WEB総合検査案内 掲載内容は、2025 年 4 月 1 日時点の情報です。

D007 血液化学検査

項目
コード
検査項目 採取量(mL)

遠心

提出量(mL)
容器 安定性
保存
方法
検査方法 基準値
(単位)
実施料
診療報酬区分
判断料区分
所要日数

03610

1,5-アンヒドログルシトール (1,5-AG)1,5-anhydroglucitol

3D085

尿糖排泄量が多いほど血中濃度が低下する糖尿病の指標。血糖コントロールの良好さを鋭敏に反映する。

血液
2

遠心

 

血清
0.4

 

 

 

01

 

 

4週

冷蔵

酵素法

μg/mL

14.0 以上

80

D007 21

生Ⅰ

1~2日

00869

1α,25-(OH)2ビタミンD[ビタミン]1,25-dihydroxy vitamin D3

3G070

最も生物活性が強いビタミンD。血中カルシウム濃度を上げる働きをもつ。

血液
3

遠心

血清
1

01

02

 

 

RIA(二抗体法)

pg/mL

20~60

388

D007 62

生Ⅰ

3~6日

00869

1α,25-(OH)2ビタミンD[副甲状腺]1,25-dihydroxy vitamin D3

3G070

最も生物活性が強いビタミンD。血中カルシウム濃度を上げる働きをもつ。

血液
3

遠心

血清
1

01

02

 

 

RIA(二抗体法)

pg/mL

20~60

388

D007 62

生Ⅰ

3~6日

27769

25-OHビタミンD [くる病][ビタミン]25-hydroxy vitamin D3

3G065

総ビタミンD量。ヒトを始めとする動物の骨代謝を司る重要な脂溶性ビタミンの一つ。

血液
2

遠心

 

血清
0.5

 

 

 

01

 

 

4日

冷蔵

ECLIA

ng/mL

117

D007 31

生Ⅰ

2~3日

27769

25-OHビタミンD [くる病][副甲状腺]25-hydroxy vitamin D3

3G065

総ビタミンD量。ヒトを始めとする動物の骨代謝を司る重要な脂溶性ビタミンの一つ。

血液
2

遠心

 

血清
0.5

 

 

 

01

 

 

4日

冷蔵

ECLIA

ng/mL

117

D007 31

生Ⅰ

2~3日

27425

25-OHビタミンD(Total) [骨粗鬆症][ビタミン]25-hydroxy vitamin D3

3G065

骨粗鬆症患者の骨折・転倒・骨密度低下のリスク評価、薬剤治療方針の決定、その効果予測に有用とされる検査。

血液
2

遠心

 

血清
0.5

 

 

 

01

 

 

4日

冷蔵

ECLIA

ng/mL

ビタミンD欠乏 20.0 未満
ビタミンD不足 20.0~29.9

117

D007 31

生Ⅰ

2~3日

27425

25-OHビタミンD(Total) [骨粗鬆症][副甲状腺]25-hydroxy vitamin D3

3G065

総ビタミンD量。ヒトを始めとする動物の骨代謝を司る重要な脂溶性ビタミンの一つ。

血液
2

遠心

 

血清
0.5

 

 

 

01

 

 

4日

冷蔵

ECLIA

ng/mL

ビタミンD欠乏 20.0 未満
ビタミンD不足 20.0~29.9

117

D007 31

生Ⅰ

2~3日

20135

FAX

ALP (アルカリフォスファターゼ)alkaline phosphatase

3B070

肝障害、胆汁うっ滞や骨疾患、妊娠等で上昇を示す酵素。血液型がB型、O型の人はやや高め。

血液
2

遠心

 

血清
0.5

 

 

 

01

 

 

1週

冷蔵

IFCC標準化対応法

U/L

38~113

包括11

D007 1

生Ⅰ

1~2日

06945

ALPアイソザイムalkaline phosphatase isoenzymes

3B080

ALP総活性が異常高値の場合、由来臓器の推定に用いられる検査。健常成人では2型、小児は3型が主体。

血液
1

遠心

 

血清
0.3

 

 

 

01

 

 

1週

冷蔵

アガロースゲル電気泳動法

%

48

D007 14

生Ⅰ

2~3日

00010

FAX

ALT (GPT)alanine aminotransferase

3B045

肝細胞の破壊に伴い血中に逸脱する酵素。AST(GOT)よりも肝に特異性が高く、肝炎の病勢指標に用いられる。

血液
2

遠心

 

血清
0.5

 

 

 

01

 

 

3日

冷蔵

JSCC標準化対応法

U/L

5~45

包括17

D007 3

生Ⅰ

1~2日

00016

FAX

CK (CPK)creatine kinase

3B010

骨格筋や心筋の崩壊を反映して上昇する酵素。急性心筋梗塞や多発性筋炎で上昇。

血液
2

遠心

 

血清
0.5

 

 

 

01

 

 

1週

冷蔵

JSCC標準化対応法

U/L

M 60~270
F 40~150

包括11

D007 1

生Ⅰ

1~2日

30324

CK-MB定量 (CPK-MB定量)creatine kinase-MB

3B015

CKが高値の場合に由来臓器を調べる検査。脳、骨格筋、心筋由来別にCK-BB、MM、MBに分けられる。

血液
2

遠心

血清
0.4

01

02

 

 

CLIA

ng/mL

2.2 以下

90

D007 22

生Ⅰ

2~3日

00069

CKアイソザイム (CPKアイソザイム)creatine kinase isoenzymes

3B025

CKが高値の場合に由来臓器を調べる検査。脳、骨格筋、心筋由来別にCK-BB、MM、MBに分けられる。

血液
1

遠心

 

血清
0.3

 

 

 

01

 

 

1週

冷蔵

アガロースゲル電気泳動法

%

BB 0~2
MB 0~3
MM 96~100

55

D007 17

生Ⅰ

2~3日

27690

FGF23fibroblast growth factor 23

4Z323

線維芽細胞増殖因子23は主に骨細胞から分泌される血中リン濃度調節に中心的役割を果たすペプチドホルモンである。

血液
2

遠心

 

血清
0.5

01

 

02

 

 

