WEB総合検査案内 掲載内容は、2025 年 6 月 2 日時点の情報です。

D008 内分泌学的検査

項目
コード
検査項目 採取量(mL)

遠心

提出量(mL)
容器 安定性
保存
方法
検査方法 基準値
(単位)
実施料
診療報酬区分
判断料区分
所要日数

26988

5-ハイドロキシインドール酢酸 (5-HIAA) 〈尿〉5-hydroxyindole acetic acid

4E070

セロトニンの代謝物を測る中枢神経ホルモン検査。偏頭痛やカルチノイド症候群の診断に用いられる。

 

酸性蓄尿
1

 

25

4週

冷蔵

LC-MS/MS

mg/day

0.6~4.1

95

D008 5

生Ⅱ

3~4日

26991

5-ハイドロキシインドール酢酸 (5-HIAA) 〈クレアチニン補正〉5-hydroxyindole acetic acid

4E070

セロトニンの代謝物を測る中枢神経ホルモン検査。偏頭痛やカルチノイド症候群の診断に用いられる。

尿
1

25

冷蔵

LC-MS/MS

μg/mg・Cr

0.4~3.5

95

D008 5

生Ⅱ

3~4日

01038

17-ケトステロイド分画 (17-KS分画) 3分画17-ketosteroids, 3 fractionation

4D016

ステロイドを3,7および10分画に分け、副腎皮質機能異常を各分画の値により明確に評価が可能。

 

蓄尿
5

 

25

4週

冷蔵

GC-MS/MS

mg/day

包括213

D008 43

生Ⅱ

5~7日

01030

17-ケトステロイド分画 (17-KS分画) 7分画17-ketosteroids, 7 fractionation

4D018

ステロイドを3,7および10分画に分け、副腎皮質機能異常を各分画の値により明確に評価が可能。

 

蓄尿
5

 

25

4週

冷蔵

GC-MS/MS

mg/day

包括213

D008 43

生Ⅱ

5~7日

02995

C-ペプタイド (CPR) 〈血清〉C-peptide

4G020

インスリンを生成する過程で生じる副産物。抗インスリン抗体によってインスリン測定が困難な場合に有用。

血液
2

遠心

 

血清
0.4

 

 

 

01

 

 

4週

冷蔵

CLIA

ng/mL

0.6~1.8
(空腹時負荷前)

包括108

D008 13

生Ⅱ

2~3日

01090

C-ペプタイド (CPR) 〈尿〉C-peptide

4G020

インスリンを生成する過程で生じる副産物。抗インスリン抗体によってインスリン測定が困難な場合に有用。

 

 

蓄尿
0.4

または

 

 

部分尿
0.4

指定容器 

 

16

 

指定容器 

 

16

 

12週

 

 

12週

CLIA

μg/day

20.1~155

包括108

D008 13

生Ⅱ

2~3日

07473

Ⅰ型コラーゲン架橋N-テロペプチド (NTx)〈血清〉type 1 collagen cross-linked N-terminal telopeptide

5C123

骨基質の分解産物。骨粗鬆症、原発性副甲状腺機能亢進症、悪性腫瘍の骨転移など、骨吸収が亢進する疾患の経過観察に有用。

血液
1

遠心

血清
0.3

01

02

 

 

EIA

nmol BCE/L

包括156

D008 27

生Ⅱ

3~4日

12205

Ⅰ型コラーゲン架橋N-テロペプチド (NTx)[骨粗鬆症]type 1 collagen cross-linked N-terminal telopeptide

5C123

骨基質の分解産物。骨粗鬆症、原発性副甲状腺機能亢進症、悪性腫瘍の骨転移など、骨吸収が亢進する疾患の経過観察に有用。

 

尿(早朝2番尿)
1.5

 

25

5日

冷蔵

CLEIA

nmol BCE/mmol・Cr

M 13.0~66.2
F 閉経前 9.3~54.3
閉経後 14.3~89.0

包括156

D008 27

生Ⅱ

3~4日

12201

Ⅰ型コラーゲン架橋N-テロペプチド (NTx)type 1 collagen cross-linked N-terminal telopeptide

5C123

骨基質の分解産物。骨粗鬆症、原発性副甲状腺機能亢進症、悪性腫瘍の骨転移など、骨吸収が亢進する疾患の経過観察に有用。

 

