫グロブリン。2つのサブクラスに分類され、二量体の分泌型IgAは局所免疫を担う。

血液
2

遠心

 

血清
0.5

 

 

 

01

 

 

4週

冷蔵

TIA

mg/dL

110~410

38

D015 4

免疫

1~2日

00236

IgMIgM

5A020

免疫グロブリン中、最大の分子量をもち、感染症で最も早期に増加する抗体。

血液
2

遠心

 

血清
0.5

 

 

 

01

 

 

4週

冷蔵

TIA

mg/dL

M 33~190
F 46~260

38

D015 4

免疫

1~2日

00249

C3 (β1C/β1Aグロブリン)complement C3

5B023

補体の代表的な2成分。C3は古典経路と第2経路の活性化、C4は古典経路の活性化で低下する。

血液
2

遠心

 

血清
0.5

 

 

 

01

 

 

1週

冷蔵

TIA

mg/dL

65~135

70

D015 8

免疫

1~2日

00250

C4 (β1Eグロブリン)complement C4

5B024

補体の代表的な2成分。C3は古典経路と第2経路の活性化、C4は古典経路の活性化で低下する。

血液
2

遠心

 

血清
0.5

 

 

 

01

 

 

1週

冷蔵

TIA

mg/dL

13~35

70

D015 8

免疫

1~2日

25960

抗ds DNA抗体IgGanti-double stranded DNA antibody-IgG

5G036

2本鎖DNAに対する抗体をクラス別に測定する検査。IgG型はSLEの活動性に連動。

血液
2

遠心

 

血清
0.4

 

 

 

01

 

 

4週

冷蔵

CLEIA

IU/mL

12.0 以下

163

D014 17

免疫

2~3日

05008

抗ds DNA抗体IgManti-double stranded DNA antibody-IgM

5G038

2本鎖DNAに対する抗体をクラス別に測定する検査。IgG型はSLEの活動性に連動。

血液
1

遠心

 

血清
0.3

 

 

 

01

 

 

12週

冷蔵

EIA

U/mL

6 未満

2~8日

26911

抗好中球細胞質抗体 (PR3-ANCA,C-ANCA)proteinase 3 anti-neutrophil cytoplasmic antibody

5G551

Wegener肉芽腫症患者の血中にみられる自己抗体。

血液
2

遠心

 

血清
0.4

 

 

 

01

 

 

4週

冷蔵

FEIA

IU/mL

陰性(-)
2.0 未満

259

D014 31

免疫

2~3日

26908

抗好中球細胞質ミエロペルオキシダーゼ抗体 (MPO-ANCA,P-ANCA)myeloperoxidase anti-neutrophil cytoplasmic antibody

5G552

急速進行性腎炎、巣状壊死性腎炎、半月体形成性腎炎など予後不良な血管炎の診断、経過観察に用いられる自己抗体。

血液
2

遠心

 

血清
0.4

 

 

 

01

 

 

4週

冷蔵

FEIA

IU/mL

陰性(-)
3.5 未満

258

D014 30

免疫

2~3日

26914

抗糸球体基底膜抗体 (抗GBM抗体)anti-glomerular basement membrane antibody

5G420

急速進行性腎炎(RPGN)とGoodpasture症候群の患者血清から検出される自己抗体。

血液
2

遠心

 

血清
0.4

 

 

 

01

 

 

2週

冷蔵

FEIA

U/mL

陰性(-)
7.0 未満

262

D014 32

免疫

2~3日

00582

尿中FDPfibrin and fibrinogen degradation products

2B120

腎の局所における凝固線溶状態を反映する指標。腎疾患の病態鑑別に有用な検査。

 

尿
2

指定容器 

18

 

冷蔵

LPIA

ng/mL

100 以下

72

D001 7

尿便

2~3日

01131

フォン・ウィルブランド因子定量 (第Ⅷ因子様抗原)coagulation factor 8-related antigen

2B450

止血機構および凝固亢進調節にかかわる高分子蛋白の定量測定。von Willebrand病では減少する。

血液
1.8

遠心

 