30日

CLEIA

pg/mL

30 未満

788

D007 64

生Ⅰ

3~5日

00108

HDL-コレステロール (HDL-Cho)HDL-cholesterol

3F070

HDLというリポ蛋白の粒子に含まれるコレステロール。一般に善玉コレステロールと呼ばれ、低値は動脈硬化の危険因子。

血液
2

遠心

 

血清
0.5

 

 

 

01

 

 

2週

冷蔵

酵素法(直接法)

mg/dL

M 40~85
F 40~95

包括17

D007 3

生Ⅰ

1~2日

05094

Ⅳ型コラーゲンtype 4 collagen

5C134

血液
1

遠心

血清
0.3

 

 

01

 

 

冷蔵

LA(ラテックス凝集比濁法)

ng/mL

150 以下

135

D007 36

生Ⅰ

2~3日

11783

Ⅳ型コラーゲン・7Stype 4 collagen・7S domain

5C135

非侵襲的な肝線維化指標として有用性が認められている検査。

血液
2

遠心

 

血清
0.5

 

 

 

01

 

 

15日

冷蔵

CLEIA

ng/mL

4.4 以下

148

D007 40

生Ⅰ

2~4日

26719

KL-6KL-6

5C210

間質性肺炎で血中に上昇するマーカー。Ⅱ型肺胞上皮細胞に由来する糖蛋白。

血液
2

遠心

 

血清
0.4

 

 

 

01

 

 

4週

冷蔵

CLEIA

U/mL

500 未満

111

D007 28

生Ⅰ

2~3日

00015

LAP (ロイシンアミノペプチダーゼ)leucine aminopeptidase

3B135

さまざまな臓器や胆汁中に広く分布する加水分解酵素。黄疸の鑑別や肝・胆道系疾患の診断、経過観察などに用いられる。

血液
2

遠心

 

血清
0.5

 

 

 

01

 

 

4週

冷蔵

L-ロイシル-p-ニトロアニリド基質法

U/L

M 45~81
F 37~61

包括11

D007 1

生Ⅰ

1~2日

20136

FAX

LD(LDH) (乳酸脱水素酵素)lactate dehydrogenase

3B050

ほとんどの組織や臓器に分布する酵素。貧血、炎症、腫瘍など汎用的なスクリーニング検査として用いられる。

血液
2

遠心

 

血清
0.5

 

 

 

01

 

 

2日

冷蔵

IFCC標準化対応法(UV)

U/L

124~222

包括11

D007 1

生Ⅰ

1~2日

00056

LDHアイソザイムlactate dehydrogenase isoenzymes

3B055

LDH高値の際に由来臓器を推定する検査。サブユニット欠損症では特定のアイソザイムが異常低値に。

血液
1

遠心

 

血清
0.3

 

 

 

01

 

 

4日

冷蔵

アガロースゲル電気泳動法

%

48

D007 14

生Ⅰ

2~3日

01995

LDL-コレステロール (LDL-Cho)LDL-cholesterol

3F077

LDLというリポ蛋白粒子に含まれるコレステロール。俗に悪玉コレステロールと呼ばれ、高値は冠動脈疾患の危険因子。

血液
2

遠心

血清
0.5

 

 

01

 

 

冷蔵

酵素法(直接法)

mg/dL

65~139

包括18

D007 4

生Ⅰ

1~2日

26362

M2BPGi (Mac-2結合蛋白糖鎖修飾異性体)Mac-2 binding protein glycosylation isomer

5C141

慢性肝炎から肝硬変への進行度を推定する新しい血中指標。肝線維化に伴う糖鎖構造部分の変化を特異的に検出。

血液
1

遠心

 

血清
0.3

 

 

 

01

 

 

4週

冷蔵

CLEIA

陰性(-)
(C.O.I) 1.00 未満

194

D007 48

生Ⅰ

2~3日

00079

m-AST (m-GOT)(ミトコンドリア-GOT)mitochondrial-AST

3B040

ミトコンドリア由来のAST。通常のASTと異なり、壊死を伴う肝細胞障害があると初めて血中で上昇する。

血液
2

遠心

 

血清
0.5

 

 

 

01

 

 

3日

冷蔵

プロテアーゼ法

IU/L

7 以下

49

D007 15

生Ⅰ

2~3日

00041

TG (中性脂肪)triglyceride

3F015

動脈硬化の危険因子。食後は高値になるため、採血は空腹時に行う。

血液
2

遠心

 

血清
0.5

 

 

 

01

 

 

4日

冷蔵

酵素法(遊離グリセロール消去法)

mg/dL

30~149

包括11

D007 1

生Ⅰ

1~2日

00013

γ-GT(γ-GTP) (γ-グルタミルトランスペプチダーゼ)gamma glutamyl transpeptidase

3B090

肝・胆道系障害のスクリーニングに用いられる検査。肝ミクロゾームでの薬物代謝に関与する酵素で、胆汁うっ滞や、アルコール性、薬剤性肝障害で上昇する。

血液
2

遠心

 

血清
0.5

 

 

 

01

 

 

4週

冷蔵

JSCC標準化対応法

U/L

M 80 以下
F 30 以下

包括11

D007 1

生Ⅰ

1~2日

01640

亜鉛 (Zn) 〈血清〉zinc

3I030

代表的な必須微量金属。欠乏すると皮膚炎や味覚障害をきたす。中心静脈栄養・経腸栄養に伴う亜鉛欠乏症の診断に重要。

単独検体

血液
2

遠心

 

 

金属用血清
0.5

 

 

 

指定容器 

 

68

 

 

 

 

18日

冷蔵

原子吸光法

μg/dL

80~130

136

D007 37

生Ⅰ

2~3日

01641

亜鉛 (Zn) 〈尿〉zinc

3I030

代表的な必須微量金属。欠乏すると皮膚炎や味覚障害をきたす。中心静脈栄養・経腸栄養に伴う亜鉛欠乏症の診断に重要。

単独検体

 

尿
5

指定容器 

 

59

 

4週

冷蔵

原子吸光法

μg/L

64~947

136

D007 37

生Ⅰ

3~6日

00369

アセトアミノフェンacetaminophen

3L005

解熱・鎮痛剤の血中濃度測定。

血液
1

遠心

 

血清
0.3

03

 

02

 

 