尿
1.5

 

25

5日

冷蔵

CLEIA

nmol BCE/mmol・Cr

骨吸収亢進の指標 55 以上
副甲状腺摘出術の適応 200 以上
悪性腫瘍の骨転移の指標 100 以上

包括156

D008 27

生Ⅱ

3~4日

25990

total P1NP (Ⅰ型プロコラーゲン-N-プロペプチド)type 1 procollagen N-terminal propeptide

5C120

骨組織に大量に存在するI型コラーゲン前駆体の代謝産物。骨形成の早期マーカーとして、骨粗鬆症治療薬の効果判定に用いられる。

血液
1

遠心

 

血清
0.3

 

 

 

01

 

 

5日

冷蔵

ECLIA

μg/L

M(30~83歳) 18.1~74.1
F閉経前(30~44歳) 16.8~70.1
閉経後(45~79歳) 26.4~98.2

包括164

D008 32

生Ⅱ

2~3日

02880

TRACP-5btartrate-resistant acid phosphatase 5b

3B222

破骨細胞が分泌する酸性フォスファターゼの一種。破骨細胞の数を反映し、骨吸収活性のマーカーに用いられる。

単独検体

血液
1

遠心

血清
0.3

 

01

02

 

 

 

EIA

mU/dL

M 170~590
F(YAM) 120~420

包括156

D008 27

生Ⅱ

2~3日

12630

アルドステロン 〈血漿〉aldosterone

4D115

血液
2

遠心

EDTA血漿
0.5

14

02

 

 

CLEIA

pg/mL

4.0~82.1

包括125

D008 16

生Ⅱ

2~3日

12655

アルドステロン 〈尿〉aldosterone

4D115

蓄尿
2

25

CLEIA

μg/day

1.0~19.3

包括125

D008 16

生Ⅱ

3~5日

01220

インスリン (IRI)insulin

4G010

糖代謝ならびにアミノ酸、脂質代謝などに関与する膵由来のホルモン。糖尿病の診断・病態把握、膵機能の診断に有用。

溶血不可

血液
1

遠心

 

血清
0.3

 

 

 

 

01

 

 

 

12週

冷蔵

CLIA

μU/mL

1.7~10.4
(空腹時負荷前)

103

D008 10

生Ⅱ

2~3日

25750

エストラジオール (E2)estradiol

4F025

代表的な女性ホルモン検査。子宮内膜、子宮筋に対する生物学的活性が最も強いエストロゲンである。

血液
2

遠心

 

血清
0.5

 

 

 

01

 

 

12週

冷蔵

CLIA

pg/mL

包括172

D008 36

生Ⅱ

2~3日

26627

エリスロポエチン (EPO)erythropoietin

4Z275

腎臓から分泌される造血ホルモン。腎性貧血の診断や、多血症の鑑別のために測定される。

血液
3

遠心

 

血清
0.7

01

 

02

 

 

12週

CLEIA

mIU/mL

4.2~23.7

包括209

D008 41

生Ⅱ

2~3日

02993

黄体形成ホルモン (LH)luteinizing hormone

4A030

下垂体前葉より分泌されるゴナドトロピン。女性では年令と性周期で大きく変動。

血液
1

遠心

 

血清
0.3

 

 

 

01

 

 

12週

冷蔵

CLIA

mIU/mL

包括108

D008 13

生Ⅱ

2~3日

30304

オステオカルシン (BGP)osteocalcin

4Z280

骨芽細胞により合成される蛋白質。骨疾患において骨の代謝回転状態を把握する指標。

血液
1

遠心

 

血清
0.3

01

 

02

 

 

4週

FEIA

ng/mL

8.3~32.7

包括157

D008 28

生Ⅱ

2~5日

00932

カテコールアミン3分画 〈血漿〉catecholamines, 3 fractionation

4E016

昇圧作用を持つホルモン。褐色細胞腫で高値。ストレスの影響や日内変動が大きいため尿中濃度測定も有用。

血液
3

冷遠

 

EDTA血漿
1

14

 

02

 

 