クエン酸血漿
0.5

15

 

02

 

 

2週

LA(ラテックス凝集比濁法)

%

50~150

包括147

D006 21

血液

2~5日

04686

フォン・ウィルブランド因子活性 (リストセチンコファクター)von Willebrand factor

2B480

凝固第Ⅷ因子のキャリアー蛋白。凝固および血小板機能調節にかかわり、von Willebrand病で低下、ネフローゼで活性が上昇する。

血液
1.8

遠心

 

クエン酸血漿
0.4

15

 

02

 

 

2週

固定血小板凝集法

%

50~150

包括129

D006 16

血液

2~5日

01679

第ⅩⅡ因子活性 (F12)coagulation factor 12

2B430

凝固系機序の最も初期の段階に関連する凝固因子。PT正常、APTT異常で出血傾向がない場合、第ⅩⅡ因子欠乏を疑う。

血液
1.8

遠心

 

クエン酸血漿
0.5

15

 

02

 

 

2週

APTT法

%

46~156

包括223

D006 30

血液

2~5日

00601

尿中一般物質定性半定量検査 蛋白定性protein, qualitative [urine]

1A010

尿中の蛋白量を測定し、腎疾患の早期発見や治療効果をみる検査。

尿
10
尿
10

25

66
遮光

冷蔵

冷蔵

試験紙法

(-)

1~2日

00638

尿中一般物質定性半定量検査 潜血反応occult blood reaction [urine]

1A100

尿中への血液混入を判定する検査。尿路系の炎症、結石、腫瘍や糸球体腎炎で陽性に。

尿
10
尿
10

25

66
遮光

冷蔵

冷蔵

試験紙法

(-)

1~2日

00639

比重[尿検査]specific gravity [urine]

1A030

尿の比重から、濃縮能や希釈能を推定し、腎機能を診断する検査。

尿
10
尿
10

25

66
遮光

冷蔵

冷蔵

屈折計法

1.006~1.030

1~2日

00602

蛋白定量[尿検査]protein, quantitative [urine]

1A015

尿中の蛋白量を測定し、腎疾患の早期発見や治療効果をみる検査。

蓄尿
1

または

部分尿
1

25

 

25

冷蔵

 

冷蔵

ピロガロールレッド法

(蓄尿)
20~120 mg/day

7

D001 1

尿便

1~2日

00612

FAX

沈渣[尿検査]sediment [urine]

1A105

尿中の細胞や結晶成分を分析して泌尿器系疾患を診断する基本的な検査。病態解析に多大な情報を安価にて提供。

尿
10

25

冷蔵

フローサイトメトリー法/遠沈鏡検法

1~2日

00778

クロール定量[髄液検査]chloride

3H020

脳脊髄液中の無機物の主要成分。結核性髄膜炎で低下。

髄液
0.5

27

冷蔵

電極法

mEq/L

120~125

包括11

D007 1

生Ⅰ

2~3日

00792

蛋白定量[腹水・胸水・穿刺液検査]protein, quantitative [puncture fluid]

1Z010

腹水・胸水などの穿刺液中の蛋白量を測定することにより、浸出液か漏出液かを判定。

穿刺液
1

27

冷蔵

ピロガロールレッド法/ビューレット法

g/dL

浸出液 4.0 以上
漏出液 2.5 以下

包括11

D007 1

生Ⅰ

2~3日

05255

インターロイキン-6 (IL-6)interleukin-6

5J130

B細胞の分化誘導因子として発見。多発性骨髄腫の悪性細胞増殖因子で、さまざまな炎症性疾患や自己免疫疾患に関与。

血液
2

遠心

EDTA血漿
0.5

14

02

 

 

CLEIA

pg/mL

2.41 以下

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