4週

冷蔵

HEIA

μg/mL

中毒域
4時間後 200 以上
12時間後 50 以上

185

D007 46

生Ⅰ

2~3日

00184

アデノシンデアミナーゼ (ADA) 〈血清〉adenosine deaminase

3B130

核酸の代謝酵素。血中濃度は免疫不全症で低値、血液系悪性腫瘍や肝炎で高値。胸水では癌性胸膜炎や心不全と比べ結核性胸膜炎でより高値に。

血液
2

遠心

 

血清
0.4

 

 

 

01

 

 

1週

冷蔵

酵素法

U/L

8.6~20.5

32

D007 11

生Ⅰ

2~3日

00067

アデノシンデアミナーゼ (ADA) 〈胸水〉adenosine deaminase

3B130

核酸の代謝酵素。血中濃度は免疫不全症で低値、血液系悪性腫瘍や肝炎で高値。胸水では癌性胸膜炎や心不全と比べ結核性胸膜炎でより高値に。

 

胸水
0.4

 

02

1週

冷蔵

酵素法

U/L

32

D007 11

生Ⅰ

2~3日

00732

アポ蛋白 (アポリポ蛋白) A-Ⅰapolipoprotein A-1

3F180

脂質と結合し、血中運搬を行う蛋白質。先天性脂質代謝異常症や動脈硬化症などの二次脂質代謝異常症の診断に用いられる。

血液
2

遠心

 

血清
0.5

 

 

 

01

 

 

2~3日

冷蔵

TIA

mg/dL

M 119~155
F 126~165

D007 10

生Ⅰ

1~2日

00733

アポ蛋白 (アポリポ蛋白) A-Ⅱapolipoprotein A-2

3F185

脂質と結合し、血中運搬を行う蛋白質。先天性脂質代謝異常症や動脈硬化症などの二次脂質代謝異常症の診断に用いられる。

血液
2

遠心

 

血清
0.5

 

 

 

01

 

 

2~3日

冷蔵

TIA

mg/dL

M 25.9~35.7
F 24.6~33.3

D007 10

生Ⅰ

1~2日

00734

アポ蛋白 (アポリポ蛋白) Bapolipoprotein B

3F190

脂質と結合し、血中運搬を行う蛋白質。先天性脂質代謝異常症や動脈硬化症などの二次脂質代謝異常症の診断に用いられる。

血液
2

遠心

 

血清
0.5

 

 

 

01

 

 

2~3日

冷蔵

TIA

mg/dL

M 73~109
F 66~101

D007 10

生Ⅰ

1~2日

00735

アポ蛋白 (アポリポ蛋白) C-Ⅱapolipoprotein C-2

3F195

脂質と結合し、血中運搬を行う蛋白質。先天性脂質代謝異常症や動脈硬化症などの二次脂質代謝異常症の診断に用いられる。

血液
2

遠心

 

血清
0.5

 

 

 

01

 

 

2~3日

冷蔵

TIA

mg/dL

M 1.8~4.6
F 1.5~3.8

D007 10

生Ⅰ

1~2日

00736

アポ蛋白 (アポリポ蛋白) C-Ⅲapolipoprotein C-3

3F200

脂質と結合し、血中運搬を行う蛋白質。先天性脂質代謝異常症や動脈硬化症などの二次脂質代謝異常症の診断に用いられる。

血液
2

遠心

 

血清
0.5

 

 

 

01

 

 

2~3日

冷蔵

TIA

mg/dL

M 5.8~10.0
F 5.4~ 9.0

D007 10

生Ⅰ

1~2日

00737

アポ蛋白 (アポリポ蛋白) Eapolipoprotein E

3F205

脂質と結合し、血中運搬を行う蛋白質。先天性脂質代謝異常症や動脈硬化症などの二次脂質代謝異常症の診断に用いられる。

血液
2

遠心

 

血清
0.5

 

 

 

01

 

 

2~3日

冷蔵

TIA

mg/dL

M 2.7~4.3
F 2.8~4.6

D007 10

生Ⅰ

1~2日

00019

アルドラーゼ (ALD)aldolase

3B100

細胞の破壊や壊死、代謝障害で高値となる解糖系酵素。組織崩壊をリアルタイムで反映する一方、臓器特異性が低いため補助診断に用いられる。

血液
2

遠心

 

血清
0.5

 

 

 

01

 

 

3~4日

冷蔵

UV法

IU/L

2.7~5.9

包括11

D007 1

生Ⅰ

1~2日

00115

(更新テスト)アルブミン (Alb)<改良BCP法>albumin

3A015

肝臓で合成される血中の主たる輸送体蛋白。栄養状態の悪化や肝障害の程度を反映して低下する。

血液
2

遠心

 

血清
0.5

 

 

 

01

 

 

4週

冷蔵

改良BCP法

g/dL

3.8~5.2

包括11

D007 1

生Ⅰ

1~2日

03841

アルブミン (Alb)<ネフェロメトリー法>albumin

3A015

肝臓で合成される血中の主たる輸送体蛋白。栄養状態の悪化や肝障害の程度を反映して低下する。

血液
2

遠心

 

血清
0.4

 

 

 

01

 

 

4週

冷蔵

ネフェロメトリー法

mg/dL

3,900~4,900

包括11

D007 1

生Ⅰ

2~3日

01638

アルミニウム (Al)alminium

3K105

人工透析患者の透析環境管理や、アルミニウム脳症の予防に実施される検査。

単独検体

血液
2

遠心

 

 

金属用血清
0.5

 

 

 

指定容器 

 

68

 

 

 

 

3週

冷蔵

原子吸光法

μg/dL

0.9 以下

112

D007 29

生Ⅰ

4~5日

01006

アンジオテンシンⅠ転換酵素 (ACE)angiotensin 1 converting enzyme

3B325

アンジオテンシンⅠをⅡに変換する酵素。サルコイドーシスで高値になる。

血液
2

遠心

 

血清
0.5

 

 

 

01

 

 

4週

冷蔵

笠原法

IU/L

7.7~29.4

140

D007 38

生Ⅰ

1~2日

01644

エタノール 〈血液〉ethanol

3Z040

血中濃度測定でアルコールによる酩酊程度の客観的評価を行う検査。

 

ヘパリン加血液
1

 