10日

HPLC

ng/mL

包括165

D008 33

生Ⅱ

3~4日

27328

カテコールアミン3分画 〈尿〉catecholamines, 3 fractionation

4E016

昇圧作用を持つホルモン。褐色細胞腫で高値。ストレスの影響や日内変動が大きいため尿中濃度測定も有用。

 

酸性蓄尿
1

 

25

4週

冷蔵

HPLC

μg/day

包括165

D008 33

生Ⅱ

3~4日

26311

カルシトニン (CT)calcitonin

4C035

甲状腺から分泌されるペプチドで、血中カルシウム濃度を低下させる作用がある。甲状腺髄様癌にて高値。

血液
1

遠心

 

血清
0.3

01

 

02

 

 

24カ月

ECLIA

pg/mL

M 5.15 以下
F 3.91 以下
(空腹時)

包括133

D008 20

生Ⅱ

2~3日

26580

血漿レニン活性 (PRA)plasma renin activity

4Z010

昇圧作用をもつアンジオテンシンⅠを生成する蛋白質。産生されたアンジオテンシンⅠの量からレニンの動態把握を行う検査。

血液
2

冷遠

 

EDTA血漿
0.6

14

 

02

 

 

4週

EIA

ng/mL/hr

臥位 0.2~2.3
座位 0.2~3.9
立位 0.2~4.1

100

D008 8

生Ⅱ

3~4日

26561

抗GAD抗体[膵・消化管]anti-glutamic acid decarboxylase antibody

5G340

膵島由来分子に対する自己抗体。IDDMの発症予知、スクリーニングやNIDDMとの鑑別に有用。

血液
1

遠心

 

血清
0.3

 

 

 

01

 

 

2週

冷蔵

EIA

U/mL

5.0 未満

包括134

D008 21

生Ⅱ

2~4日

26561

抗GAD抗体[自己免疫関連]anti-glutamic acid decarboxylase antibody

5G340

膵島由来分子に対する自己抗体。IDDMの発症予知、スクリーニングやNIDDMとの鑑別に有用。

血液
1

遠心

 

血清
0.3

 

 

 

01

 

 

2週

冷蔵

EIA

U/mL

5.0 未満

包括134

D008 21

生Ⅱ

2~4日

27364

抗IA-2抗体[膵・消化管]anti-IA-2/ICA512 antibody

5G342

膵島関連自己抗体のひとつ。若年発症型の1型糖尿病で高い陽性率。

血液
2

遠心

血清
0.4

 

 

01

 

 

冷蔵

EIA

U/mL

0.6 未満

包括213

D008 43

生Ⅱ

3~9日

27364

抗IA-2抗体[自己免疫関連]anti-IA-2/ICA512 antibody

5G342

膵島関連自己抗体のひとつ。若年発症型の1型糖尿病で高い陽性率。

血液
2

遠心

血清
0.4

 

 

01

 

 

冷蔵

EIA

U/mL

0.6 未満

包括213

D008 43

生Ⅱ

3~9日

02503

甲状腺刺激ホルモン (TSH)thyroid-stimulating hormone

4A055

下垂体前葉から分泌され、甲状腺ホルモンの分泌を刺激する糖蛋白。甲状腺に異常がある場合、まず第一に測定される。

血液
2

遠心

 

血清
0.5

 

 

 

01

 

 

12週

冷蔵

CLIA

μIU/mL

0.350~4.94

101

D008 9

生Ⅱ

2~3日

27608

甲状腺刺激ホルモン (TSH)《ECLIA》thyroid-stimulating hormone

4A055

下垂体前葉から分泌され、甲状腺ホルモンの分泌を刺激する糖蛋白。甲状腺に異常がある場合、まず第一に測定される。

血液
2

遠心

 

血清
0.4

 

 

 

01

 

 

14日

冷蔵

ECLIA

μIU/mL

0.500~5.00

101

D008 9

生Ⅱ

2~3日

12432

甲状腺刺激ホルモン (TSH_IFCC)thyroid stimulating hormone

4A056

甲状腺刺激ホルモン(TSH)をIFCC基準適合検査値準拠で報告する。

血液
2

遠心

 

血清
0.5

 

 

 

01

 

 