10

12日

GC

mg/mL

0.1 未満

108

D007 27

生Ⅰ

6~7日

30337

オートタキシン (ATX)autotaxin

5C240

肝線維化のマーカー。慢性肝疾患に伴う線維化の進行により内皮細胞に変化が生じると血中濃度が上昇する。

血液
1

遠心

 

血清
0.3

 

 

 

01

 

 

4週

冷蔵

FEIA

mg/L

194

D007 48

生Ⅰ

2~4日

00048

FAX

カリウム (K)potassium

3H015

異常高値の場合には心室細動から心停止を起こす。血球内に多く含まれるため溶血による見かけ上の高値に注意。

血液
2

遠心

 

血清
0.5

 

 

 

01

 

 

4週

冷蔵

電極法

mEq/L

3.5~5.0

包括11

D007 1

生Ⅰ

1~2日

00050

FAX

カルシウム (Ca)calcium

3H030

骨代謝だけではなく筋収縮、血液凝固にも必須な物質。PTH、ビタミンD、カルシトニン等が血中濃度を厳密にコントロール。

血液
2

遠心

 

血清
0.5

 

 

 

01

 

 

2週

冷蔵

アルセナゾⅢ法

mg/dL

8.4~10.4

包括11

D007 1

生Ⅰ

1~2日

27246

カルニチンcarnitines, fractionation

3G055

細胞のエネルギー代謝に重要な役割を担っている水溶性アミンの一つ。カルニチン欠乏症の診断および補充療法の導入に関して検査される。

血液
2

遠心

血清
0.5

 

 

01

 

 

冷蔵

酵素サイクリング法

μmol/L

総カルニチン 45~91
遊離カルニチン 36~74
アシルカルニチン 6~23

95+95

D007 23

生Ⅰ

2~3日

04755

肝細胞増殖因子 (HGF)hepatocyte growth factor

4Z315

劇症肝炎患者の血中で増加し、非常に強い肝細胞増殖活性をもつ蛋白。肝炎劇症化の予知と治療開始の指標として用いられる。

血液
1

遠心

血清
0.3

01

02

 

 

EIA

ng/mL

0.39 以下

227

D007 52

生Ⅰ

2~8日

27629

グアナーゼguanase

3B125

肝疾患のスクリーニング検査。肝炎の急性増悪期でASTやALTに先立って上昇し、より高値を保つ。

血液
2

遠心

血清
0.5

 

 

01

 

 

冷蔵

酵素法

IU/L

0.4~1.1

35

D007 12

生Ⅰ

4~5日

05121

グリコアルブミン (GA)albumin, glycated

3D055

過去1~2週間の血糖コントロール指標となる糖化蛋白。共存物質や低蛋白血症の影響を受けにくい。

溶血不可

血液
2

遠心

 

血清
0.5

 

 

 

 

01

 

 

 

1週

冷蔵

酵素法

%

12.3~16.5

55

D007 17

生Ⅰ

1~2日

01370

FAX

グルコース (GLU)glucose

3D010

一般に血糖値と呼ばれる糖尿病の基本的な検査。食事の前後で変動が大きいが、空腹時で126mg/dl以上は糖尿病を疑う。

 

NaF加血液
2

 

04

1週

冷蔵凍結不可

酵素法

mg/dL

70~109

包括11

D007 1

生Ⅰ

1~2日

00032

FAX

クレアチニン (CRE)creatinine

3C015

筋肉内でクレアチンから産生される非蛋白性の窒素化合物。食事など外的因子の影響を受けない腎機能の優れた指標。

血液
2

遠心

 

血清
0.5

 

 

 

01

 

 

1週

冷蔵

酵素法

mg/dL

M 0.61~1.04
F 0.47~0.79

包括11

D007 1

生Ⅰ

1~2日

00049

クロール (Cl)chloride

3H020

酸塩基平衡異常の診断に有用な検査。血中の代表的陰イオンでNaと共に測定し両者のバランスにより診断。

血液
2

遠心

 

血清
0.5

 

 

 

01

 

 

4週

冷蔵

電極法

mEq/L

98~108

包括11

D007 1

生Ⅰ

1~2日

00778

クロール定量[髄液検査]chloride

3H020

脳脊髄液中の無機物の主要成分。結核性髄膜炎で低下。

髄液
0.5

27

冷蔵

電極法

mEq/L

120~125

包括11

D007 1

生Ⅰ

2~3日

00080

FAX

血清アミラーゼ (AMY/S)amylase

3B160

膵臓や唾液腺より分泌される消化酵素。急性膵炎や耳下腺炎で上昇し、高値をみた時はアイソザイムにより由来臓器を推定する。

血液
2

遠心

 

血清
0.5

 

 

 

01

 

 

4週

冷蔵

酵素法

U/L

40~122

包括11

D007 1

生Ⅰ

1~2日

00053

血清鉄 (Fe)iron

3I010

貧血の病態把握を行うための基本的な検査。鉄は赤血球のヘモグロビンを構成する元素で、欠乏すると小球性貧血をきたす。

血液
2

遠心

 

血清
0.5

 

 

 

01

 

 

2週

冷蔵

比色法

μg/dL

M 50~200
F 40~180

包括11

D007 1

生Ⅰ

1~2日

00055

血清銅 (Cu)copper

3I025

Wilson病をはじめとする銅代謝異常の診断指標。銅輸送蛋白セルロプラスミンの同時測定により診断効率が向上。

血液
2

遠心

血清
0.4

 

 

01

 

 

冷蔵

比色法

μg/dL

70~132

包括23

D007 5

生Ⅰ

1~2日

00034

FAX

血中アンモニア (NH3)ammonia

3C040

劇症肝炎・肝硬変にともなう肝性昏睡の病態把握に必須の検査。

血液
1

遠心

除蛋白上清
3

05

02

 

 

藤井・奥田変法

μg/dL

30~86
(採血直後測定)

50

D007 16

生Ⅰ

2~3日

01158

ケトン体分画 〈静脈血〉ketone bodies, fractionation

3E045

脂肪酸の分解産物。静脈血中では糖尿病の重症化に伴うケトアシドーシスで高値。動脈血ではケトン体比により肝機能の指標に。

血液
1

冷遠

 

血清
0.3

01

 

02

 

 