12週

冷蔵

CLIA

μIU/mL

0.610~4.23

101

D008 9

生Ⅱ

2~3日

12433

甲状腺刺激ホルモン (TSH_IFCC)《ECLIA》thyroid stimulating hormone

4A056

甲状腺刺激ホルモン(TSH)をIFCC基準適合検査値準拠で報告する。

血液
2

遠心

 

血清
0.4

 

 

 

01

 

 

14日

冷蔵

ECLIA

μIU/mL

0.610~4.23

101

D008 9

生Ⅱ

2~3日

26579

抗ミュラー管ホルモン (AMH)anti-Mullerian hormone/Mullerian inhibiting substance

4F100

発育途上の卵胞から分泌されるホルモン。性周期に影響されず、卵巣の予備能や妊孕性の評価に用いられる。

血液
2

遠心

血清
0.5

01

02

 

 

CLEIA

ng/mL

600

D008 52

生Ⅱ

3~6日

05215

骨型アルカリフォスファターゼ (BAP)bone-specific alkaline phosphatase

3B072

ALPアイソザイムの3型に相当する骨由来のALP。がんの骨転移や骨粗鬆症など骨疾患で上昇し、食事の影響を受けにくい。

血液
1

遠心

血清
0.3

01

02

 

 

CLEIA

μg/L

M 3.7~20.9
F 閉経前 2.9~14.5
閉経後 3.8~22.6

包括161

D008 30

生Ⅱ

2~3日

02996

コルチゾール 〈血漿〉cortisol

4D040

ACTHにより調節され、主に副腎皮質束状層から分泌される糖質コルチコイド。過剰でクッシング症候群、不足でアジソン病を起こす。

血液
1

遠心

 

EDTA血漿
0.3

14

 

02

 

 

12週

冷蔵

CLIA

μg/dL

3.7~19.4
(午前10時以前)

包括124

D008 15

生Ⅱ

2~3日

01122

サイクリックAMP (c-AMP) 〈血漿〉adenosine 3'5-cyclic monophosphate

4Z255

細胞内で生成される情報伝達物質。生理活性物質としてさまざまな作用を持つ。

血液
2

遠心

 

EDTA血漿
0.4

14

 

02

 

 

12週

RIA(DCC法)

pmol/mL

6.4~20.8

包括170

D008 35

生Ⅱ

4~10日

01123

サイクリックAMP (c-AMP) 〈尿〉adenosine 3'5-cyclic monophosphate

4Z255

細胞内で生成される情報伝達物質。生理活性物質としてさまざまな作用を持つ。

 

蓄尿
1

 

25

12週

RIA(DCC法)

μmol/day

3.3~6.1

包括170

D008 35

生Ⅱ

4~10日

27813

サイロキシン結合グロブリン (TBG)thyroxine-binding globulin

4B045

甲状腺ホルモンを輸送する役割を担う蛋白質。血中の甲状腺ホルモンの大部分がTBGと結合して存在する。

血液
1

遠心

 

血清
0.3

01

 

02

 

 

2週

CLEIA

μg/mL

14~31

包括130

D008 17

生Ⅱ

2~5日

05221

サイログロブリン (Tg)thyroglobulin

4B040

甲状腺濾胞内で貯蔵されている甲状腺ホルモンの前駆体。甲状腺分化症や甲状腺機能異常時に高値となる。

血液
1

遠心

 

血清
0.3

 

 

 

01

 

 

14日

冷蔵

ECLIA

ng/mL

33.7 以下

包括131

D008 18

生Ⅱ

2~3日

27660

膵グルカゴン (IRG)pancreatic glucagon

4G030

膵臓から分泌され、インスリンと拮抗して血糖値を上げるホルモン。グルカゴノーマの診断や糖尿病の病態把握に用いられる。

血液
2

冷遠

血漿
0.4

08

02

 

 

EIA

pg/mL

5.4~55.0
(空腹時)

包括150

D008 25

生Ⅱ

3~9日

26310

成長ホルモン (GH)growth hormone

4A010

成長促進、蛋白同化、脂肪分解などを行う下垂体前葉ホルモン。分泌過剰で巨人症や末端肥大症、不足で小人症を発来。

血液
1

遠心

血清
0.3

 

 

01

 

 

冷蔵

ECLIA

ng/mL

M 2.47 以下
F 0.13~9.88
(負荷前安静時)

包括108

D008 13

生Ⅱ

2~3日

00922

総サイロキシン (T4)thyroxine

4B030

基礎代謝を高める甲状腺ホルモンの一種。T4からT3に代謝されるが、活性はT3の方が強い。

血液
2

遠心

 

血清
0.4

 

 

 

01

 

 

12週

冷蔵

CLIA

μg/dL

4.87~11.72

108

D008 12

生Ⅱ

2~3日

27611

総サイロキシン (T4)《ECLIA》thyroxine

4B030

基礎代謝を高める甲状腺ホルモンの一種。T4からT3に代謝されるが、活性はT3の方が強い。

血液
1

遠心

 

血清
0.3

 

 

 

01

 

 

8日

冷蔵

ECLIA

μg/dL

6.10~12.4

108

D008 12

生Ⅱ

2~3日

27558

ソマトメジン-C (IGF-Ⅰ)somatomedinC

4A015

GHの働きにより産生される物質。測定意義はGHとほぼ同様であるが、血中濃度が生理的変動に左右されにくく安定している。

血液
2

遠心

 

血清
0.4

01

 

02

 

 

4週

ECLIA

ng/mL

包括212

D008 42

生Ⅱ

2~3日

26734

低カルボキシル化オステオカルシン (ucOC)undercarboxylated osteocalcin

4Z282

ビタミンKが不足した場合に血中に放出される正常な機能を持たないオステオカルシン。骨密度とは異なる骨折リスク因子。

溶血不可

血液
1

遠心

血清
0.3

 

01

02

 

 

 

ECLIA

ng/mL

4.50 未満

包括154

D008 26

生Ⅱ

3~5日

06582

デオキシピリジノリン (Dpyr)[骨粗鬆症]deoxypyridinoline

5C146

骨基質の代謝産物。骨量減少をきたす代謝性疾患や癌の骨転移で尿中濃度が上昇。

 

尿(早朝2番尿)
1.5

 

25

6週

冷蔵

EIA

nmol/mmol・Cr

包括191

D008 39

生Ⅱ

3~5日

05063

デオキシピリジノリン (Dpyr)deoxypyridinoline

5C146

骨基質の代謝産物。骨量減少をきたす代謝性疾患や癌の骨転移で尿中濃度が上昇。

 

尿
1.5

 

25

6週

冷蔵

EIA

nmol/mmol・Cr

M 2.1~5.4
F 2.8~7.6

包括191

D008 39

生Ⅱ

3~5日

01050

テストステロンtestosterone

4F065

代表的な男性ホルモン。主に男性性腺機能検査として用いられる。

血液
2

遠心

 

血清
0.5

 

 

 

01

 

 

12週

冷蔵

CLIA

ng/mL

M 1.92~8.84
F 閉経前 0.15~0.44
閉経後 0.12~0.31

包括122

D008 14

生Ⅱ

2~3日

01045

デハイドロエピアンドロステロンサルフェート (DHEA-S)dehydroepiandrosterone sulfate

4D090

男性ホルモンの中間代謝産物。DHEAの硫化物で、より血中半減期が長い。Cushing症候群の病型判定や男性化徴候の指標。

血液
1

遠心

 

血清
0.3

 

 

 

01

 

 

3週

冷蔵

CLEIA

μg/dL

包括169

D008 34

生Ⅱ

2~3日

00923

トリヨードサイロニン (T3)triiodothyronine

4B010

T4から合成される甲状腺ホルモン。T4やTSHと同時に測定することにより、甲状腺機能の診断に用いられる。

血液
2

遠心

 

血清
0.4

 

 

 

01

 

 

12週

冷蔵

CLIA

ng/dL

57~152

99

D008 7

生Ⅱ

2~3日

27612

トリヨードサイロニン (T3)《ECLIA》triiodothyronine

4B010

T4から合成される甲状腺ホルモン。T4やTSHと同時に測定することにより、甲状腺機能の診断に用いられる。

血液
1

遠心

 

血清
0.3

 

 

 

01

 