4週

-70℃以下

酵素法

μmol/L

59

D007 19

生Ⅰ

2~3日

05186

ケトン体分画 〈動脈血〉ketone bodies, fractionation

3E045

脂肪酸の分解産物。静脈血中では糖尿病の重症化に伴うケトアシドーシスで高値。動脈血ではケトン体比により肝機能の指標に。

血液
1

冷遠

 

血清
0.3

01

 

02

 

 

4週

-70℃以下

酵素法

アセト酢酸/
3-ハイドロキシ酪酸比
0.7 以上

59

D007 19

生Ⅰ

2~3日

30323

高感度心筋トロポニンItroponin I

5C094

高い心筋特異性をもつ心筋マーカーである。

血液
2

遠心

血清
0.5

01

02

 

 

CLIA

pg/mL

26.2 以下

急性心筋梗塞のカットオフ値
26.2

112

D007 29

生Ⅰ

2~3日

03132

コプロポルフィリン定量 〈血液〉coproporphyrin

3J040

ヘム合成系の中間代謝物。先天性ポルフィリアやコプロポルフィリア、鉛中毒などで尿中に著増する。

ヘパリン加血液
1.5

64
遮光

冷蔵凍結不可

HPLC

μg/dL RBC

1 以下

210

D007 50

生Ⅰ

5~10日

00014

コリンエステラーゼ (ChE,Ch-E)cholinesterase

3B110

コリンエステルをコリンと有機酸に加水分解する酵素。主に肝疾患により低下し、有機リン剤による中毒でも低値をとる。

血液
2

遠心

 

血清
0.5

 

 

 

01

 

 

2週

冷蔵

p-ヒドロキシベンゾイルコリン法

U/L

M 234~493
F 200~452

包括11

D007 1

生Ⅰ

1~2日

09936

シスタチンCcystatinC

3C016

腎糸球体濾過量(GFR)を反映する新しい血中指標。筋肉量の影響を受けないため性差が小さく、Ccrの推定に用いられる。

血液
1

遠心

 

血清
0.3

 

 

 

01

 

 

1週

冷蔵

LA(ラテックス凝集比濁法)

mg/L

M 0.61~1.00
F 0.51~0.82

115

D007 30

生Ⅰ

1~2日

99900

FAX

新規テスト検査項目proteins, fractionation

3A020

栄養状態と肝・腎機能の指標。肝硬変やネフローゼによる低蛋白血症で低下し、脱水や多発性骨髄腫などで上昇。

血清
0.5
血清
0.3

 

EDTA加血液
1

01

65
遮光

 

84
遮光

冷蔵凍結不可

20日

アガロースゲル電気泳動法

包括18

D007 4

生Ⅰ

2~3日

03855

心室筋ミオシン軽鎖Ⅰmyosin light chainⅠ

5C092

心筋の収縮に働く心筋細胞の構造蛋白。心筋梗塞の病態把握に有用。発症3時間から1週間後まで高値をとる。

血液
2

遠心

 

血清
0.4

01

 

02

 

 

12週

EIA

ng/mL

2.5 以下

184

D007 45

生Ⅰ

2~5日

03688

膵アミラーゼ 〈血清〉pancreatic amylase

3B175

膵膵、唾液腺の逸脱酵素。各種の膵疾患ではP型、唾液腺疾患、腹部疾患ではS型、マクロアミラーゼ血症では分類不能型が上昇。

血液
2

遠心

 

血清
0.5

 

 

 

01

 

 

1週

冷蔵

阻害抗体法

U/L

19~53

48

D007 14

生Ⅰ

1~2日

00029

膵アミラーゼ 〈尿〉pancreatic amylase

3B175

膵膵、唾液腺の逸脱酵素。各種の膵疾患ではP型、唾液腺疾患、腹部疾患ではS型、マクロアミラーゼ血症では分類不能型が上昇。

 

尿
0.5

 

25

1週

冷蔵

阻害抗体法

U/L

48

D007 14

生Ⅰ

2~3日

02742

膵ホスホリパーゼA2 (膵PLA2)phospholipase A2

3B192

膵腺房細胞で産生される分泌型酵素。膵炎の診断および重症度の判定、経過観察に有用。

血液
1

遠心

 

血清
0.3

01

 

02

 

 

12週

RIA(ビーズ固相法)

ng/dL

130~400

204

D007 49

生Ⅰ

2~5日

04005

赤血球プロトポルフィリンprotoporphyrin

3J055

骨髄や肝臓に存在するポルフィリン体の一種。ポルフィリン症の鑑別、鉛中毒のスクリーニングに用いられる検査。

 

ヘパリン加血液
0.5

 

64
遮光

3週

冷蔵

HPLC

μg/dL 全血

272

D007 56

生Ⅰ

4~10日

01147

セレン (Se)selenium

3I035

至適血中濃度幅が狭いため、欠乏から中毒へ転じやすい必須微量金属。

単独検体

血液
2

遠心

 

 

金属用血清
0.5

 

 

 

指定容器 

 

68

 

 

 

 

3週

冷蔵

ICP-MS

μg/dL

10.0~16.0

144

D007 39

生Ⅰ

3~4日

00039

総コレステロール (T-Cho)cholesterol, total

3F050

原発性・続発性高コレステロール血症のスクリーニング検査。

血液
2

遠心

 

血清
0.5

 

 

 

01

 

 

1週

冷蔵

酵素法

mg/dL

120~219

包括17

D007 3

生Ⅰ

1~2日

00270

総胆汁酸 (TBA) 〈血清〉bile acids

3F110

肝細胞で特異的に産生されるため、肝・胆道疾患に特異的なマーカー。

血液
2

遠心

 

血清
0.5

 

 

 

01

 

 

4週

冷蔵

酵素法

μmol/L

10.0 以下

47

D007 13

生Ⅰ

1~2日

01853

総胆汁酸 (TBA) 〈胆汁〉bile acids

3F110

肝細胞で特異的に産生されるため、肝・胆道疾患に特異的なマーカー。

 

胆汁
0.5

 

02

4週

冷蔵

酵素法

μmol/mL

47

D007 13

生Ⅰ

2~3日

00021

FAX

総蛋白 (TP)total proteins

3A010

栄養状態と肝・腎機能の指標。肝硬変やネフローゼによる低蛋白血症で低下し、脱水や多発性骨髄腫などで上昇。

血液
2

遠心

 