 

14日

冷蔵

ECLIA

ng/dL

80~160

99

D008 7

生Ⅱ

2~3日

05209

脳性Na利尿ペプチド (BNP)brain natriuretic polypeptide

4Z271

心臓の心室より分泌されるホルモン。慢性心不全、および急性の心疾患の病態把握や予後の推定に有用。

血液
2

遠心

EDTA血漿
0.5

14

02

 

 

CLIA

pg/mL

18.4 以下

包括133

D008 20

生Ⅱ

2~3日

26650

バゾプレシン (AVP) (ADH)(抗利尿ホルモン)arginine vasopressin

4A070

視床下部で合成され下垂体後葉に蓄えられるホルモン。腎尿細管で水の再吸収を促進し、欠乏すると下垂体性尿崩症となる。

血液
4

冷遠

EDTA血漿
1.2

14

02

 

 

RIA(二抗体法)

pg/mL

水制限 4.0 以下
自由飲水 2.8 以下

包括230

D008 47

生Ⅱ

5~7日

26973

バニリルマンデル酸 (VMA) 〈尿〉vanillylmandelic acid

4E060

カテコールアミンの最終代謝産物。カテコールアミン産生腫瘍(褐色細胞腫、神経芽細胞腫)の診断と経過観察に用いられる。

 

酸性蓄尿
1

 

25

4週

冷蔵

LC-MS/MS

mg/day

1.4~4.9

90

D008 4

生Ⅱ

3~4日

26976

バニリルマンデル酸 (VMA) 〈クレアチニン補正〉vanillylmandelic acid

4E060

カテコールアミンの最終代謝産物。カテコールアミン産生腫瘍(褐色細胞腫、神経芽細胞腫)の診断と経過観察に用いられる。

尿
1

25

冷蔵

LC-MS/MS

μg/mg・Cr

1.2~4.9

90

D008 4

生Ⅱ

3~4日

01066

ヒト絨毛性ゴナドトロピン (HCG) 〈血清〉chorionic gonadotropin

4F080

胎盤絨毛細胞から分泌される性腺刺激ホルモン。妊娠の診断や絨毛性疾患の管理などに用いられる。

血液
2

遠心

 

血清
0.4

 

 

 

01

 

 

12週

冷蔵

FEIA

mIU/mL

包括134

D008 21

生Ⅱ

2~3日

01067

ヒト絨毛性ゴナドトロピン (HCG) 〈尿〉chorionic gonadotropin

4F080

胎盤絨毛細胞から分泌される性腺刺激ホルモン。妊娠の診断や絨毛性疾患の管理などに用いられる。

 

尿
0.4

 

25

12週

冷蔵

FEIA

mIU/mL

包括134

D008 21

生Ⅱ

2~3日

03922

ヒト心房性Na利尿ペプチド (hANP)atrial natriuretic polypeptide

4Z270

主として心房で合成・貯蔵され血中に分泌されるホルモン。各種心疾患および腎疾患で重症度に並行して高値となる。

血液
2

冷遠

 

血漿
0.3

08

 

02

 

 

12週

FEIA

pg/mL

43.0 以下

包括221

D008 46

生Ⅱ

2~3日

09769

ヒト脳性ナトリウム利尿ペプチド前駆体N端フラグメント (NT-proBNP)N-terminal prohormone of brain natriuretic peptide

4Z272

慢性心不全の重症度に応じ血中で上昇するペプチド。BNPより血中半減期が長く、物質的にも安定で血清での測定が可能。

血液
1

遠心

 

血清
0.3

 

 

 

01

 

 

6日

冷蔵

ECLIA

pg/mL

125 以下

包括136

D008 22

生Ⅱ

2~3日

01112

副甲状腺ホルモンintact (PTH-intact)parathyroid hormone, intact

4C025

血中カルシウム濃度を上昇させるホルモン。副甲状腺疾患や骨疾患の鑑別に用いられる。

血液
2

冷遠

 

EDTA血漿
0.5

14

 

02

 

 

6カ月

ECLIA

pg/mL

10~65

包括165

D008 33

生Ⅱ

2~3日

27559

副甲状腺ホルモンwhole (whole PTH)parathyroid hormone, whole molecule

4C026

血中カルシウム濃度を上昇させるホルモン。副甲状腺疾患や骨疾患の鑑別に用いられる。

血液
2

冷遠

 