血清
0.5

 

 

 

01

 

 

4週

冷蔵

ビューレット法

g/dL

6.7~8.3

包括11

D007 1

生Ⅰ

1~2日

00054

総鉄結合能 (TIBC)total iron binding capacity

3I015

赤血球ヘモグロビンの原材料である鉄の血中総運搬能。貧血の診断指標として、血清鉄・UIBCとともに測定される。

血液
2

遠心

 

血清
0.5

 

 

 

01

 

 

12週

冷蔵

比色法

μg/dL

M 270~425
F 270~440

包括11

D007 1

生Ⅰ

1~2日

00001

FAX

総ビリルビン (T-BIL)bilirubins, total

3J010

ヘモグロビンやポルフィリン体の分解産物。総ビリルビンとその分画は、肝疾患の診断、黄疸の鑑別に有用。

血液
2

遠心

 

血清
0.5

 

 

 

01

 

 

1週

冷蔵

酵素法

mg/dL

0.2~1.2

包括11

D007 1

生Ⅰ

1~2日

00776

蛋白定量[髄液検査]protein, quantitative [cerebrospinal fluid]

1C010

感染症を始めとするさまざまな中枢神経系疾患で上昇。髄液漏で低下。

髄液
1

27

冷蔵

ピロガロールレッド法

mg/dL

10~40

包括11

D007 1

生Ⅰ

2~3日

00792

蛋白定量[腹水・胸水・穿刺液検査]protein, quantitative [puncture fluid]

1Z010

腹水・胸水などの穿刺液中の蛋白量を測定することにより、浸出液か漏出液かを判定。

穿刺液
1

27

冷蔵

ピロガロールレッド法/ビューレット法

g/dL

浸出液 4.0 以上
漏出液 2.5 以下

包括11

D007 1

生Ⅰ

2~3日

34153

蛋白分画 (PR-F)proteins, fractionation

3A020

血清中の蛋白質の構成比より、さまざまな病態の把握を行う基本的な検査。数値よりも分画パターンが重要。

溶血不可

血液
2

遠心

 

血清
0.4

 

 

 

 

01

 

 

 

1週

冷蔵

キャピラリー電気泳動法

包括18

D007 4

生Ⅰ

2~3日

00002

直接ビリルビン (D-BIL)bilirubin, conjugated

3J015

肝でグルクロン酸抱合を受けたビリルビン。総ビリルビンとともに、肝疾患の診断、黄疸の鑑別などに重要な検査。

血液
2

遠心

 

血清
0.5

 

 

 

01

 

 

1週

冷蔵

酵素法

mg/dL

0.0~0.2

包括11

D007 1

生Ⅰ

1~2日

00777

糖定量[髄液検査]glucose, quantitative [cerebrospinal fluid]

1C015

血糖値の約2/3の値をとり、血糖値に1~2時間遅れて増減する。細菌性、結核性髄膜炎で低下し、ウイルス性髄膜炎では低下しない。

髄液
0.5

27

冷蔵

グルコキナーゼ法

mg/dL

50~75

包括11

D007 1

生Ⅰ

2~3日

00793

糖定量[腹水・胸水・穿刺液検査]glucose, quantitative [puncture fluid]

1Z015

漏出液では血糖値に近く、浸出液では低値を示す。

穿刺液
1

27

冷蔵

グルコキナーゼ法

mg/dL

包括11

D007 1

生Ⅰ

2~3日

26594

トリプシンtrypsin

3B185

膵臓にのみ存在する蛋白分解酵素。膵機能検査として膵特異性が高く、特に回復期の膵炎診断に有用。

血液
2

遠心

 

血清
0.4

 

 

 

01

 

 

3週

冷蔵

EIA

ng/mL

100~550

189

D007 47

生Ⅰ

3~5日

00047

FAX

ナトリウム (Na)sodium

3H010

細胞外液中の陽イオンの主体。主要な浸透圧活性物質。

血液
2

遠心

 

血清
0.5

 

 

 

01

 

 

4週

冷蔵

電極法

mEq/L

137~147

包括11

D007 1

生Ⅰ

1~2日

01528

乳酸lactate

3E010

LDHによりピルビン酸から産生される解糖系の最終代謝産物。乳酸アシドーシスで高値に。

血液
1

遠心

 

 

除蛋白上清
0.5

 

 

指定容器 

 

06

 

 

 

4週

酵素法

mg/dL

3.7~16.3
(空腹安静時)

47

D007 13

生Ⅰ

2~3日

00081

尿アミラーゼ (AMY/U)amylase

3B160

膵臓や唾液腺より分泌される消化酵素。急性膵炎や耳下腺炎で上昇し、高値をみた時はアイソザイムにより由来臓器を推定する。

 

尿
0.5

 

25

3日

冷蔵

酵素法

U/L

65~840

包括11

D007 1

生Ⅰ

1~2日

00036

FAX

尿酸 (UA)uric acid

3C020

腎臓から排泄される核酸の最終代謝産物。高値の場合は、痛風や痛風腎、尿路結石症を発症する。

血液
2

遠心

 

血清
0.5

 

 

 

01

 

 

4週

冷蔵

酵素法

mg/dL

M 3.8~7.0
F 2.5~7.0

包括11

D007 1

生Ⅰ

1~2日

00035

FAX

尿素窒素 (UN) (BUN)urea nitrogen

3C025

血液中に含まれる尿素窒素。腎機能の指標として広く利用され、腎不全、熱傷、消化管出血や高蛋白食摂取で上昇。

血液
2

遠心

 

血清
0.5

 

 

 

01

 

 

1週

冷蔵

ウレアーゼ-GIDH法

mg/dL

8.0~20.0

包括11

D007 1

生Ⅰ

1~2日

34206

尿中蛋白分画proteins, fractionation

3A020

 

尿
1

 

25

1週

冷蔵

アガロースゲル電気泳動法

包括18

D007 4

生Ⅰ

2~3日

12224

尿中銅copper

3I025

Wilson病をはじめとする銅代謝異常の診断指標。銅輸送蛋白セルロプラスミンの同時測定により診断効率が向上。

単独検体

 

蓄尿
5

または

 

 

部分尿
5

指定容器 

 