EDTA血漿
0.4

14

 

02

 

 

6カ月

ECLIA

pg/mL

14.9~56.9

包括165

D008 33

生Ⅱ

2~3日

04789

副甲状腺ホルモン関連蛋白intact (PTHrP-intact)parathyroid hormone-related protein, intact

4C034

悪性腫瘍が産生し、高カルシウム血症をもたらす蛋白質。

血液
2

冷遠

 

血漿
0.5

08

 

02

 

 

4カ月

IRMA(ビーズ固相法)

pmol/L

1.1 未満

包括189

D008 38

生Ⅱ

5~7日

02997

副腎皮質刺激ホルモン (ACTH)adrenocorticotropic hormone

4A025

視床下部の刺激で分泌され、副腎皮質のステロイド合成を促す下垂体前葉ホルモン。朝高く、夜低いという明瞭な日内変動がみられる。

血液
1

冷遠

 

EDTA血漿
0.3

14

 

02

 

 

10週

ECLIA

pg/mL

7.2~63.3
(早朝安静時)

包括189

D008 38

生Ⅱ

2~3日

01063

プレグナンジオール (P2)pregnanediol

4F055

プロジェステロンの尿中代謝物。黄体期におけるプロジェステロン産生能をあらわし、妊娠中は胎盤機能を反映する。

 

蓄尿
5

 

25

4週

冷蔵

GC-MS/MS

mg/day

M 0.12~0.93
F 卵胞期 0.16~1.28
黄体期 0.69~4.70
閉経後 1.00 以下

包括213

D008 43

生Ⅱ

5~7日

01064

プレグナントリオール (P3)pregnanetriol

4F060

17α-OHPの尿中代謝物。先天性副腎皮質過形成にともない高値となる。

 

蓄尿
5

 

25

4週

冷蔵

GC-MS/MS

mg/day

M 0.25~1.48
F 卵胞期 0.07~1.24
黄体期 0.25~1.58
閉経後 1.00 以下

包括232

D008 48

生Ⅱ

5~7日

01061

プロジェステロン (P4)progesterone

4F045

卵巣と胎盤から分泌され、黄体機能や妊娠に深く関わる性ホルモン。月経の周期異常、不妊症の診断に有用。

血液
1

遠心

 

血清
0.3

 

 

 

01

 

 

12週

冷蔵

CLIA

ng/mL

包括147

D008 24

生Ⅱ

2~3日

00910

プロラクチン (PRL)prolactin

4A020

下垂体前葉から分泌され乳腺に作用する乳汁分泌ホルモン。性腺機能低下症や乳汁漏出無月経症候群の診断に用いられる。

血液
1

遠心

 

血清
0.3

 

 

 

01

 

 

12週

冷蔵

CLIA

ng/mL

M 3.58~12.78
F 6.12~30.54

98

D008 6

生Ⅱ

2~3日

26981

ホモバニリン酸 (HVA) 〈尿〉homovanillic acid

4E055

ドーパミンの最終代謝産物。カテコールアミンの分泌状態を反映して高値を示す。

 

酸性蓄尿
1

 

25

4週

冷蔵

LC-MS/MS

mg/day

1.6~5.5

69

D008 3

生Ⅱ

3~4日

26984

ホモバニリン酸 (HVA) 〈クレアチニン補正〉homovanillic acid

4E055

ドーパミンの最終代謝産物。カテコールアミンの分泌状態を反映して高値を示す。

尿
1

25

冷蔵

LC-MS/MS

μg/mg・Cr

1.6~5.5

69

D008 3

生Ⅱ

3~4日

26948

メタネフリン2分画metanephrines, fractionation

4E040

アドレナリン、ノルアドレナリンがバニリルマンデル酸(VMA)になる前の中間代謝物。褐色細胞腫・神経芽細胞腫で上昇。

 

酸性蓄尿
2

 