59

 

指定容器 

 

59

 

4週

冷蔵

 

 

4週

冷蔵

原子吸光法

(1日量) 13 μg/day 以下
(濃度) 18 μg/L 以下

包括23

D007 5

生Ⅰ

3~6日

26126

肺サーファクタントプロテインA (SP-A)pulmonary surfactant protein A

3F250

肺胞のⅡ型上皮細胞で産生されるサーファクタント蛋白。間質性肺炎や肺線維症で血中濃度が上昇。

血液
1

遠心

 

血清
0.3

 

 

 

01

 

 

4週

冷蔵

CLEIA

ng/mL

43.8 未満

130

D007 35

生Ⅰ

2~4日

12445

肺サーファクタントプロテインD (SP-D)pulmonary surfactant protein D

3F253

肺胞サーファクタントに含まれるアポ蛋白。間質性肺炎や肺胞蛋白症で血中濃度が上昇。

血液
2

遠心

 

血清
0.5

 

 

 

01

 

 

15日

冷蔵

CLEIA

ng/mL

110 未満

136

D007 37

生Ⅰ

2~3日

04227

ヒアルロン酸hyaluronate

3D080

水分や電解質の保持と抗凝固作用を担う酸性ムコ多糖体。肝硬変や関節リウマチの進行度把握に有用。

血液
1

遠心

血清
0.3

 

 

01

 

 

冷蔵

LA(ラテックス凝集比濁法)

ng/mL

50.0 以下

179

D007 43

生Ⅰ

1~2日

26560

ビタミンB1 (サイアミン)vitamin B1

3G025

欠乏すると脚気の病状を呈する水溶性ビタミン。

 

EDTA加血液
1

 

84
遮光

20日

LC-MS/MS

μg/dL

2.6~5.8

239

D007 53

生Ⅰ

3~4日

01563

ビタミンB2 (リボフラビン)vitamin B2

3G030

糖質や脂肪、タンパク質代謝などのエネルギー産生系に関与する水溶性ビタミン。欠乏で口角炎、脂漏性皮膚炎となる。

 

EDTA加血液
1

 

84
遮光

20日

HPLC

μg/dL

12.8~27.6

242

D007 54

生Ⅰ

3~4日

01565

ビタミンB12 (シアノコバラミン)vitamin B12

3G040

欠乏により巨赤芽球性貧血をもたらす水溶性の造血ビタミン。吸収には胃から分泌される内因子といわれる蛋白が必要。

血液
2

遠心

 

血清
0.4

01

 

02

 

 

12週

CLIA

pg/mL

233~914

140

D007 38

生Ⅰ

2~3日

03990

ビタミンC (アスコルビン酸)vitamin C (L-ascorbic acid)

3G060

強い還元作用をもつ水溶性ビタミン。欠乏で壊血病となる。

血清

遠心

 

 

除蛋白上清
0.5

指定容器 

 

58
遮光

 

 

 

4週

-70℃以下

HPLC

μg/mL

5.5~16.8

305

D007 60

生Ⅰ

5~7日

08049

ヒト心臓由来脂肪酸結合蛋白 (H-FABP)heart type fatty acid-binding protein

5C091

遊離脂肪酸の細胞内輸送に関与する低分子可溶性蛋白。心筋に特異的で、早期における急性心筋梗塞の診断指標。

血液
1

遠心

 

血清
0.3

01

 

02

 

 

1カ月

LA(ラテックス凝集比濁法)

ng/mL

5.0 以下

135

D007 36

生Ⅰ

2~8日

01529

ピルビン酸pyruvate

3E015

解糖系の終末に位置する産物。ミトコンドリア異常症やLDH欠損症で乳酸、LDHとともに測定される。

血液
1

遠心

 

 

除蛋白上清
0.5

 

 

指定容器 

 

06

 

 

 

4週

酵素法

mg/dL

0.30~0.90
(空腹安静時)

47

D007 13

生Ⅰ

2~3日

01859

フェリチンferritin

5C095

鉄の貯蔵および血清鉄濃度の維持を行う蛋白。鉄の貯蔵状態を反映し、各種血液疾患の病態把握に有用。

血液
2

遠心

 

血清
0.4

 

 

 

01

 

 

12週

冷蔵

CLIA

ng/mL

M 9.0~275
F 4.0~87.0

105

D007 25

生Ⅰ

2~3日

00117

不飽和鉄結合能 (UIBC)unsaturated iron binding capacity

3I020

トランスフェリン等の血中鉄輸送蛋白上で鉄が結合していない部分。すなわち鉄結合予備能を表し、血清鉄との和がTIBCに相当。

血液
2

遠心

 

血清
0.5

 

 

 

01

 

 

12週

冷蔵

比色法

μg/dL

M 140~330
F 150~385

包括11

D007 1

生Ⅰ

1~2日

27103

プレセプシンpresepsin

5C216

敗血症の新しい血中マーカー。敗血症に特異性が高く、APACHEⅡスコアの相関が高いとされる。

単独検体

血液
2

冷遠

 

ヘパリン血漿
0.4

 

10

 

02

 

 

 

12週

CLEIA

pg/mL

敗血症(細菌性)診断の
カットオフ値
500

301

D007 59

生Ⅰ

2~3日

08007

プロカルシトニン (PCT)procalcitonin

5C215

細菌性敗血症で上昇するポリペプチド。ウイルスや真菌感染、膠原病、腫瘍熱等との鑑別や重症度判定に有用。

血液
1

遠心

 

血清
0.3

01

 

02

 

 

13カ月

ECLIA

ng/mL

0.05 以下

284

D007 58

生Ⅰ

2~3日

02921

プロコラーゲンⅢペプチド (P-Ⅲ-P)procollagen-3-peptide

5C130

コラーゲンが生成される際、プロコラーゲンから遊離するペプチド。肝炎から肝硬変への進展時に、肝臓の線維化を示す指標。

血液
2

遠心

血清
0.4

 

 

01

 

 

冷蔵

IRMA(チューブ固相法)

U/mL

0.3~0.8

136

D007 37

生Ⅰ

3~5日

00052

マグネシウム (Mg)magnesium

3H025

種々の酵素の補助因子として作用し、生体代謝調節に重要な役割を担う必須微量金属。

血液
2

遠心

 

血清
0.5

 

 

 

01

 

 

2週

冷蔵

酵素法

mg/dL

1.9~2.5

包括11

D007 1

生Ⅰ

1~2日

07408

マンガン (Mn) 〈血液〉manganese

3K125

マンガン鉱山や精錬工場労働者におけるマンガンへの暴露指標。

 

ヘパリン加血液
0.5

 

10

3週

冷蔵

原子吸光法

μg/dL

0.4~2.0

包括27

D007 8

生Ⅰ

6~11日

01630

マンガン (Mn) 〈血清〉manganese

3K125

マンガン鉱山や精錬工場労働者におけるマンガンへの暴露指標。

単独検体

血液
2

遠心

 

 

金属用血清
0.5

 

 

 

指定容器 

 

68

 

 

 

 

3週

冷蔵

原子吸光法

μg/dL

0.7 以下

包括27

D007 8

生Ⅰ

6~11日

01631

マンガン (Mn) 〈尿〉manganese

3K125

マンガン鉱山や精錬工場労働者におけるマンガンへの暴露指標。

単独検体

 

尿
0.5

指定容器 

 

59

 

3週

冷蔵

原子吸光法

μg/L

2.0 未満

包括27

D007 8

生Ⅰ

6~11日

01843

ミオグロビン 〈血清〉myoglobin

5C090

筋肉中へ酸素を取り込むヘム蛋白質。心筋梗塞等において早期に血中へ逸脱し、増減が早いため急性期の指標に用いられる。

血液
1

遠心

 

血清
0.3

 

 

 

01

 

 

1週

冷蔵

CLIA

ng/mL

M 154.9 以下
F 106.0 以下

135

D007 36

生Ⅰ

2~3日

12748

ミオグロビン 〈尿〉myoglobin

5C090

筋肉中へ酸素を取り込むヘム蛋白質。心筋梗塞等において早期に血中へ逸脱し、増減が早いため急性期の指標に用いられる。

 

 

尿
6

指定容器 

 

73

 

10日

冷蔵

CLEIA

ng/mL

2.0 未満

135

D007 36

生Ⅰ

2~4日

00051

無機リン (P)inorganic phosphate

3H040

副甲状腺ホルモンおよびビタミンDにより調節される生体内の重要な無機物。血中では大部分がH2PO42-として存在。

血液
2

遠心

 

血清
0.5

 

 

 

01

 

 

1週

冷蔵

酵素法

mg/dL

2.5~4.5

包括17

D007 3

生Ⅰ

1~2日

00043

遊離コレステロール (F-Cho)cholesterol, non-esterified

3F065

総コレステロールと同時測定し、その比を見ることで、肝実質障害の程度を推定する指標。LCAT欠損でも上昇。

血液
2

遠心

 

血清
0.5

 

 

 

01

 

 

1週

冷蔵

酵素法

mg/dL

34~66

包括11

D007 1

生Ⅰ

1~2日

01566

葉酸folic acid

3G105

核酸、アミノ酸代謝に関わる水溶性ビタミン。欠乏すると巨赤芽球性貧血を引き起こす。

血液
2

遠心

 

血清
0.5

01

 

02

 

 

12週

CLIA

ng/mL

3.6~12.9

150

D007 41

生Ⅰ

2~3日

01548

リパーゼlipase

3B180

脂肪を分解する消化酵素で、膵臓由来の糖蛋白。急性・慢性膵炎などの膵疾患で逸脱酵素として血中に上昇。

血液
1

遠心

 

血清
0.3

 

 

 

01

 

 

4週

冷蔵

酵素法

U/L

5~35

包括24

D007 6

生Ⅰ

1~2日

02591

リポ蛋白(a) [Lp(a)]lipoprotein (a)

3F156

LDLを構成するアポ蛋白B-100にアポ蛋白(a)が結合したもの。動脈硬化の独立した危険因子だが個人差が大。

血液
2

遠心

 

血清
0.5

 

 

 

01

 

 

2週

冷蔵

LA(ラテックス凝集比濁法)

mg/dL

30.0 以下

107

D007 26

生Ⅰ

1~2日

00172

リポ蛋白分画lipoproteins, fractionation

3F135

リポ蛋白を電気泳動法で分画し、脂質異常症の分類と病態把握を行う検査。

血液
1

遠心

 

血清
0.3

 

 

 

01

 

 

4日

冷蔵凍結不可

アガロースゲル電気泳動法

%

49

D007 15

生Ⅰ

2~3日

12489

リポ蛋白分画《HPLC》lipoproteins, fractionation [PAGE]

3F140

リポ蛋白を電気泳動法で分画し、脂質異常症の分類と病態把握を行う検査。

血液
2

遠心

血清
0.5

 

 

01

 

 

冷蔵凍結不可

HPLC

%, mg/dL

129

D007 34

生Ⅰ

4~6日

00042

リン脂質 (PL)phospholipid

3F025

血中での脂質の安定化と代謝に重要な役割を果たすリポ蛋白の構成要素。肝・胆道疾患で異常値を示す。

血液
2

遠心

 

血清
0.5

 

 

 

01

 

 

1週

冷蔵

酵素法

mg/dL

150~280

包括15

D007 2

生Ⅰ

1~2日

04781

レムナント様リポ蛋白-コレステロール (RLP-コレステロール)remnant like particles-cholesterol

3F078

カイロミクロンやVLDLが代謝分解される際の中間産物。血中濃度が高値の場合、動脈硬化の危険因子として注目。

血液
2

遠心

 

血清
0.4

 

 

 

01

 

 

5日

冷蔵凍結不可

酵素法

mg/dL

7.5 以下

179

D007 43

生Ⅰ

1~2日

20134

ロイシンリッチα2グリコプロテイン (LRG)leucine-rich alpha-2-glycoprotein(LRG)

5C245

炎症性腸疾患(Inflammatory bowel disease;IBD)の寛解期と活動期を反映する血清バイオマーカー。

血液
2

遠心

 

血清
0.4

 

 

 

01

 

 

7日

冷蔵

LA(ラテックス凝集比濁法)

μg/mL

16.0 未満
(炎症性腸疾患の活動期の
判定補助における参考基準値)

276

D007 57

生Ⅰ

2~3日

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