25

4週

冷蔵

LC-MS/MS

mg/day

MN1日量 0.05~0.20
NMN1日量 0.10~0.28
MN総1日量 0.15~0.41

包括220

D008 45

生Ⅱ

3~4日

12834

遊離HCG-β (HCG-βサブユニット)chorionic gonadotropin beta-subunit

4F090

ヒト絨毛性ゴナドトロピンに特異的な構造部分を定量。胞状奇胎や絨毛癌、睾丸腫瘍で高値になる。

血液
1

遠心

 

血清
0.3

 

 

 

01

 

 

14日

冷蔵

CLIA

ng/mL

0.28 未満

包括132

D008 19

生Ⅱ

2~3日

27341

遊離カテコールアミン3分画free catecholamines, 3 fractionation

4E021

昇圧作用を持つホルモン。褐色細胞腫で高値。ストレスの影響や日内変動が大きいため尿中濃度測定も有用。

 

酸性蓄尿
1

 

25

5日

冷蔵

HPLC

μg/day

包括165

D008 33

生Ⅱ

3~4日

12644

コルチゾール 〈尿〉cortisol, unconjugated

4D045

血中コルチゾールの欠点である日内変動を補う検査。一日トルエン蓄尿して尿中排泄量を定量する。

蓄尿
0.5

25

冷蔵

CLIA

μg/day

5.5~66.7

包括124

D008 15

生Ⅱ

2~4日

00926

遊離サイロキシン (FT4)free thyroxine

4B035

甲状腺ホルモンの一種。T4は、ほとんどが蛋白と結合しており活性を持たないが、本検査は生物活性を持つ遊離型を定量。

血液
2

遠心

 

血清
0.4

 

 

 

01

 

 

12週

冷蔵

CLIA

ng/dL

0.70~1.48

包括124

D008 15

生Ⅱ

2~3日

27609

遊離サイロキシン (FT4)《ECLIA》free thyroxine

4B035

甲状腺ホルモンの一種。T4は、ほとんどが蛋白と結合しており活性を持たないが、本検査は生物活性を持つ遊離型を定量。

血液
1

遠心

 

血清
0.3

 

 

 

01

 

 

7日

冷蔵

ECLIA

ng/dL

0.90~1.70

包括124

D008 15

生Ⅱ

2~3日

03860

遊離テストステロンfree testosterone

4F070

最も活性の強い男性ホルモン。大部分は生物活性のない蛋白結合型として血中に存在するが、本検査は活性を持つ遊離型のみを定量。

血液
1

遠心

 

血清
0.3

01

 

02

 

 

2カ月

RIA(チューブ固相法)

pg/mL

包括159

D008 29

生Ⅱ

2~5日

01145

遊離トリヨードサイロニン (FT3)free triiodothyronine

4B015

甲状腺ホルモンの一種、T3の遊離型。血中T3の大半はほとんどが蛋白と結合し活性を持たないが、本検査は生物活性を持つ遊離型を定量。

血液
2

遠心

 

血清
0.4

 

 

 

01

 

 

12週

冷蔵

CLIA

pg/mL

1.68~3.67

包括124

D008 15

生Ⅱ

2~3日

27610

遊離トリヨードサイロニン (FT3)《ECLIA》free triiodothyronine

4B015

甲状腺ホルモンの一種、T3の遊離型。血中T3の大半はほとんどが蛋白と結合し活性を持たないが、本検査は生物活性を持つ遊離型を定量。

血液
1

遠心

 

血清
0.3

 

 

 

01

 

 

7日

冷蔵

ECLIA

pg/mL

2.30~4.00

包括124

D008 15

生Ⅱ

2~3日

02994

卵胞刺激ホルモン (FSH)follicle-stimulating hormone

4A035

下垂体前葉から分泌され、卵巣や精巣を刺激するゴナドトロピン。女性では年令と性周期で大きく変動。

血液
1

遠心

 

血清
0.3

 

 

 

01

 

 

12週

冷蔵

CLIA

mIU/mL

包括108

D008 13

生Ⅱ

2~3日

12631

レニン濃度 (ARC)active renin concentration

4Z020

血液
2

遠心

 

EDTA血漿
0.5

14

 

02

 

 

1カ月

-20℃以下

CLEIA

pg/mL

2.21~39.49

105

D008 11

生Ⅱ

2~3日

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